神戸地裁は2019年4月16日に交通違反の冤罪を認める判決を言い渡した。乗用車を運転中に携帯電話を保持したとして、交通違反を摘発された60代男性が「違反していない」と訴えた。山口浩司裁判長(小池明善裁判長代読)は「的確な証拠は見当たらず、違反行為をしたと認められない」と判断。男性の運転免許更新時に、県公安委員会がこの違反を理由にゴールド免許の「優良運転者」でなく「一般運転者」としたのは違法として取り消した。

男性は2014年6月、神戸市垂水区の国道2号を走行中、垂水署の巡査に摘発された。山口裁判長は、巡査の供述が「客観的な証拠や事実関係と整合せず、信用することができない」とした(「交通違反はなし「巡査の供述、信用できず」 ゴールドから一般免許への変更は違法」神戸新聞2019年4月16日)。