都民ファーストの会の街頭演説会が2017年6月25日(日)、東京都江東区亀戸の亀戸駅北口前で開催された。弁士は白戸太朗・都政改革委員(江東区担当)と小池百合子代表。東京都議会議員選挙のファーストサンデーであり、ラストサンデーである。白戸候補はプロアスリートとして活躍してきた。東京都議会議員選挙・江東区選挙の都民ファーストの会の唯一の公認候補である。 演説会で白戸候補は最も色の黒い候補と自己紹介した。世界を見た経験から「どうして日本人は、これほど物質的に豊かなのに幸せそうな顔をしていないか」と疑問に思っていたという。そこでスポーツを通して人を幸せにするという事業をしてきた。白戸候補には地盤はないが、それはしがらみがないことを意味する。 小池知事は白戸候補をアスリートファーストの視点で東京オリンピック・パラリンピックを価値ある大会に導ける人物と紹介した。これまで湾岸地域は点として開発されてきたが、フィロソフィーを持って面として考えていくと述べた。政策面では待機児童と高齢化について触れた。小池知事は自宅で母を見送ったとする。自宅で余生を過ごせる選択肢を広げるとする。 以下は感想である。白戸候補の「日本人が幸せそうな顔をしていない」との問題意識は私の問題意識と重なる。私が子どもの頃の日本は世界第二の経済大国、有色人種唯一のサミット参加国と言われてきた。最近の「日本すごい」という動画で正当化しなくても、世界において十分にすごい国であった。しかし、だから日本は素晴らしいと喜ぶような話ではなく、「エコノミックアニマル」的な生き方の克服が課題になっていた。 この20世紀からの課題はあまり解決されていないように見える。21世紀に入って新たな社会課題が生じているが、それに目を奪われるあまり20世紀からの課題に十分に取り組まずに来ているように思われる。 http://www.hayariki.net/kibou.html 江東区は豊洲市場予定地が立地する重要ポイントである。東京オリンピック・パラリンピックの競技場も多い地域である。都議選では自民党が現職1議席に対し、現職と新人の二人を擁立という強気の姿勢をとっている。民進党も公認候補から離党者が出たが、すぐに別の人物を公認候補とし、対決姿勢をとる熱い選挙区である。江東区は要注目である。