ねねの自由日記

断酒のために始めたのですが、いつのまにか単なる日記になってしまいました。映画や朝の散歩や「うつ」「化学物質過敏症(CS)」の話がメインです。信仰は特に無いのですが、私なりの「神サマ」(カタカナ感覚)との対話にもなっています。(『アイ・アム・デビッド』の少年のお祈りのマネ?です)

2014年08月

『ワールズ・エンド 酔っぱらいは世界を救う!』
という映画を観ました~(^^;

久々に街中の映画館で観たのですが・・・

こういうストーリーって
どう説明したらイイのかなあ。
一応・・・SFといえば立派な?SF(^^;。
それもイギリス映画の。

以前に家で観た『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』
っていうのと同じ作り手の映画だそうで
大好きになった『宇宙人ポール』と同じ俳優さんたち2人が
主演していました(^^)。

というか・・・その2本については
そもそも脚本もその2人が書いてるんだとか。

なんというか、映画が大好きな人たちが
寄ってたかって(アイディアも出し合って)
「面白い映画を作りたい!」って頑張ってる?感じ。
(すごーく親しくないと、こんなバカやってらんないよねって感じも??)

お金はあんまり掛けられないし
でも、売れないと次が作れないかも・・・?だし
看板は見るからに「B級」にしておいて
でも、中身は・・・A級だったり、ホントにB級?だったり。

今回はその「ホントにB」の方だったのかな~?(^^;

でも、私は自分もお酒が好きなせいか
はたまたそもそもロクデナシ人種?のせいか
この『ワールズ・エンド』も、面白く観ました~。

ストーリーの説明が出来ないのは
もしかして、私、ストーリー全然解ってないのかも・・・
な状態だからかも(^^;。

このヒト達の映画は、私の眼には
「気分に浸って観る映画」なのです。

酔っぱらいの「ゴタク」を聞かされてるようなモンで
あーハイハイ・・・と話半分に聞いてたら
途中から文字通りのトンデモな展開に!!

でも・・・最後の最後まで観たあと
「何なの、アレは」とは(私は)思わなかった。

ああいう(ラストのような)世界にでもならない限り
あの手のロクデナシが脚光を浴びることなんてない!
と言われているようなものなので
「ホントにそこまで行かないと・・・ダメなの?」というか
そこまでにして映画作らないと帳尻が合わないの?と
個人的にちょっと心配(何が?)になったりは・・・しましたが。

ホント、飲むことしか考えてないようなヤツらほど
「人に口出しなんかされたくない」とか
「一番大事なのは自由!」だとか
言いたがるのよね~(同類だからすごーくヨクワカル)。

でも、あの青い血?は
やっぱり気色悪かったけど(^^;


というわけで、神サマ、久々に映画を観に行けました。
ありがとうございました。

家でも、イギリスのTVドラマをよく観ていますが
映画は、もっと別の楽しみがある感じです。
(どちらにせよ、イギリス流のユーモアには
たまに呆気に取られたりもしますが)

神サマ、明日から9月が始まります。
どうぞ、見守っていて下さいますように。

今日は資源ゴミの収集日だったので
朝、それらを出した後
そのまま散歩に出ました。

近所の庭の柿の実は
だいぶ大きくなっていました。

雨上がりに、ツヤツヤした明るい緑の実が
いくつも、大きな葉っぱの陰に見えます。

細い路地を歩いていくと、家々の玄関先に
色んな植木鉢が並んでいます。

今年は天候が不順なせいか
去年のように、綺麗に咲いた花々を見ることが
無いような気がします。

それでも今日は、トコトコ歩いているうちに
水色のアサガオが一杯
咲いているのを見つけました。

小さな駐車場の白いフェンスに
巻き付くようにして咲いている
すみれ色に近いような淡~い青の
ちょっと小ぶりのアサガオ・・・

そこだけに、小さな青空が散らばっているようで
しばし見とれてしまいました~(^^)。


神サマ、今年の夏は雨続きで
梅雨がエンエンと続いているような毎日です。

でも、去年の猛暑を思うと
これはこれで(私などにとっては)
過ごしやすい方なのかもしれません。

今日は、その後
歯医者さんに行って来ました。

車で行けるようになったのはいいのですが
もうちょっと車庫入れの練習はしたほうがいいかも(^^;
・・・なあんて思いながら帰ってきました。

綺麗な花がどこかで見られる季節が来たら
ちょっとだけ遠出もいいかも・・・とか
楽しいコトばかり考えています。

神サマ、もうしばらく
どうぞこのまま、見守っていて下さいますように。
 

TV放映は時々されているんですが
これまで観る機会がなかった
『ゼロ・ダーク・サーティ』を、やっと観ました。 

日本では去年公開された映画で
ウサーマ・ビン・ラーディン(でいいのかな)を
アメリカが追い詰め
捕獲・殺害するまでの顛末を描いた作品です。

当時の関係者たちへの取材が基になっている
実話というなら実話に近いモノらしいのですが・・・

上映当時、随分話題になったのを覚えています。

ただ・・・観た方たちはそれぞれ
各人各様に重苦しい?感想を書いておられて・・・
(今回、私もその理由はわかった気がしましたが)

「捕獲・殺害」というのが、2011年の5月なので
日本では東北の大震災直後で
そこまでのニュースにはならなかったのでしょうか。
(私自身は、彼の人が殺害されてしまっていたことさえ
きれいさっぱり忘れていました(^^;;)

そして、ようやく今この映画を観て・・・

一番意外?(寧ろ予想通りというべきか)だったのは
自分がこの映画に「全く興味が持てない」という事実でした。

私の感覚では、少なくともあの頃(1990~2000年代)に
頻発しているように見えた「テロ」行為というのは
元々は、アメリカその他の「先進国」がやったコトに
起因しているように見えてしまうのです。

土台にあるのは「マトモに暮らしていけないほどの」格差・貧困であり
先進国側が自分の都合で注ぎ込んだ資本、与えた武器が
結局「戦争」だの「テロ」だのを呼んでしまう・・・

その首謀者とされる人物を追跡・捕獲し
当然のように殺害してしまう・・・というのを見ていても
「なんでソンナニモ必死でコンナコトをやっているのか」という
醒めた気持ちしか湧いてこないというか。

冒頭の捕虜の拷問シーンを見ても
「ソモソモこんなこと、なぜしなきゃいけないの」という
理解の仕様の無さの方が、私にはコタエルというか。

アメリカにとって、2001年の「9.11」という事件が
どれほどショックで、人々に悲しみ・苦しみを与えたか・・・ということと
「報復は当然」と思い、実行に移すこととは
別次元の事柄・・・と、私は思ってしまうからかもしれません。
(当事者じゃないからだと言われればそれまで?ですが)


そんなことをボンヤリ考えながら、一方で
「私の感じ方の方が、これまでとは少し変わったのかなあ」
などとも思いました。

どこがどう変わったのかは・・・自分でも
まだあまり、よくわかっていないのですが・・・


神サマ、私は自分がほんとにショーモナイ
ごくごく小さな存在、オロカな生き物だと思っているので
人間という生き物の愚かしさを見せつけられても
それを批判・非難する気持ちは
これまであまり持たなかった(持たないようにしていた?)気がします。

それが最近では、むしろ人間という生き物(自分も含めて)の
残酷さ・愚かしさ・身勝手さ・・・に
どこかで自分が「匙を投げて」しまったんじゃないかと
思うことが増えてきました。

なんだか自分が、すごーく傲慢不遜な人間になっていくようで
ますます気が滅入ってきます。

でも、今回のような映画を観るのは
もうやめようかな・・・と思うのも本当です。

神サマ、私がどういう人間なのだとしても
この先どうなっていくのだとしても
これまで同様、どうぞ見守っていて下さい。


(今日の受診で、放射線治療は来月からになりました)
 

昨日今日と、なんだか不安定な天気が続いています。

昨日は、昼間モノ凄い雷の連続で
ほとんどアタマの真上で鳴ってるような気がしました(^^;

今日は今日で、気温は28℃くらいなのに
湿度が80%くらいで、蒸し暑くてたまりません。

低気圧だの雨だの雷だのにヨワイ私は
何も手につかない状態でボヤボヤしてるだけ。

今日は最初からアキラメテ、録画してある映画を
ずっとひとりで観ていました。

『スタンリーのお弁当箱』(2011年インド)は
インドのお弁当事情とかその実例がいろいろ見られて
へぇ~こんなおべんと箱なんだ~とか
みんなでこうやって食べるのね~とか
初めて見るのが楽しかった映画。

でも、こんなインド映画は初めて・・・とも。

歌や踊りもあんまり無いし、美男美女?でもないし
とにかく「?」「??」「???」な箇所が多いんです(^^;

悪役(監督の自演とか)のセンセの行動や言い分が
ほとんどメチャクチャで、なんでそーなるの??だし
辻褄が合ってるようなそーでもないよーな(^^;

でも・・・終盤は、予想した以上の謎解きが待っていて・・・

引っかかるところが幾つもあっても
少年たちの表情・風情がすごくいい!!し
ラストも温かみのあるいい終り方だと(私は)思いました。


もう一本は、『コッホ先生と僕らの革命』(2011年ドイツ)。

こちらは19世紀の終わり頃
ドイツに初めてサッカーというスポーツを持ち込んだ
「ドイツ最初のドイツ人英語教師」コッホ先生と
彼が担任する15人の少年たちの物語。

やはり、観た後公式HPを見に行くと
「まさにドイツ版『いまを生きる』だ!」なんて
書かれていました。

初めて何かがもたらされる時・・・って
いろんなドラマがあるものですね。
ちょっとケストナーの世界を思い出したりも。

サッカーのことを抜きにしても
色々な境遇の子どもたちが、それぞれのやり方で
「自立」へと向う道を歩いていく・・・
そんな姿を観ているのは楽しかった。


神サマ、楽しい時間をありがとうございました。

ほんとは『25年目の弦楽四重奏』の感想を
ちょっとでいいから書こうと思っているのですが
例によってなかなか書けなくて・・・

もっと気楽な2本のことを
覚え書きのつもりで書きました。

遊んでばかりで、相変わらずの自分ですが
神サマ、どうぞもうしばらく
このまま見守っていて下さいますように。
 

ちょっと前、予想外に評判がいいので
『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』を
シネコンに観に行きました。

私はこういったアメコミ系?の映画は
そもそもエネルギー不足(^^;で
普段はあまり観に行きません。
(「音」 の刺激だけでクタビレ切ってしまうので)

でも、そのときの「キャプテン・アメリカ」は
なんだかとっても面白かったので
以前観ずに済んでしまった『アベンジャーズ』も
いつか機会があったら観ようかな・・・
なんて思っていました。

というわけで・・・

途中で、起きてきた若い友人も加わって
いろいろ知らないキャラの説明を聞いたりして
お喋りしながら、楽しんで観ました(^^)。

何より、「演技派」と言われるような俳優さんたちが
いかにも楽しそう?に演じているのが
観ていて心地よいのです。

人間(神サマもいたりするけど)たちの
これまでの経緯とか、そもそもの関係とか
そういうコトだけでも、観ていて楽しくて・・・

「このヒトは・・・100%人間・・・だよね」とか
「このヒト、ちょっと丈夫すぎない?(^^;」とか
映画館では絶対できないけど
家ではキャッキャ言いながら観られるので
あ、こういうのもいいな~なんて思いました。


先日の受診では、病理の結果が出ていて
前もって(予想として)少し言われていたとおり
非浸潤性で、がんとしての悪性度は低く
転移もしにくいタイプと言われました。

今後の方針としては
放射線治療が30日間(これは必須とか)と
ホルモン感受性が高いタイプなので
そのための薬物治療(こちらは5年間!)を
受けることになりました。

これまでの個人的な経験から
ホルモン関係にはあまり手をつけたくない・・・
という気持ちがあったのですが
お医者さんから説明を聞いて
まあ、やってみて具合が悪いことが起きれば
そのときはそのときで、また相談すればいいから・・・
と自分でも思い、一応納得した・・・という所です。

放射線治療の方は
温存手術の人には必須となっているそうで
週に5日通うには、できるだけ近い所で・・・と思い
手術を受けたのとは違う病院で
受けることになると思います。

「来週、術後の傷の様子をもう一度見てから
放射線の方の計画を立てましょう」
と言われて帰って来ました。

先週、「病理の結果は、家族同伴で
聞きに来て下さい」と言われていたので
家族が仕事を1時間休んで
一緒に来てくれました。

丁度「よさこい祭り」の真っ最中で
通りすがりですが、その賑わいもちょっと見られて
なんだか不思議な経験?でした。


神サマ、結果が悪くなくて安心しました。
ありがとうございました。

この頃、久々にまた車の運転をしています。

なぜか、以前のような離人感覚が薄らいで
運転席に座っても、あのイヤ~な感じは無く
ただ、(今の車を運転するのは初めてなので)
車に慣れるまで緊張しただけ・・・という感じでした。

人が免許を取ると、何でもなさそうに車に乗るようになるのが
私は正直、いつも不思議でしたが
なるほど、この程度ならみんな運転するのは当然だな・・・と
免許を取って40年経って、初めて思いました(^^;

神サマ、いろいろ本当にありがとうございました。

このままどうぞ、もうしばらく
見守っていて下さいますように。

台風11号は、今朝6時すぎ?には
高知市より西の方(安芸市?)に上陸 した模様。

朝4時頃までは強い風と雨で
「音」のせいでよく眠れないくらいでした(^^;

でも、上陸する頃には
高知市内は静かになっていて・・・

よさこい祭り(昨日の前夜祭は中止)が出来るかどうか
ギリギリまで決定されずにいたのが
なんとか元々の予定通り
午後から開催・・・となったようです。

台風一過というほどお天気は良くないのですが
とりあえず雨は降っていません。

でもTVには、県内外のあちこちで
水害が起きてる様子が映っています。

排水能力や川の容量?を超えて雨が降ったら
あっという間に町も田畑も水浸しになってしまう・・・

それは確かにそうなんですが
今回は、山の方の村でも、高台にある町でも
川が氾濫したら洪水になる・・・ということを
改めて見せつけられた気がしました。

数日間で数百ミリの雨量。
発生して2週間も存在し続けてる「台風」。
多いところでは、積算で千数百ミリ・・・なんていうことが
「これから先は珍しくなくなる」と言われても・・・

でも・・・

「地球温暖化」っていうのはこういうコトなんだと。
毎年、次々とその「影響」を
私たちは見せられつつあるのだと。

被害に遭われた方たちの大変さを思うと
胸が痛みます。
(水害の後片付けの労力・手数というのは
本当に大変なものなのです)


高知市内のマンションに住む私にとっては
今回の台風はこれで一旦終わりになりますが
台風はまだまだ北に向う途中。
これ以上大きな被害が出ませんように・・・と
ただ祈るばかり・・・

神サマ、まだまだわかりませんが
どうぞ見守っていて下さいますように。


(明日は家族同伴で、病理の結果を聞きに行きます)

観たのは先月末なんですが
私にとっては、感想を整理して書くのが
ちょっとムズカシイ種類の映画で・・・

観ているのがあまりに心地よいので
ずっと観ていたかった・・・そういう意味でも
自分の眼で見ているうちに、色々なことが見えてくる・・・
そんな「情報の多さ」という意味でも
大好きな映画になりました。


原題は“EVERYDAY”。

でも、「いとしき」と付けた意味は
よくわかります。 

イギリス・ノーフォークの小さな村?に住む
8歳・6歳・4歳・3歳という、実の兄弟姉妹たちの日々の暮らしを
ドキュメンタリーにフィクションを交えて、静かに
でも細やかに丹念に描いた作品です。

4人の父親は服役中で不在。

子どもたちは母親と暮らしていて
時には父方の祖母の家にも行きます。

母親は昼間は店員、夜はパブのカウンターと
仕事の掛け持ちをしながら、それでも
休みの日には子どもたちを連れて
父親に面会に出かけます。

5年の間には、服役する場所も変わり
遠くなると、子連れの面会はさらに大変になります。

連れて行けるのは大抵2人だけ。
残る2人はお留守番・・・となると
最年長の長女は、残る弟妹の面倒をみるため?
なかなかなか連れて行ってもらえません。

一方、学校で父親の悪口を言われて
普段は気がヨワイ弟が、殴り合いの喧嘩をしたり
父親の実家で、古い猟銃を見つけた兄が
勝手に持ち出して森に(猟に)出かけたり・・・

男親の不在は、ただでさえ忙しい母親に
「男の子の成長をひとりで見守る」
という心労を強いる・・・

それは、経済的な苦しさとは違った意味で
母親には重い負担になっているのが
私の眼にもよくわかりました。

でも、私が一番感動したのは・・・

母親はもちろん、父親の方も
子どもがその場にいる限り
とにかく子どもの方を見て、子どもにわかることを話し
愛しているのだということがはっきり伝わるような
接し方をすることでした。

もちろん、夫婦2人きりになると「夫婦の会話」になって
それはそれで印象的なシーンもあるのですが
子どもたちがいる限り
「子どものことは二の次」とはならない・・・

この映画から伝わって来るのは
両親双方から愛されている子どもたちの姿と
子どもを無条件に愛している父親・母親の姿でした。

・・・ある種のファンタジーを観ているような心地よさ。

幼い子どもと暮らした頃の自分を思い出すと
現実はこうはいかないけど・・・なんて思ってしまう。
(この母親の愛情深さ、忍耐強さ、賢さは
私の眼には正直、ほとんどスーパーウーマンなのです)

これをリアルな現実とは、言いたくても言えない私には
この映画の美しさ、温かさは、まさに
「エブリデイ」が結晶した「奇跡」のように見えました

そう・・・

子どもとの暮らしには、確かに
ああいう「奇跡」が満ちています。

悪い方に転ぶと、どこまでもどこまでも
悪くなっていってしまいそうなのに
苦しくてたまらない中、その時その時で
自分や相手をほんのちょっと騙したり
ほんの一時、どこかで息をついたり・・・

でも、親が相当揺れたり迷ったりしても
案外「最悪の事態」にはならない。

それは親の努力のように見えて、実は
「子ども」という存在に元々備わっているモノの力・・・

今となると、私にはそんな気がします。
子どもの「エブリデイ」の力はそれくらい大きいと。

だから、日々眼の前のことを大事にして
一生懸命暮らしていると
これで良かった・・・と思える日が来るんじゃないかと。

たとえそれが、どういう形での
「これで良かった」なのだとしても。

というのも・・・

映画の途中、母親のボーイフレンドが
家で子どもたちと食事をしているのも
一緒に海辺に遊びに行くのも
或いは、ラストで父親が
やはり家族みんなで海に遊びに行くのも
私の目には、すべてが現実かどうかわかりませんでした。

どれが現実で、どれが母親の夢想?したことでも
別に不思議はない・・・というか。

ラストで一緒にいるのが
もしあのボーイフレンドだったとしても
母親があれほど開放的に振る舞って、楽しそうで
子どもたちの笑顔があれほど明るければ
「父親」の顔が誰であっても
それはもう構わないことなんじゃないかと。

愛してくれて、大事にしてくれて
経済的に少しでも楽になって
そして自分たちも相手を好きなら
もう、それで十分・・・

そう、それは自分の経験(子どもとしてもオトナとしても)から
私が思うようになった本音なのかもしれません。


神サマ、いい映画が観られて
本当に幸せな時間でした。ありがとうございました。

外はまた土砂降りの雨。
でも、街のあちこちで
「よさこい祭り」の設営が始まっています。

神サマ、どうぞ無事によさこいができますように。
見守っていて下さいますように。


ゴーヤのカーテンも去年ほどは見かけません。

それでも、次の台風が来るまで
ほんの束の間の小休止?なのでしょう
今日は久々に、青空も見えています。

朝のうちは涼しかったので
チャンス!とばかりに散歩に出ました。

去年は「海の色」をしたアサガオを
あちこちで見かけました。

涼やかな青は「目の保養」で
散歩の途中の楽しみでした。

でも、なぜか今年は
ほとんど見かけないのです。

もしかして、アサガオの色は
その夏のお天気にも関係してるのでしょうか。

今年、近所で見るアサガオは(そもそも数が少ないのですが)
濃い紫のものが多いようです。

紫もキライじゃないんですが
涼しげ・・・というのではなくて
どちらかというとビロードみたいで
厚ぼったい感じ(^^;

すっきりと青いアサガオが
懐かしくなります。


今、高知では
「よさこい祭り」が中止になるのでは・・・?と
みんなが心配しています。

毎年、8月10日・11日と決まっていて
高知が一年で一番賑わう
県外からも、たくさん観に来られる
大事な大事な、お祭りなのです。

それが・・・次の台風の接近と重なっていて
昨日までのような大雨になったら・・・と。

明日中に中止かどうかが決まるのですが
今日の天気を見ていると
なんとかなりそうな気もして・・・(^^)。


神サマ、どうぞ「よさこい」が
予定通りにできますように。

大雨や雷で、これ以上
大きな被害が出ませんように。

神サマ、どうぞ見守っていて下さい。

昨夜以来、断続的に
高知市内も強い雨が降りました。

今朝は、あまりの降りように
心配になってTVをつけてみたら
県内各地で、警報だの避難指示だの・・・

国道、高速道路、JR、電車
どれもあちこちで通行止め。

高知は十年以上前、大雨による水害で
大きな被害が出たことがあって
今回の降り方は、その時を思い出させる感じで
本気で心配になってきました。

市に勤めている家族は
「明日からどんなスケジュールになるか
わからんから・・・とにかく今抱えてる仕事は
今日中に片付けておかないと」と言って
朝から出勤。

これ以上降らないといいけど・・・と
なんだか落ち着かないまま時間が過ぎて・・・

さっきのTVのニュースでは、この3日間で
8月の平均降水量を既に超えたとか
その2倍近く降った所もあるとか。

それでも、さっきからは
セミがここぞとばかりに
雨の止み間を縫って鳴いています

もうこれ以上大きな被害が出ませんように。

神サマ、どうぞお守り下さい。
 

先日、NHKのBSプレミアムで
「フリーダイビング」の選手たちの
ドキュメンタリー(再放映)を観ました。
 
「フリーダイビング」というのは
いわゆる「素潜り」のことで
競技として、あるいはレジャーとして
いろんな形で楽しまれているのだとか。

私の実家は金沢にあったので
TVを見ながら、能登の海女さんたちのことを
ちょっと思い出しました。 

でも、その番組で扱っていたのは
「競技」として、それも世界でも
トップレベルの人たちの話でした。

足に大きなヒレ(フィン)を付けて
あとは自分の吸ってため込んだ空気だけで 
ロープを目安に、自力で
下へ下へと潜っていく・・・

海の中は、明るいブルーから
ディープ・ブルーへ
そしてダーク・ブルーへ・・・

深度が100メートルを超えると
「グラン・ブルー」と呼ばれる
独特の深い青になるんだそうです。

そして、10気圧もの力がかかるそこは
「自分と海とがひとつに溶けてしまったような」
「自分の内面だけと向き合っているような」
「海の中というよりは宇宙!に近い」という
特別な世界なのだそうです。

その「グラン・ブルー」に到達出来た人というのは
番組(2009?2011?)当時には
まだ12人しかいませんでした。
その12番目というのが日本の人で
その人がメインのドキュメンタリーになっていました。


世界選手権を前に、色々な国から来た選手たちが
一緒に合宿のようなコトをします。

各人各様の仕方で練習をするのですが
私が見とれたのは、彼らが海中で
いかに優美に歩く!か、泳ぐか・・・
ほとんど海に生きる生物のように見えた風景でした。

私が野生動物の番組で見るような身ごなしというか・・・

たとえばアザラシ、たとえばイルカ・・・
そんな生き物たちを連想してしまいました。

その昔、子ども向けのノンフィクション全集で
海に潜る人のエッセイのようなモノを
読んだ記憶があります。

今から思うと、あれは
マイヨールの著作だったんじゃないか・・・と。

その中にあった描写で、今でも覚えているのが
アザラシと一緒に潜ったときの話。

仲間の中で潜水についてはダントツ!という人でも
「彼がアザラシの真似をしようとすると
アザラシの優美さには似ても似つかない身ごなしで
あまりに不格好で、見ていられない」んだと。

私がNHKの野生動物の番組を観て驚くのも
アザラシやイルカやシャチ、あるいはペンギンなどの
動きの優雅さ、美しさなので
エッセイを書いた人の気持ちがわかる気がします。

でも・・・

100メートルを潜る人たちが
浅い、明るい海中を行く姿は
リラックスしているときの動物たちと
本当によく似て見えました。

競技中や練習中の緊張した雰囲気とは違って
休暇中、夕食用の魚を捕ろうと潜っているときや
練習での潜水が会心の出来で、そのあとウェットスーツを脱いで
「海に感謝を表すために」浅い所で
自由なパフォーマンスをしているときなど
彼らは、人間というよりは
「海に生きる生き物」のように見えるのです。


私は元々海が怖い種族(^^;なので
スクーバ・ダイビングをしたいと思ったことはありません。

でも、こういうフリーダイビングは
出来る身ならやってみたかったな・・・なんて
分不相応にも思ってしまいました(^^)。

グラン・ブルーに憧れる気持ちは
とてもよく解る気がして。

ある程度潜ると、肺が水圧で押し潰されて
浮力が減って、潜ろうと努力しなくても
そのまま沈んでいくようになる・・・

それを彼らは「自由落下」と呼んでいて
フリーダイビングで一番快いのが
その時間だというのですが
私にさえ、それは見ていて解る気がしたのです。


神サマ、人間って不思議な生き物ですね。

あれほどの努力をすれば・・・の話ですが
水中で生きる能力を呼び戻すコトも出来る。

水面でなら20分以上息を止められたり
機械で上下するなら、20気圧の場所にまで到達できたり。
人間業とは思えないことが出来るのが人間・・・
そんなあれこれを想いました。

珍しい体験をさせてもらった気がします。

神サマ、どうもありがとうございました。

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