2014年10月

希望のまち東京in東部第24回市民カフェ

希望のまち東京in東部は2014年10月30日、第24回市民カフェを東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。今回は「希望の政策を語り合う集い」の準備である。

希望のまち東京in東部は足立区と江東区で連続して「希望の政策を語り合う集い」を開催する。足立区では「空き家活用を中心に、区議会各会派議員との対話」と題して、11月1日午後1時半から東京芸術センターで議員と市民との対話集会を開催する。江東区では2014年11月8日午後6時半からカメリアプラザ(亀戸文化センター)第2研修室で開催する。

早めに来られる人は11月1日11時に北千住駅北口に集合し、集いのビラ配りをする。当日スタッフは12時50分に東京芸術センターに集合する。集いは2時間である。あっという間に終わりそうである。討論をメインにしたい。報告は簡潔にする。アンケートはとらない。会場で様々な意見を言ってもらえばいい。参加者名簿を作る。地域毎ではなく、来た人に書いてもらう。

若者への住まいの支援をすべきではないかと足立区に突きつけた。「反貧困全国集会2014 〜生きぬくために つながろう!〜」ではJK産業について言及された。言葉巧みにJK産業に取り込んでくる。まず住まいが必要である。そして相談に乗れる人がいる。

行政はセーフティネットがあると言っても、苦しむ若者を念頭に置いていない。若者の苦しみは今に始まったことではない。「俺はどうなってもいい」と自暴自棄になる若者の気持ちはある。住まいもない、仕事もない。そのような若者を増やす土壌はどこにあるのか、考えて欲しい。

江東区は二極化している。分譲マンションを購入するファミリー層がいる一方で、貧困者もいる。江東区は格差社会の片側を見ていない感じである。足立区は貧困ビジネス進出問題に取り組んだ実績がある。足立区議会建設委員会では空き家問題が大きな問題になるとの認識を踏まえて継続審議になった。
http://hayariki.net/tobu/cafe24.html
母子世帯も増加している。非正規雇用が拡大する中で若年層の貧困が問題になっている。このような実態を行政担当者がどれほど知っているのか。若者の悲惨な実態をどれほど知っているのか。明日の希望が全く見えない人々がいる。自殺は若年層の死因が圧倒的である。イジメ問題の背景にも貧困問題がある。空き家問題は若者支援として進めていきたい。豊島区では空き家の実態を調査している。行政に対するアプローチを続けていく。

希望のまち東京in東部事務所でテーマを決めて集まることで、つながりを拡大できるのではないか。Facebookのイベントの「友達を招待」機能を利用する。

希望の政策を語り合う集い:足立区

希望の政策を語り合う集い(足立区)のプログラムが決まりました。
日時:2014年11月1日午後1時15分開場、1時半開始、3時30分終了
場所:東京芸術センター会議室1(9階)
住所:足立区千住1-4-1・北千住駅西口徒歩7分
資料代:300円
http://www.hayariki.net/tobu/tsudoi.html
【プログラム】司会:瀬田裕和共同代表
主催者挨拶(伴敏子共同代表)
パネラー挨拶(伊藤和彦・足立区議会議員、おぐら修平・足立区議会議員)
空き家活用陳情報告(希望のまち東京in東部)
貧困ビジネス問題報告(林田力共同代表)
討論

日時:2014年11月8日午後6時15分開場、6時半開始、8時30分終了
場所:カメリアプラザ(亀戸文化センター)第2研修室(5階)
住所:東京都江東区亀戸2-19-1・亀戸駅北口徒歩5分

本日の希望のまち東京in東部第24回市民カフェのレポートです。
http://www.hayariki.net/tobu/cafe24.html
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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

二子玉川ライズでアダルトビデオ撮影

#世田谷区 #二子玉川 #不動産 #税 東京都世田谷区玉川のタワーマンション・二子玉川RIZEタワー&レジデンスはアダルトビデオ撮影現場になった。この事実は住みたくない、子どもが学校でいじめられる、マンションの資産価値を下げるなど住民の問題になった。住民の懸念を裏付ける裁判が起きている。
渋谷区がアダルトビデオ撮影現場であった建物を保養所として購入したことが区民に損害を与えるとして、渋谷区議が提訴した。アダルトビデオ撮影現場は区民が安らげる場所にならないと主張する。

ヘイトスピーチv林田力書評

#雑誌 #差別 #政治 #書店 岩波書店『世界』2014年11月号はヘイトスピーチの問題を特集する。在日韓国朝鮮人へのヘイトスピーチを批判するトーンであるが、左翼側が若年層らの不満や不安に応えていなかったことの反省を求める指摘もある。ヘイトデモのカウンター「レイシストしばき隊」に若年層らを搾取する貧困ビジネスのゼロゼロ物件業者が存在する中で、この指摘は重要である。
ヘイトスピーチ批判に対する疑問として、在日韓国朝鮮人への人種差別発言が批判されるとしても、「安倍死ね」「福島の農家は人殺し」などの発言がスルーされていることがある。これはダブルスタンダードである。ヘイトスピーチという用語を自分達に都合の悪い主張を封殺するために利用しているだけとの批判が当てはまる。多様性の尊重から最も遠いところにいる存在が左翼ではないかと思えてくる。
ダブルスタンダード批判への反論となる論理も記事の中には存在する。ヘイトスピーチをマイノリティへの攻撃とする指摘である(師岡康子「包括的人種差別禁止法制定に向けて」82頁)。この論理は在日韓国朝鮮人への攻撃は問題であるが、「安倍死ね」のような少数派から多数派への攻撃はヘイトスピーチの問題外になる。ダブルスタンダードでも問題ないという論理的な一貫性は成立する。
しかし、この論理には少数派への憎悪を正当化する要素も含まれている。もともと在特会の出発点は在日特権なる少数派の特権を許さないことにあった。これまで彼らの主張する在日特権の信憑性は乏しかったが、ヘイトスピーチ規制が少数派保護のためにあると位置付けるならば、ここに明確な少数派特権が成立することになる。それを許さない運動にも存在意義が生じることになる。
それならばネット右翼を批判できないかと言えば、そうではない。記事にはネット右翼の体質への批判もある。地域で困っている人を助けるようなことをせず、国家から入っていくからおかしくなっていると。「『保守』を自任するのであれば、地域社会をいかに立て直すかから始めなければならないのに、なぜか国家から語り起こす」(対談「人間と社会を傷つけるヘイトスピーチ」94頁、安田浩一発言)
これは同感である。アメリカでも草の根保守が栄えているが、彼らは教会による慈善にも熱心である。故に国家の福祉に消極的であることも(福祉受給を受給者の人権として捉えていない点で批判できるとしても)、一応の筋が通る。そのような視点すらないところに日本のネット右翼の軽薄さがある。そして「国家から語り起こす」ことへの批判はネット右翼にとどまらず、一部左翼にも当てはまる。ここで冒頭の左翼の反省すべき点が重なってくる。

希望のまち東京in東部・空き家活用陳情報告

希望のまち東京in東部は江東区長と江東区議会に空き家の実態を調査し、シェアハウスへの転用や家賃補助と組み合わせるなど、若年層の住まいにする施策の検討を求める陳情を提出した。
2013年10月26日、都政わいわい勉強会in東部地区「貧困ビジネスを考える」において、住まいの貧困に対して空き家の活用が提言される。
2014年7月7日、江東区長に「若者の自立支援政策を目的とした区内の空き家の実態調査とそれに基づく施策策定の陳情」を提出。
8月4日、江東区回答。「高齢者世帯への民間賃貸住宅あっせん」「離職により住居を失った(失うおそれがある)方で、就労能力と就労意欲のある方に一定期間家賃を支給」は実施するが、要求項目の実施予定はない。
9月10日、「若者の自立支援政策を目的とした区内の空き家の実態調査とそれに基づく施策策定を求める陳情」を江東区議会に提出(26陳情第23号)。
10月15日、建設委員会で審議され、継続審議となる。江東区側は消極的な答弁であった。「若者対策として必要と思うが」との質問(そえや良夫区議)に対し、「まずは高齢者が優先である」と回答した。

区長宛て陳情では就労支援に絡めた支援をしているとするが、就労支援を前提としない支援が求められている。
小田川華子・横浜国立大学講師は「生活困窮者への就労支援を前提としない家賃補助や低家賃住宅の提供が求められる」と指摘する(2014年住宅研究・交流集会「いま、公共住宅、民間住宅の現場で何が」2014年10月14日)。
さらに区議会宛て陳情に対しては高齢者優先であり、若年層の住まいの問題には取り組まないと言い切った。江東区政の目は若年層に届いていない。見方によっては若年層無視とも受け取れることが可能な主張であり、怒ってもいい。高齢者優先を唱える江東区がどれほど高齢者福祉を充実させているかも問われるところである。
一方で伝統的な批判勢力も、自分達の枠内にとどまり、若年層らの問題を軽視してきたきらいがある。たとえば以下の指摘がある。
「若者の不安やグローバル化の中で取り残されていく日本やバブル後の経済不安に対する気持ちを掬う言葉を左派や社民的な側は持っていなかった」(座談会「私たちの社会は何を『憎悪』しているのか」世界2014年11月号72頁、北原みのり発言)
取り残された若年層らの思いに、どれほど応えることができるだろうか。市民の力が今試されている。
Why We Should Make the most of Vacant Houses (Japanese Edition) eBook: Hayashida Riki: Amazon.co.uk: Kindle Store
http://www.amazon.co.uk/dp/B00ON4V1YS
何故、空き家活用か - 林田力/林田力【本が好き!】
http://www.honzuki.jp/book/221733/
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