若年層の大麻汚染が深刻である。京都府警、大阪府警、兵庫県警、山形県警と警察官の大麻犯罪が相次いでいる。山形県警巡査(20)=山形県寒河江市=は知人男性にSNSを通じて大麻を注文し、山形市内のパチンコ店駐車場で1万2000円を支払い、乾燥大麻とみられる薬物約3グラムを譲り受けたとされる。譲り受けた大麻は、友人らの家や自宅で吸ったという(日高七海「山形県警男性巡査が大麻 「20〜30回吸った」懲戒免職 地検が起訴」毎日新聞2020年8月1日)。
「近年流行した危険ドラッグに対する規制強化を受け、若者を中心に大麻への回帰が進んでいるとみられる」(「大麻回帰する若者たち 危険ドラッグの代用 きっかけは好奇心、誘惑、安価 県内検挙前年比4割増 /岡山」)
大麻は有害である。「大麻を吸えば思考能力の低下や記憶障害、幻覚・妄想を招くおそれがある。より強い刺激を求めて、ほかの違法薬物に手を出す契機となることから「ゲートウェイ・ドラッグ」とも呼ばれる」(「「興味本位で吸った」若年層の大麻汚染、警察官にも…」産経新聞2020年6月27日)。
ところが、大麻が有害という知識の欠如が見られる。そこには麻という自然由来という誤解があるだろう。これはゼロ年代の危険ドラッグの弊害である。危険ドラッグも薬物の売人は脱法ハーブとナチュラルなイメージで販売していた。危険ドラッグそのものは規制されても、脱法ハーブを社会悪として断固として根絶しなかったことが大麻汚染につながっているのではないか。