佼成病院裁判

佼成病院裁判は最高裁第一小法廷に

立正佼成会附属佼成病院裁判の上告審は最高裁判所第一小法廷に係属する。記録到達通知書が2017年12月6日付で送付された。事件番号は上告が平成29年(オ)第1642号、上告受理申立が平成29年(受)第2030号。

患者の長男が、患者の経鼻経管栄養の滴下速度を速めた後で、患者は嘔吐して具合が悪くなり誤嚥性肺炎になった。その治療途中で患者の長男は、生命を維持するための全ての治療を拒否した。長男の治療拒否に従った担当医師は、患者は、呼吸不全の疑いがあるもあえて酸素吸入をせず苦しめるにおよんだ。しかし、担当医師は「もとより、酸素がある方が本人はらくであろうが、夜間は手薄」等の理由で、夜間に呼吸が止まらないように、夜だけ酸素マスクをした、と語っている。そして朝になると外されるという苦しい日々が続いた。

昼間の患者は、呼吸が苦しそうだったが、生きようと頑張って呼吸をしていた。患者の長女は、患者の長男が酸素吸入を拒否したから、担当医師は、あえて酸素マスクをしないで自力呼吸をさせているのだとは、知らなかった。患者は、「自然死の方針」としてことさら苦しめられて命を縮めた。患者は、退院を予定していたのだが、入院から僅か83日で亡くなり、生きて退院することは出来なかった。

母の最期

千利休を祖とする茶道の教授であり、室町時代より続く華道流派の教授であった母が、脳梗塞で倒れ入院後83日で亡くなった。89歳であった。母の葬儀には、各家元、宗匠よりの献花、弔電が届いた。葬儀は、大勢の弔問客で盛大に行われた。しかし私は母の実子であり長女でありながら弔問客の面前で、「その他ご親族様」と紹介された。葬儀委員長もおかずに葬儀は、兄と兄嫁が主動で行はれた。参列者からは、「兄嫁さん嬉しそうまるで兄嫁さんのお披露目みたい」との声がでた。私は、母の遺影を持つ事も、遺骨を抱きしめる事もできなかった。まるで相続人としての扱いを受けていないこの盛大な葬儀に違和感をおぼえた。思えば母の死にも疑問がある。
私の父は、昭和51年に喉頭癌で亡くなっている。母には、3人の子供がいる。私より6歳年上の兄と、私より3歳年下の妹だ。私は長女で真ん中の子である。世間では、真ん中の子は、我慢することが多く何かと損であると、言われているが、正にその通りである。しかし損な事ばかりではないことに気がついたのは、母の死後今、こうして母を忍んで思い出して、からである。

母は平成19年6月18日、脳梗塞で倒れ東京都中野区の総合病院に入院した。前日に母は、トンカツを食べ、ケーキを食べ、にぎり鮨を10貫食べたと、兄嫁は自慢げに語っていた。思い残す事はない良かったと、言うようであった。母は、高血圧と糖尿病がある。私は持病がある母が、こんなに沢山食べたことが信じられなかった。
母は、一命は取りとめたが左半身が麻痺した。6月26日の医師記録では「急性期を過ぎようとしている。ご高齢のこういう症例では、大事をとりすぎても(慎重にやりすぎても)意味がないので経管栄養流動食を早期に併用している」と、主治医は記録している。又主治医は「7月よりリハビリを始める。とも説明した。
母は、7月に入り快方へ向かって行きリハビリをはじめた。母は、午後から車椅子でリハビリ室に出かけて行った。7月9日の母の付き添いは、私一人であった。この日は、茶道同門会の講習会があり兄嫁はそちらに行った。
私は、母の退院後の介護施設を探していた。兄は、私に「母の介護は地獄だ。齢に不足はない。親が先に死ぬのはいいのだ」と言った。
そんなある日リハビリから戻った母は、ベットの上で嘔吐した。いつも母は、昼食(経管栄養による流動食)後20分位休んでからリハビリにでかける。ところが、兄は、「リハビリに行くのが遅くなる」と言って頻繁に経管栄養の流入速度を速めていた。

母の死から二十八日目に母の遺言の封筒を兄は私に見せた。この時点で私には何が書いてあるのか分からなかったが、兄の言動とその場にいた妹に嫌な気配を感じた。
兄は「仏壇の奥から出てきたよ。裁判所で開けるのもなんだから、四十九日に皆で集まって開けよう」と、遺言書の私的開封を提案する。
遺言書には、公正証書遺言、秘密証書遺言、自筆証書遺言がある。
自筆証書遺言は、本人の自筆である事、日付、署名、押印がある事等の決まりがある。又、自筆証書遺言の発見者は、遅滞なく裁判所の検認手続きをしなければならない。この遺言書は、裁判所で開封されねばならず、私的開封は法律で禁じられている。
兄の出した遺言書の形式は、正にこの自筆証書遺言であった。
迷うことなく私は、兄に裁判所で開ける提案をした。兄は、「本物に間違いない」と、ひたすら叫んでいた。妹も兄と同じに「本物」を押した。
私が「封筒だけで、中身まで本物とは言い切れない。書いている所を見ていたわけでは、ないのだから」と、言ったとたん兄は逆上した「なんだと!俺か光子が書いたと言うのか!こっちには、こういう物があるのだ!」
兄は物凄い剣幕で、書面をテーブルに叩き付けた。何かと思えば30年以上前のしかも、すでに返済済みの借用書である。書面には債権者の名前もなく、債務者は、私ではなく、夫である。
兄は、効力の無い、いい加減な借用書を叩きつけ、大声を出し私を脅して、遺言書の私的開封を押し進めようとした。
その後も兄は、法律に違反する遺言書私的開封を主張したが、私が法令遵守を主張した為裁判所での開封検認となった。遺言書の検認は、あたりまえのことであるが、私は、兄には、何かやましいことがあると、感じた。遺言書には母の遺産のほとんど、土地、茶道具等全てが、兄と兄嫁の物になると書かれていた。

「兄夫婦の対応には、これまで一度も誠実なものはなかった」
悲嘆にくれた原告の瞳は、深い穴のように暗かった。夫は慰めようとして言葉を探す。僅かに早く原告の声が響いた。
「しかし」
恨みのこもった眼差しの底から、微かな光が浮かび上がる。
「諦めない」
言葉に潜む意思が光を強めた。
「絶望することも投げ出すこともない」
言葉と共に光は活気を帯び、生き物のように伸び広がる。
「運命に屈しはしない。勝つつもりでいる。いかに母の無念を晴らし、相続人の権利を全うできるか。私は自分自身に挑んでいる。運命に挑んでいる。」

日本海賊TV出演歴

日本海賊TV『金八アゴラ』「東急田園都市線が視覚障害者の白杖を挟んで発車」2017年11月29日
日本海賊TV『金八アゴラ』「十条銀座で十条駅西口再開発など見直しアピール」2017年11月22日
日本海賊TV『金八アゴラ』「東急不動産アスクル火災倉庫購入と東急電鉄オレオレ詐欺」2017年11月15日
日本海賊TV『金八アゴラ』「治療拒否を忖度させる佼成病院」2017年11月8日
日本海賊TV『よくわかる今週の日経』「ISIS崩壊後の中東情勢」2017年11月3日
日本海賊TV『金八アゴラ』「佼成病院裁判の上告理由書提出」2017年11月1日
日本海賊TV『金八アゴラ』「東急ハンズ過労死と小池百合子知事の希望演説」2017年10月25日
日本海賊TV『金八アゴラ』「東急電鉄が一般人の写真を無断使用」2017年10月18日
日本海賊TV『金八アゴラ』「立正佼成会附属佼成病院事件記者会見」2017年10月11日
日本海賊TV『金八アゴラ』「中央防波堤埋立地の領土問題調停案」2017年10月4日
日本海賊TV『金八アゴラ』「江東ナンバーをご当地ナンバーに検討」2017年9月27日
日本海賊TV『金八アゴラ』「東急池上線乗り放題は経営危機の予兆か」2017年9月20日
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日本海賊TV『金八アゴラ』「立正佼成会付属立正佼成病院裁判上告」2017年8月30日
日本海賊TV『金八アゴラ』「東急不動産の十条駅西口再開発事業に取消訴訟」2017年8月23日
日本海賊TV『金八アゴラ』「東急不動産登記トラブル」2017年8月9日
日本海賊TV『金八アゴラ』「佼成病院裁判控訴審判決」2017年8月4日
日本海賊TV『金八アゴラ』「入院中の患者の虐待と佼成病院裁判」2017年7月28日
日本海賊TV『金八アゴラ』「東急田園都市線の時差Bizライナー」2017年7月21日
日本海賊TV『金八アゴラ』「東急バス交通事故」2017年7月7日
日本海賊TV『金八アゴラ』「ブランズシティ久が原反対」2016年12月30日
日本海賊TV『金八アゴラ』「東急電鉄の事故続発」2016年6月26日
日本海賊TV『金曜8時は今週のふりかえり』「東急不動産の奇跡の森伐採」2015年1月23日

消防庁委託研究班が蘇生中止を提言

佼成病院事件は平成29年11月に報道された総務省消防庁から委託された研究班の提言と比べても問題である。提言は持病や老衰で終末期にある介護施設などの高齢入所者が心肺停止した場合の対応手順案である。そこでは本人の事前意思と医師の指示がセットで確認できた場合は蘇生処置の中止を認める(「<高齢者の救命>本人望めば蘇生中止 消防庁委託研究班提言」毎日新聞2017年11月18日)。この点で議論を呼ぶ内容であるが、本件は本人の事前意思の確認がなされておらず、前提を満たしていない。

佼成病院裁判高裁判決18頁の以下認定は経験則に反し、釈明権不行使による違法な認定がなされている。「控訴人を含めた患者の家族の全員に対して個別に連絡を取ることが容易な状況であったことを具体的に認めるに足りる証拠はなく、そうである以上、キーパーソンを通じて患者の家族の意見を集約するという方法が不合理であるとは認められない」。これは情報化社会の現実を無視し、明らかに経験則に違反する。現代において個別に連絡を取ることは容易である。
個別に連絡を取ることが容易な状況であったかが問題であるならば、これについての証拠方法の提出を促すことを要するものであり、このような措置に出ることなく、漫然「具体的に認めるに足りる証拠」がないとして請求を棄却することは、釈明権の行使を怠り、審理不尽の違法を犯している。

立正佼成会附属佼成病院裁判控訴審

立正佼成会附属佼成病院裁判控訴審は結審しました。
2017年7月31日(月)13:10東京高裁424法廷(霞が関A1出口1ふん)判決が言い渡されます。引き続きご支援をお願い致します。
「もがく思いで息をしなければならない苦しさは、生きるにしても死ぬにしても最悪です。人間息ができないことほど苦しい状態はない。水に溺れた時の状況を想像してみて下さい。
しかし、呼吸を和らげる方法はたくさんあり、医師にはできます。医師は、患者の苦痛を緩和する義務があります。
「苦痛緩和のための措置」は、もともと「死期を単に延長する措置」には含まれません。たとえ死が迫っていても苦痛が緩和されれば、一日でも、半日でもこの世にいきていることは、貴重だと感じるのは当然だからです」
入院当日の母の意識は、はっきりしていました(原審被告法人提出診療経過一覧・1頁 意識レベル1−1)。呼吸も平静呼吸でしたので(乙A2・60頁)安心しました。母は、私の手を握ってトイレに行きたいと起き上がりました(乙A2・60頁、甲C4・2頁)。
この日は、担当医師に会っていませんので詳しい説明は、後日聞くこととなり解散しました。



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