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東京急行電鉄は暗号化型ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)「WannaCry」に感染した。「WannaCry」は2017年5月12日夜から世界各地で急速に感染拡大したランサムウェアである。東急電鉄のパソコンには金銭を要求する画面が表示されたという(「サイバー攻撃 東急電鉄でもウイルス感染」NHK 2017年5月16日)。石井啓一国土交通相が2017年5月16日の閣議後記者会見で明らかにした(「石井国交相:東急でもPCウイルス被害」時事通信2017年5月16日)。

東急電鉄は社内のネットワークに接続されていないと説明するが、感染したということは、メールやWebブラウザでインターネットに接続されていたことを意味する。東急の言い訳体質は東急不動産消費者契約法違反訴訟と同じである(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。

東急の衰退を示すニュースもある。東京急行電鉄子会社の東急ホテルズは2018年1月末、成田エクセルホテル東急(千葉県成田市大山)の営業を終了する(「東急ホテルズ、成田撤退へ 価格競争激化影響か」日本経済新聞2017年5月19日)。成田国際空港の旅客数が過去最高で推移する中での撤退で、東急の競争力のなさを象徴する。

東急では過去にもセキュリティ事故が起きている。東急不動産の物件情報提供サイトは2010年1月20日13時13分に改ざんされ、閲覧者にウイルス感染の可能性が生じた(「東急不動産の関連サイトが改ざん - 複数の物件紹介ページが被害」Security NEXT 2010/01/22)。対象ページの閲覧者は「Gumblar」(ガンブラー)亜種に感染した可能性がある。

改ざんが発生したのは、「東急不動産の住まい」や「東急不動産の住まい・関西エリア」など複数のサイトである。「ブランズ川口栄町パークフロント」をはじめ、「Osaka福島タワー」「ブランズ西大津レイクテラス」「ブランズガーデン王寺スカイヒルズ」「ブランズタワー香里園ロジュマン」「VOX-City」など物件紹介ページが改ざんされた。また同社の商業施設「阿倍野プロジェクト」のページも含まれる。

東急リバブル株式会社渋谷情報開発センターからは2007年2月23日にAntinny(キンタマウイルス)に感染して、不動産査定報告書、下期活動方針、施設サービス計画書が流出した。

東急不動産らのマンション「幕張ベイタウンマリンフォート」の見込み客情報2549名分がWinny上に流出した(「マンション購入者情報など8100件がWinny上へ流出 - 広告代理店」IT保険ドットコム2006年4月14日)。

東急不動産から個人情報(顧客2名・取引先担当者24名の名前と電話番号)が2007年10月14日に漏洩した。本社従業員が会社貸与の携帯電話を紛失したことが原因である。発表は紛失の半月後であった(「個人情報の漏洩についてのお知らせとお詫び」2007年11月2日)。都合の悪い情報の開示を遅らせる点は東急不動産だまし売り裁判と共通する。
http://tokyufubai.web.fc2.com/wannacry.htm
[asin:B00R08OVGY:detail]
[asin:B00R1NR53O:detail]
東京外郭環状道路陳述 (林田力)
http://www.honzuki.jp/book/248620/
Statement against Tokyo Outer Ring Road (Hayashida Riki ) (Japanese Edition) Kindle Edition
https://www.amazon.com/dp/B06XQTKM1D/
[asin:B071LD5TDT:detail]