林田力 ブログ

書籍や漫画の書評、マンション問題や消費者問題、警察不祥事など。書籍『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者。マンションだまし売り被害者。東急不動産消費者契約法違反訴訟原告。みんなの未来(あした)を守る会代表。マンションだまし売りや迷惑勧誘電話、貧困ビジネス、危険ドラッグのない世界を目指します。

 林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』(ロゴス社)は東急不動産(販売代理・東急リバブル)から不利益事実を隠して問題物件をだまし売りされた消費者(=原告)が消費者契約法に基づき売買契約を取り消し、裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟、東京地裁平成18年8月30日判決、平成17年(ワ)3018号)で売買代金を取り戻した闘いの記録。

FJネクスト・ガーラ・グランディ木場問題
http://hayariki.x10.mx/
東急不動産で買ってはいけない 被害者が語る「騙し売り」の手口
http://www.mynewsjapan.com/reports/1101

マンション問題

直階段と折り返し階段

直階段はバランスを崩すと下まで転がり落ちる危険がある。このため、直階段には鉄砲階段という悪名がある。
これに対して折り返し階段は途中で休憩ができるなど安全性の高い階段である。踊り場が安全のためにあることは辞書の定義でも明らかである。三省堂『大辞林』は踊り場を「階段の途中に、方向転換・休息・危険防止のために設けた、やや広く平らな所。」とする。
建築基準法施行令第24条第1項は「階段でその高さが四メートルをこえるものにあつては高さ四メートル以内ごとに踊場を設けなければならない」と定める。最低基準として四メートルを超える階段を対象としているが、踊場を設ける方が安全とすることが法令の価値観である。

大雨の京急蒲田駅

大雨の京浜急行電鉄・京急蒲田駅です。
京急電鉄は沿線開発について「いたずらにブランド力にこだわるのでなく、顧客の生活目線に立った開発をしていきたい」と語る(橋村季真「京急「下町」色を刷新、マンション開発の勝算」東洋経済オンライン2018年9月25日)。ブランドイメージばかりで、満員電車の混雑・遅延とサービスレベルは低い東急電鉄への皮肉に聞こえる。

大東建託の内幕

三宅勝久『大東建託の内幕 “アパート経営商法”の闇を追う”』(同時代社、2018年)は賃貸アパート経営の大東建託の問題を明らかにした書籍である。消費者には安定した家賃収入を謳った詐欺的商法、従業員にはパワハラ体質と真っ黒である。契約を取るために犯罪に手を染める社員まで存在する。

根本的には不動産投資、賃貸経営というビジネスモデルに欠陥があると感じた。真っ当なビジネスは売り手が何らかの価値を提供し、買い手は対価を払う。ところが、不動産投資勧誘会社が提供するものは賃貸住宅であるが、買い手は賃貸住宅を求めていない。家賃収入という言葉に惹かれただけである。賃貸住宅は賃借人に価値を提供するものであるが、この取引では賃借人は出てこない。需要に応じた価値ではない。

賃借人を考えない賃貸住宅が賃借人から選ばれ続けることはあり得ず、家賃収入は行き詰まる。不動産投資勧誘会社の口車に乗って不動産投資をすると借金ばかり残ることになる。不動産投資勧誘会社が価値を提供せず、オーナーにリスクとコストを押し付けている。強引な営業など無理をしなければ販売できないビジネスである。これはワンルームマンション投資やシェアハウス投資も同じである。

個人的な経験になるが、このリスクとコストを相手に押し付ける体質は私にも思い当たるところがある。私はある政治塾で大東建託出身の都議会議員選挙への立候補希望者に会ったことがある。意気投合した後で彼女は私に供託金を出すことを求めてきた。供託金分の金額の借用を求めるどころか、私自身が供託に行くことを求めた。自分は全くリスクを負わず、相手に押し付けるだけであった。

著者はジャーナリストであり、埼玉県警の機動隊員溺死事件なども取り上げている(三宅勝久「裁かれる埼玉県警機動隊の“殺人訓練”――何度もプールに沈め溺死に」週刊金曜日2015年7月24日号)。私は循環型メディア「目覚めるラジオ」が2012年2月4日に開催した主催の「ジャーナリスト講座 全てを疑え!」で著者と一緒になったことがある。

マンション投資の融資引き締め

マンション投資の融資は引き締められるでしょう。金融庁は金融機関の収益性不動産向け融資の実態把握に乗り出す。融資の実行に当たり、顧客の返済能力を十分考慮しているか、融資実行後の管理を適正に行っているか、抱き合わせ販売の防止策が打ち出されているかなどについてアンケート調査や立ち入り検査を行う(「金融機関の収益性不動産向け融資、実態調査へ=金融庁方針」ロイター2018年9月26日)。
マンション投資勧誘は詐欺的商法です。「どちらかにとって明らかに悪いものであれば、それは交渉ではなく騙しになる」(おゆ『疲れも知らず』「第九十九話 488年11月 運命の糸」)
区分所有者が非居住の投資家ばかりでは管理組合運営も不十分になりがちです。管理会社依存が高まり、管理費や修繕積立金も割高になりがちです。ワンルームマンションは消費者や住民の幸福を顧みることなく、投資家からできる限りのものを持ち出すことばかりに力を入れています。

林田力『東急不動産だまし売り裁判』16倍

林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』PVをYouTube動画加工ツールで16倍のスローモーションにしました。

林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』PV
https://youtu.be/9dCCJdH0jw4

林田力『東急不動産だまし売り裁判』スローモーション

林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』PVをYouTube動画加工ツールでスローモーションにしました。色温度を上げました。色温度は、太陽光や自然光、人工的な照明などの光源が発する光の色を表すための尺度です。物体が高温に熱せられると光を放射し、温度に応じて光の色が変わる事を利用して光の色を数値化しました。

林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』PV
https://youtu.be/9dCCJdH0jw4
東急不動産だまし売り裁判クロスプロセス
https://www.youtube.com/watch?v=wnjyEt5p8-Y
東急不動産だまし売り裁判HDR
https://www.youtube.com/watch?v=WYxV5i_bka4
東急不動産消費者契約法違反訴訟お祭り風
https://www.youtube.com/watch?v=U5-HhziL-5c
林田力『東急不動産だまし売り裁判』セピア
https://www.youtube.com/watch?v=uQkUsZpkRRE
林田力『東急不動産だまし売り裁判』お化け
https://www.youtube.com/watch?v=sMo8IjSmsCc
林田力『東急不動産だまし売り裁判』ノスタルジック
https://www.youtube.com/watch?v=W6V1XIsCjJI
林田力『東急不動産だまし売り裁判』Lo-Fi
https://www.youtube.com/watch?v=fXBtWy_1Ff0
林田力『東急不動産だまし売り裁判』ヒートマップ
https://www.youtube.com/watch?v=xHBsTMmavgM
林田力『東急不動産だまし売り裁判』寸劇
https://www.youtube.com/watch?v=ycuE4LxuVbY
林田力『東急不動産だまし売り裁判』温度
https://www.youtube.com/watch?v=l9e26CoWRac

マンションだまし売りは負債

マンションだまし売りは負債である。東急不動産(販売代理:東急リバブル)は不利益事実を隠して新築分譲マンションをだまし売りし、消費者契約法違反(不利益事実不告知)で売買契約を取り消された(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。消費者を大事にしようという発想はない。消費者を虐めてどうするのか。腐臭を感じると言ってもいい。
負債は企業が外部の第三者に対して負う支払い義務である。会社の借金などマイナスの財産を指す。貸借対照表では右側に記載され、流動負債と固定負債に分類される。上の段が流動負債、下の段が固定負債である。
流動負債(Current liabilities)は履行期日が決算日の翌日から起算して1年以内に到来する負債である。短期間に返済しなければならない負債であり、長期的な負債である固定負債と区別される。1年という期限で区分けする点は、流動資産と固定資産の区分けと同じである。
固定負債(Long-term liabilities)は履行期日が決算日の翌日から起算して1年を超えて到来する負債である。長期負債とも言う。社債、長期借入金等の長期金銭債務、 退職給付引当金等の長期性引当金、その他繰延税金負債等がある。

林田力『東急不動産だまし売り裁判』寸劇

林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』PVをYouTube動画加工ツールで寸劇風にしました。

マンション外壁落下トラブル増加

マンションの外壁が剥がれて落下するトラブルが増えている。FJネクストのガーラ・プレシャス東麻布(東京都港区東麻布)やガーラ・グランディ木場(東京都江東区東陽)などの境界スレスレの高層マンション建設は危険である。江東区議会には境界スレスレのマンション建設の規制を求める「江東区マンション等の建設に関する条例を改正し、壁面後退距離の拡大を求める陳情」を提出した。
江東区の大京ライオンズマンションでは外壁が崩壊して落下した。大阪市西成区玉出西では2015年5月28日にマンションの3〜5階部分のコンクリート外壁数10平方メートルが崩れ、隣の2階建て民家の屋根に直撃した(「マンション外壁崩れ、隣家に直撃」朝日新聞2015年5月28日)。
神戸市三宮の20階建てマンション(2005年竣工)では2015年に14階の外壁タイルが幅1.5メートルに渡って剥がれ、4階のベランダに落下、一部は歩道に散乱した。管理組合は2017年12月に施工不良で外壁の補修工事が必要になったとして施工会社などに約2億4300万円の損害賠償を求める訴訟を起こした(「マンション外壁トラブル急増、業者相手に訴訟も」読売新聞2018年8月23日)。

家を買う、借りるときに知っておくことで安心できる

林田力『家を買う、借りるときに知っておくことで安心できる』(江東住まい研究所、2018年7月20日)は東急不動産消費者契約法違反訴訟(東急不動産だまし売り裁判)の経験などから住宅選びの注意点を指摘した書籍である。マンション管理会社変更、マンション投資勧誘電話の悪徳商法、貧困ビジネスのゼロゼロ物件なども話した。

本書はマオポポの会が2018年6月2日(土)に江東区南砂で開催したプチセミナー「家を買う、借りるときに知っておくことで安心できるお話」の内容をまとめたものである。発表の機会を与えてくれたことに記して感謝する。

マンションだまし売りは消費者無視の企業体質を背景にしている。そこは完全に壁の中で完結している世界である。それ以外の世界に目を向けない人がどうしても増えてくる。マンションだまし売りやマンション投資の迷惑勧誘電話が良いことをしたためしはない。マンション投資は災厄を招くもとである。

本書はマンション投資の問題点を指摘した。本書刊行後のマンション投資への逆風は強まっている。サブリースの破綻が社会問題になっているが、西日本豪雨災害でもサブリースは問題になる。家賃の支払いが停止したり、オーナーに多額の修繕費負担が生じたりする可能性がある(「豪雨被害のアパート、家賃の支払い停止も サブリース」朝日新聞2018年8月1日)。

また、米中貿易紛争も不動産を暴落させるとの指摘がある。「米中貿易戦争が過熱し、このまま世界的な不況に突入すれば、このバブル的にふくらんだ局地エリアの不動産こそが、最も危険な暴落予備軍になる」(榊淳司「米中貿易戦争が不動産市場を直撃か 最も危険な暴落予備軍は…」夕刊フジ2018年7月31日)

東急リバブル東急不動産だまし売りヒートマップ

林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』PVをYouTube動画加工ツールでヒートマップ風にした。東急不動産だまし売りは災厄を招くもとである。東急不動産のマンションだまし売りトラブルに際して、東急リバブル東急不動産が良いことをしたためしはない。

林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』PV
https://youtu.be/9dCCJdH0jw4
東急不動産だまし売り裁判クロスプロセス
https://www.youtube.com/watch?v=wnjyEt5p8-Y
東急不動産だまし売り裁判HDR
https://www.youtube.com/watch?v=WYxV5i_bka4
東急不動産消費者契約法違反訴訟お祭り風
https://www.youtube.com/watch?v=U5-HhziL-5c
林田力『東急不動産だまし売り裁判』セピア
https://www.youtube.com/watch?v=uQkUsZpkRRE
林田力『東急不動産だまし売り裁判』お化け
https://www.youtube.com/watch?v=sMo8IjSmsCc
林田力『東急不動産だまし売り裁判』ノスタルジック
https://www.youtube.com/watch?v=W6V1XIsCjJI
林田力『東急不動産だまし売り裁判』Lo-Fi
https://www.youtube.com/watch?v=fXBtWy_1Ff0

知識ゼロからの賢い家の選び方

高橋正典『知識ゼロからの賢い家の選び方』(幻冬舎、2018年)は購入検討者向けに賢い住宅の選び方を紹介する書籍である。著者は不動産コンサルタントである。住宅ほど賢い選び方が求められるものはないだろう。何しろ住宅の購入は一生に一度あるかないかの大きな買い物である。問題物件を購入した場合のダメージは大きい。

本書は一戸建て、マンション、新築、中古の全てを対象にする。戸建てやマンションに特化した書籍もある。特化することで詳細な内容を記載できるメリットがある。私は一般に選択と集中に価値を感じる。しかし、住宅購入検討者が何が何でも新築マンション購入と限定することが正しいとは儀らない。不動産業界のコマーシャリズムに乗せられているだけかもしれない。住宅購入者の選択肢を減らさない点では一冊でまとめた点に意味がある。

新築か中古かは住宅選択の一つの論点であるが、本書は中古住宅に好意的である(38頁)。これは管見と共通する。新築住宅信仰は時代遅れになっている。今は空き家が増え、住宅が供給過剰になっており、新築住宅は社会経済的にも環境的にも無駄である。国土交通省も中古物件の流通に力を入れるようになった。本書は中古住宅を推す理由にユニークなものを指摘する。「そもそも家は住みやすい土地から順に建てられるので、中古のほうが好立地の家が多い」(38頁)。成程と納得できる話である。

また、不動産業者にとって新築住宅は手間がかからず、売りやすいという事情がある(53頁)。不動産営業が新築マンションを勧めたとしても、消費者に合っているからではなく、自社の事情からかもしれない。このような裏事情は購入検討者のためになる。
『 #東急不動産だまし売り裁判 』著者。マンションだまし売り被害者。みんなの未来(あした)を守る会代表。#さいたま市桜区 をもっと楽しく。#悪徳商法 マンション投資の #迷惑勧誘電話 #貧困ビジネス 危険ドラッグのない社会を目指します。
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