おんたけウルトラトレイルランニングレース100k(とりあえず)

2013年07月17日

2013おんたけウルトラトレイル100k雑記帳

2013-07-14 002今日レースから3日が過ぎて少し力湧いてきた。

ゴールしてからすぐに運転して帰ったこともあり、昨日はホントに体がだるかった。幸い大きな痛みによるダメージはなく、足首や下肢全体の筋肉痛で済んで助かっている。

最悪、痛くて足を引きずってのフィニッシュも想定していたが、ならずに済んだのは、やはり毎日の筋トレとストレッチ等のまめなケアのおかげだろうと改めて思う。

おんたけは、今年の最大目標と考えてこれに照準を合わせて練習してきたつ2013-07-14 005もりだ。

六甲縦走トレイルラン、津山加茂郷フル、操山ナイトの練習、えびだいウルトラ100kとステップアップして臨んだおんたけウルトラトレイル。

「なんとしても完走はしたい」という強い想いでここまで来た。


岡山から仲間9人と車2台に分乗して会場入り。受付ではみっちゃんもスタッフとして待っていてくれた。

最初は車中泊を考えていたが、Kさんに頼んで、一緒に行くメンバーと同じ宿を半泊押さえてもらった。
前日にお風呂と夕食と4時間の仮眠ができたこと2013-07-14 003が良かったと思う。

お風呂に入り、夕食までの1時間に足首のテーピングを済ませておく。
今回もニューハレ方式でキネシオテープを使ってしっかりサポート。

食もお腹いっぱい頂き、18時には仮眠体制に。

この時間から外では雨音がしていた。

「もう雨でもドンピカ灼熱でもなんでも来い」と思っていた。

レース前の高ぶりと雨音で寝られないが、静かに体を休めるようじっとしている。

22時半に起きて膝や擦れると思われるところ全部に、テーピングやワセリン、それと足の指には、ガーニーグーを初めて使ってみた。えびだいでは、母趾二本とも黒爪で浮き上がってしまったのでどうなるか楽しみでもあった。(今回は、黒爪や浮き爪にならなかった)

23時に旅館を出発。この時点で小雨になっていたので、カッパは脱いで中間地点行きのドロップバックの中へ入れておく。23時半会場到着。

ドロップバックを預けトイレ、集合写真撮影を済ませてスタートの列へ。

岡山の精鋭4人は、最前列に陣取っていた。おいらは、半分の中間あたりからのスタート地点に並ぶ。

そして、午前0時前のカウントダウンが始まると、ヘッドライトが点灯し始め、歓声と共にスタート!

今からどんなドラマが待っているのかワクワクしてのスタートだ!

街中を過ぎて緩やかな上りを隊列と共にいよいよ林道photo[1]に入っていく。

皆の明かりで自分の明かりが要らないくらい。ここからひたすら登りが続く。

もうこれだけ登ったのでピークだろうと思うが、まだまだ続く。

「ここらで歩きに変えて温存しておいた方が良いかな」と思うと同時に、まわりが歩き始めて、笑える。この近くで一緒に走っている人たち、ほぼ同じ走力なのだろう。

オイラも歩きを混ぜることに。しばらくするとまた誰からか走り始め出すので、オイラもつられて走る。この繰り返しが延々続く。

林道と言っても石ころや岩、それも角張って大きい。油断をするとつまづく。すでに何人か転んでる。

雨も止み星空が少し見えましたが、しばらくするとまた雨が降りだす。道は所々が川のようになっていて、シューズの中は既に、べちゃべちゃ状態。そうこうしていると下りになった。

c47da2a3[1]下りも石が多くて危ない。ここで転ぶと前転することになるが、ここでも何人かが転んでいた。

下りに入るとスピードを出して抜きたくなるが、今回、Kさんから「下りはスピードを出さずに力を温存しておくように」のアドバイスをもらっていたので、転ばぬようにゆっくり走り、結果的にすごく良かった。


少し空が明るくなると緊張が解けたのか、体がだるーくなってきた。「睡魔かな」と思ってゆっくり走っていると、ゾンビのようにフラフラしながら走っている周りの人達が目に入る。

捕食をまめにして気を紛らわせながら第1関門を目指します。(スポーツ羊羹が良かった)

今回は完走目標だが、目標ペースは密かに14時間として、前回のリザルトから割り出したタイムを指標にしていた。

第1関門(30k地点)は、6時の制限時間に対して4時に入る計画でしたが、4時20分到着。まずは順調の滑り出し。

ここで岡山のFさんと合流。聞くところによると、精鋭の一人Mさんが膝が痛くて遅れているとのこと。エイドで補水して早めに出発。しばらく行くとMさんが歩いてた。両膝の腸脛靭帯が痛く、リタイアか歩いて完走を考えているとのこと。「とにかく第2関門まで頑張って行こう!」と言葉を残してオイラも第2関門目指す。

Moさん、下りで膝にきたかなと思いつつ、他人事でなく自分も気をつけなくてはと言い聞かせて、飛ばさずとにかくマイペースを心掛けて進んだ。時折日が射してきてきれいな景色も見え始めた。

Fさんとは抜きつ抜かれつの状態で、あくまでも自分のペースで走っていると、今度は、もう一人の精鋭Miさんが歩いています。やはり膝が痛いとのこと。「歩いてでも20時間フルに使って完走します!」と強い決意。

2人が合流して完走してくれたら良いなと思いつつ、100kの怖さを感じた。この時点では、妻もそのうちこの2人と合流して完走するだろうなと思っていた。
bd6654d4[1]
ここは始終、とにかく同じようなガレ場の道の繰り返し。道も半分上からの土砂で崩れていたり、土砂が流れていたりだ。

土のトレイルよりはるかに走りづらく、全コースを通じて何人かの方が腕や膝から血を流した跡があった。また、顔から転んだであろう女性もいたりで、後半に近づくにつれて脚が上がらなくなってくるので危険。

あちらこちらで疲れてうずくまっている人も増え始めた。
オイラはなるべく多くの人に声をかけながら走るよう心がけた。

第2関門では、ドロップバックが置いてある。そのなかに、食料や着替え、トレランポールもある。とにかくこの65k地点までくれば、先が見えてくる。12時の制限時間に対して、9時半到着。目標ペース通りで着いた。

着替えはせずに乾いたタオルで頭や顔を拭いてさっぱりし、水の補給(OS−1)と食料の入れ替えや捕食、楽しみにしていたパイナップルとマンゴーの缶詰を食べて(これは正解)元気が出てきた。やはり、コーラがほしかったと悔やまれた。ベスパハイパーも効いたように思う。
2012072423283403e[1]
次の第3関門の制限時間は、15時です。これには楽に間に合いそう。うまく行けば14時間内で入れるかもと思いつつ出発。(14時間以内だと来年の100マイルの権利がもらえる)

この辺りから一緒に走る、おなじみさんができ始める。この方たちと抜きつ抜かれつで声かけ合いながら進んだ。

景色も山あいに入りけっこう絶景ポイントもあった。体や脚は疲れや痛みから悲鳴を上げて、早くゴールに着きたいと思う反面、おんたけとその周りの山々を見ながら走るのも、続けたいと思える奇妙な心境になる。

dsc00208[1]これがロングトレイルの醍醐味かな。
レースであり旅でもあるような病み付きになる世界。

第3関門80k地点、15時制限時間。12時半到着。予定タイム1時間オーバーこの時点で下方修正して15時間のフィニュシュに切り替えました。
ここでそうめん2杯を完食。食欲もあり、膝の痛みもなかった。ただ足首だけは、何回も捻挫に近い状態になり左が痛んだ。しかし、テーピングも効いており、グキッといかない限りゴールまでは持ちそうだ。

水を飲んで出発。ここからは、下り基調だよと誰かの話し声を聞いて安心するのもつかの間、えんえん登りだった。

ホントにゴールに向かっているのか不安になる。そして、人がまばらになり、一人旅にもなる。雨も降りだした。

972204_518897281511449_1602202881_n[1]それに加えて、えびだいの最後10kハンガーノックでフラフラになったのがトラウマになっていたから、ここからでも飛ばさずに抑えて走った。やっと最後の下り入り、あと8k。そしてロードで、4k。あと、2kと終わりが近づいてきます。最後にゴール会場の丘までの坂道を登って、会場が見えた!




1004082_518897408178103_991823621_n[1]なんとか14時間台で入りたいと思って、最後のロード踏ん張りましたが、15時間02分フィニッシュ!
無事完走できました。

そしてゴールには、妻がいるではないですか!「何で?」
聞くところによると、第1関門でタイムアウトになったとのこと。
トップ選手も含め多くのリタイヤの選手が出るおんたけウルトラ。怖いですね。

もうおんたけはこりごりと思っていましたが、でもしばらくすると、また行きたくなるかもね。

最後にスタッフの皆さんや応援してくれた方に感謝して、「楽しい旅、ありがとうございました!」

写真は、グーグルのおんたけウルトラトレイルから、今回のイメージに近いものをいただきました。


hayashi_seitai at 17:47│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by みっ   2013年07月18日 22:37
おつかれさまでした!!

ボランティア大変だったけど、岡山組のみんなが頑張ってゴールを目指してると思うと、頑張れました。

深夜スタートプラス、スタート前の大雨で、私が選手だったら泣きそうでした。。。
そんな中スタートした先生やみわこさんを見てほんとにすごいなぁと感動してました。

ほんとは途中でも応援したいのに、お見送りしかできないと思うと残念で仕方なかったです。
ゴールも見れなかったですし(T_T)

荷物受け渡し場所に先生が登場した時にはでっかい岩が落ちてきたくらいガーーーン(*_*)って感じでした(笑)

でも、100kmのゴール後とは感じられないさわやかさでびっくりしました。

おめでとうございます!
私も嬉しかったです。

また、先生とみわこさん応援しまーす♪

2. Posted by しのべ〜   2013年07月19日 15:28
ボランティアお疲れ様でした。応援もありがとうございました。
知り合いがボランティア&ランナーでたくさん参加していて心強い大会でした。
機会があればこういうレースは走るだけでなく、スタッフ側に立っていろんな勉強をしてみたいと思います。
主役はランナーだけでなくスタッフや地元の皆さんだとつくづく思いました。



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