直階段はバランスを崩すと下まで転がり落ちる危険がある。このため、直階段には鉄砲階段という悪名がある。
これに対して折り返し階段は途中で休憩ができるなど安全性の高い階段である。踊り場が安全のためにあることは辞書の定義でも明らかである。三省堂『大辞林』は踊り場を「階段の途中に、方向転換・休息・危険防止のために設けた、やや広く平らな所。」とする。
建築基準法施行令第24条第1項は「階段でその高さが四メートルをこえるものにあつては高さ四メートル以内ごとに踊場を設けなければならない」と定める。最低基準として四メートルを超える階段を対象としているが、踊場を設ける方が安全とすることが法令の価値観である。