2014年製作のドキュメンタリー映画で
アカデミー賞を含む多くのドキュメンタリー映画賞を
各地で受賞した作品とのこと。
(たまたまWOWOWで発見~)

オリバー・ストーン監督の『スノーデン』を
今年初めに観られなかったのが残念だったので
こちらをとりあえず観てみよう・・・と。


大体、私は「スノーデン事件」のことを
よく知らないのです(^^;。

2013年?当時、新聞やTVのニュースで
「アメリカ政府は、国民一人一人についてまで
膨大な通信データを収集している(らしい)」とか
「外国の重要機関・人物も、標的になってる(らしい)」とか
話題になっていたような気がするという程度。

聞いた瞬間、当時の私が思ったのは・・・

それって「国民監視システム」ってこと?
でも、ほんとにそこまでするかなあ・・・
っていうか、そこまでする価値があるのかなあ・・・

そんな感じ。
正直、まだSFの延長みたいに
聞こえたんですね、きっと。

若い友人には、もう大分前から
「グーグル関係にあんまり頼るのはアブナイかも」なんて
冗談?のように、でも真顔で言われてたのに。


でも・・・

最近観た映画(「アイ・イン・ザ・スカイ」)でも
ほとんどSFと私などが思っているような「戦争」を
世界のあちこちで繰り広げている
各国の姿が描かれていました。

フィクション作品ではあっても
それはあまりにリアルな描写で
自分の時代認識の遅れ具合を
痛感させられて・・・

「SF」は既に「現実」に
なってしまっているんだと。


今回のドキュメンタリー映画では
都市伝説?の筈だった「国民監視システム」が
とっくの昔に完成していた・・・という事実を
スノーデン本人の口から、ひとつひとつ
聞くことになりました。

「彼の機密漏洩以前から、私自身が
あの監視システムは良くないと言っていたのだ。
(それをわざわざ全世界に向けて暴露した)
スノーデンは、愛国者とはとても言えない」と
言ったときのオバマ大統領の顔。

淡々と落ち着いた口調・表情で語りながら
時間と共に、やつれていくスノーデンの顔。

アメリカ政府側からの拘束を受け
釈放された直後のスタッフの様子。

群がってくるマスコミ・・・



実は今回、私にとって一番印象的だったのは
スノーデン氏本人の「物静かな佇まい」とでもいうべき
激高しない表情・風情でした。

本当に頭脳明晰な人なのでしょう。

でも、そんなことは今の場合
どう受け取られるのか(英雄・裏切り者・犯罪者など)とは
無関係なんだろうな・・・とも。


スノーデンがどういう意図を持って
「機密漏洩」に踏み切ったのかとは別に
とにかく、世界は今ここまで来てるんだ・・・
とだけは、よくわかりました(多分)。

(観た後、ネットで調べていたら
フィクションの方の『スノーデン』も
(補完的な意味で)観た方がいいという声も)


ガーディアン紙に記事を書いたジャーナリスト
映画を撮影した女性監督、それ以外にも
記憶に残る「眼」の持ち主が
何人も登場した映画でもありました。

観られて良かった。


神サマ・・・ありがとうございました。





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