2019年11月

黒アザは色素性母斑と言います。

一般のホクロも実は医学用語で言うと色素性母斑、

要するに同じ細胞で構成されています。

2〜3センチ以上もあるおおきなものは一般的には

ホクロという表現はせずに黒あざと言われていると思います。

黒あざ=ホクロと思って下さい。
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治療方法ですが、ホクロはレーザー治療が第一選択ですが、

大きい黒あざになると、レーザーよりは手術で切除するのが第一選択となります。

しかし、切除となると、部位的に困難な場合もあります。

その場合、一気に取らず、分割切除といって少しずつ切除する方法や、皮膚移植という

方法をとります。

それも難しい場合、レーザー照射で治療することもありますが、繰り返し治療が必要と

なります。10回以上照射しないと難しいこともあり、完全に消すことは困難です。


従来「うおのめ」「たこ」はありふれた疾患ですが、根本的に治癒させることは困難でした。

IMG_4753病院の治療は「削る」、サリチル酸軟膏、スピール膏を貼る、などでした。

結果はどうか、というと、、、、

なるほど、痛みは取れます。

患者さんは「治った」と思います。

ところが、しばらくすると再発

また削る、そしてまた再発の繰り返し。







原因は足の裏にかかる体重が不均一で、一部に強く体重がかかるのが

原因と分かっていました。分かっているけど、具体的な手法は分かりませんでした。

それらは欧米では古くから「足病学」という学問があったのですが、日本にはその足病学

という学問がありません。

当院では足病学を取り入れ、うおのめ、たこ、外反母趾などの治療に取り組んでいます。



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根本的な原因は踵骨(かかとの骨)にあります。

かかとの骨が不安定だと歩行時に足が着地すると土踏まずか潰れてしまいます。

そうなると、足の裏に強い圧がかかる部分がうまれ、それがうおのめの原因となるのです。

治療の答えはうおのめを削る、だけではなく、かかとの骨の不安定さをなくすことです。



具体的にはインソールと靴で治せて、予防することができます。

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要するに「完治」させることが可能となりました。
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まずは局所圧を取り除くために、この様な装具を履いていただきます。

そして、硬いうおのめを柔らかくするサリチル酸を塗布していただきます。

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何年も治らなかったうおのめが1ヶ月経つと、柔らかく芯も取れています。


ここからインソールと靴で予防していけば、うおのめから永久に

おさらばできます。

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個人の足に合わせて作成したインソール。


眼瞼下垂の原因の主なものに二つあります。


1)眼瞼挙筋(まぶたを上げる筋肉)が原因のもの

2)皮ふのタルミが原因のもの



1)は生まれつきの場合もあれば、大人になってから発症する場合もあります。



成人の眼瞼下垂の多くはハードコンタクトレンズ長期使用によるもの、


高齢者では、筋力が低下することが原因となります。


眼瞼下垂ではまぶたを上げる筋力が低下しますので、眉毛をつり上げることで

まぶたを開ける動きになってきます。

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治療方法はまぶたを上げる筋肉(眼瞼挙筋)を短くする手術です。


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手術直後よりまぶたはしっかり開き、眉毛も下に下がってきます。











汗管腫は目の周囲にブツブツができる疾患です。

過去には炭酸ガスレーザーで焼灼する治療が行われてきましたが、

周りの皮ふより白くなったり、妙につるっとしたりする事がありました。

ブツブツがあるのも目立つのですが、レーザー後の跡も全く目立たない訳では

ないので、今ひとつ満足が得られない疾患でした。

当院ではアグネスという特殊な針と高周波を使った治療を行っています。

この治療では数ヶ月をかけて徐々に縮んでいく感じなので、仕上がりは

とても自然です。


   
       「 治 療 前 」


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      「1 回 治 療 後」


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11月14日、15日に仙台で開催された日本形成外科基礎学術集会に参加してきました。


その中で眼瞼下垂の発表が数多くありました。


眠気、だるさ、頭痛、肩こり、全身倦怠感などの諸症状(不定愁訴)が眼瞼下垂が

原因になってる事の話がありました。


まぶたは脳神経と直結しているのです。


すべての原因が眼瞼下垂という訳ではないですが、上記の症状で病院に行っても


「特に異常はありません」と言われた方の中にはひょっとすると眼瞼下垂が


原因となっている場合があるかもしれません。

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