鹿児島県警サイバー犯罪対策課のTwitterは2021年2月10日、「社会生活に問題が生じているのにゲームを続けていませんか? それは『ゲーム障害』という精神疾患です」とツイートした。これに対して批判が多数寄せられ、2月12日に投稿を削除した。

家庭教育に警察が口出しすることは逸脱行為である。全体主義の警察国家になる。ゲームのし過ぎを批判したいならば埼玉県警の例を挙げれば良い。埼玉県警の草加署刑事課巡査(埼玉県越谷市袋山)は死体検案名目で遺族から現金をだまし取り、詐欺罪で有罪判決を受けた。だまし取った金はゲームに使った。

鹿児島県警サイバー犯罪対策課は「医学的な内容に関しては投稿する立場になく、不適切だった」とする(「「ゲーム障害という精神疾患」県警の投稿に批判続出…「不適切だった」と削除」読売新聞2021年2月13日)。「不愉快な思いをされた方には誠に申し訳ありませんでした」と投稿した(「ゲーム障害巡る投稿削除、鹿児島 県警公式ツイッター、批判集まり」共同通信2021年2月12日)。

謝罪に対して「不愉快の問題じゃない」「問題は科学的な根拠に乏しい『ゲーム障害』について公式な立場で不正確な情報を発信したこと」と批判が出ている(「鹿児島県警『ゲーム障害』巡るツイートに批判、投稿を削除 「不愉快の問題じゃない」謝罪文も物議」リアルライブ2021年2月12日)。警察の反省はピント外れである。「違う、そうじゃない」感が出ている。