「GUNDAM OFFICIALS」とか「ガンダム事典」とかを製作する再には、データベース(DB)との連携が欠かせません。「OFFICIALS」の場合には、DBのデータを流し込んでダイレクトに組版するという「皆川先生、これは既に”小説家”の仕事じゃねえっすよ」と俺でも呆れた恐ろしいシステムが10年以上前に組上げられていたわけです。
機動戦士ガンダム公式百科事典―GUNDAM OFFICIALS
皆川 ゆか
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10年の月日が流れて皆川邸のシステムはアップデートを繰り返し、現在では「資料となる書籍のデータをすべてPDF化し、DBと紐付けることによっていつでも情報が取り出せる」というシステムになっておるわけです。
ちなみにPDF化する際には、白黒原稿の場合だと600dpiモノクロ2値のデータで取り込んでおきます。こうしておけば、コピー機と大差のない品質でデータを残せるので。
で、例えば、「グフ」で検索してヒットしたPDFのコピーをフォルダに集めて、それを持ち出して原稿執筆の資料にしたり、フォルダ内のPDFを印刷して校閲に回す&サンライズにチェックしてもらうときに添付資料として渡す、という作業が自動化されているわけですな。ちなみに皆川さんが使っているDBは「ファイルメーカーPro」です。
FileMaker Pro 9 Advanced
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んで、俺の場合はというと、東京にメインマシンを持ってきてないので非DB環境でこれらの作業を行っておるわけですが(試しに使っていた”Ooo”の”Base”が激不安定なので)、どうしているかというと、アドビ「Acrobat 9 Pro」の注釈機能で引用したい箇所を入力しておき、その後に「注釈だけをPDFで書き出し→テキスト出力→Excelで管理」しておるわけです。日本語での検索に完璧に対応していたら、「Evernote」を使うんですけどね。どうもイマイチなんで。
★これはエイトマン(8マン)のロマンアルバムから引用箇所を注釈としてピックアップした時のスクリーンショット★
こうしておけば、「Acrobat Pro」の検索機能で該当資料を探し出すことも簡単に出来るし、後でチェックをする際にもすんげー便利なわけです。ああ、そうそう。Excelに突っ込んだ時点で、引用箇所にユニークIDを振って置くのを忘れないように。
企業の資料や論文など、段組が規則的で整然としている資料であれば全文OCRをかけるのだけど、アニメ雑誌や新聞記事などは、「必要でない」データまで拾ってしまうので、結局これが一番効率的であるな、と思った次第。いや、DBが使えればそれに越したことはないんですけどね。
しかしなあ、もう1万回ぐらいアドビに呪詛を吐いてるのでいまさらなんだけど、Acrobatの動作はもうちょっと軽快にならないものか。
Acrobat Professional 9 日本語版 WIN 通常版
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ちなみに、現在外部ストレージとして利用している東芝のギガビートV30Tには、資料として取り込んだPDFが13GBぶん入ってます。がんばれ俺。
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10年の月日が流れて皆川邸のシステムはアップデートを繰り返し、現在では「資料となる書籍のデータをすべてPDF化し、DBと紐付けることによっていつでも情報が取り出せる」というシステムになっておるわけです。
ちなみにPDF化する際には、白黒原稿の場合だと600dpiモノクロ2値のデータで取り込んでおきます。こうしておけば、コピー機と大差のない品質でデータを残せるので。
で、例えば、「グフ」で検索してヒットしたPDFのコピーをフォルダに集めて、それを持ち出して原稿執筆の資料にしたり、フォルダ内のPDFを印刷して校閲に回す&サンライズにチェックしてもらうときに添付資料として渡す、という作業が自動化されているわけですな。ちなみに皆川さんが使っているDBは「ファイルメーカーPro」です。
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こうしておけば、「Acrobat Pro」の検索機能で該当資料を探し出すことも簡単に出来るし、後でチェックをする際にもすんげー便利なわけです。ああ、そうそう。Excelに突っ込んだ時点で、引用箇所にユニークIDを振って置くのを忘れないように。
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