立正佼成会附属佼成病院裁判の上告審の事件番号が通知された。上告は平成29年(ネオ)第596号、上告受理申立ては平成29年(ネ受)第670号である。佼成病院裁判は、植物状態の患者に人工呼吸器を付けるか否かの問題ではない。患者の治療に通常行われるべき治療が尽くされたのか。早すぎる治療中止ではなかったのか等が問われている。

患者の長男夫婦によって、母親は適正な治療をしてもらう機会を奪われ、死期を早められ肉体的精神的苦痛を被った。長男夫婦は、母親の呼吸が苦しくなれば酸素マスクまで拒否した。長男夫婦の虐待的行為によって母親は、ことさら苦しめられて命を縮めて絶たれた。患者本人の命が他者によって処分された。

結果的に佼成病院は対応を誤り、患者は何も知らされずに亡くなった。毎日のようにお見舞いに通っていた患者の長女は、患者の死から2年経過してたまたまカルテを見たから分かったものの見なければ知らないままになるところであった。これで良いのか。佼成病院のやり方には疑問である。この病院の医療倫理は、どうなっているのか。この病院には節度もなければ情けもない。

治療中止は、患者の自己決定の尊重と医学的判断に基づく治療義務の限界を根拠として認められる。自己決定の前提として十分な情報(病状、考えられる治療・対処法、死期の見通し等)が提供され、それについての十分な説明がなされていること、患者の任意かつ真意に基づいた意思の表明がなされていることが必要である。

看取りとは、近い将来死が避けられない愛する人に対して、身体的、精神的苦痛緩和・軽減して人生の最期の大事な場面を支えることである。医師は、患者の生命保護を優先させ、医学的に最も適応した諸措置を継続するべきである。佼成病院事件は、家族や看取り、「命の大切さ」を考えさせられる裁判である。
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