2010年10月13日
10/12
10/12
日経平均株価は続落。国内連休中に欧米株が底堅い動きをしたことを受け、朝方は買い先行のスタートとなりました。ただ円高警戒感から買いは続かず、買い一巡後は急速に値を消し、右肩下がりの値動きとなりました。
業種別では殆どの業種が値下がり。値下がり上位はその他金融、証券商品先物、水産・農林となりました。一方、値上がりは保険、卸売、陸運のみ。
円高基調が続き、3連休の後、いきなり続落。もう少し日本市場、何とかならないのか?という思いであります。個別銘柄においても日経平均がしっかりしないと4月高値の期日の6ヶ月目に当たっていますから、売りが出やすい状況ではあります。それでもやる気のある市場、期待したいところであります。それでは後場を見ていきます。
日経平均株価は3日続落。国内連休中に欧米株が底堅い動きをしたことを受け、朝方は小高く始まったものの為替の円高懸念から、先物主導で売りに押される展開となりました。後場に入ると更なる円高進行やアジア株安などが重しとなり、10月5日以来となる 9400円台を割り込む軟調推移となりました。
業種別では、ほぼ全ての業種が値下がりしました。値下がり上位は水産・農林、その他金融、パルプ・紙。一方、値上がりは保険のみとなりました。
様々な理由があるのでしょうが現在の上海は1%以上の上昇となっています。日本市場だけがどうしてこんなに売られるのだろうか?残念に思う投資家は私だけではないでしょう。ちょっと下げ過ぎな気もしますが明日を見ていくこととします。
東京株式市場は円相場が1ドル=81円台まで上昇したことを嫌気し大幅下落いたしました。日経平均株価は始値9,648円と前日終値9,588円から60 円高くスタート。採算悪化が懸念される輸出関連株を中心に売りが膨らみズルズルと下落。後場に入ると更に下げ幅を拡大し全面安となりました。引けは−200円の9,388円で取引を終了しております。
東証1部の騰落数は、値上がり79銘柄、値下がり1,540銘柄、変わらずは37銘柄。東証1部の売買代金は1兆4,457億円、売買高は18億9,360万株でした。
連休明けの火曜日、本日の東京株式市場は主力株を筆頭に幅広い銘柄が売られ、日経平均株価が大幅続落いたしました。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411) など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、SBIホールディングス(8473)など証券株が売られ反落いたしました。
また、新日本製鐵(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)、住友金属工業(5405)など鉄鋼株や、住友金属鉱山 (5713)、東邦亜鉛(5707)、三井金属(5706)など非鉄金属株、住友商事(8053)、伊藤忠商事(8001)など商社株も売られ下落。
更に、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、三菱自動車(7211)など自動車株や、日本郵船(9101)、商船三井(9104)など海運株、ソニー(6758)、京セラ(6971)、アドバンテスト(6857)などハイテク株が売られ下落。
本日の日経平均株価は−200円の9,388円と続落し9,400円台を割り込んできました。
昨晩の米NY株式市場は横ばいとなりました。FRBによる追加緩和実施の可能性が完全に織り込まれる中、市場の関心は第3・四半期決算に向かっております。今週はインテル、JPモルガン・チェース、米ゼネラル・エレクトリック(GE)などが決算発表を予定しております。イエレンFRB副議長は、全米企業エコノミスト協会(NABE)で就任後初となる講演を行い、政策金利を低水準に抑えることは金融バブル発生につながる恐れがあると警告しました。
東京株式市場は、連休中の米NY株式市場がしっかり立ったことやシカゴ平均株価先物が小高く回ってきたこと、米半導体SOX指数の続伸、NY金相場の続伸などが強気材料となり、やや買い優勢で取引を開始いたしました。
日経平均株価は+60円の9,648円と高くスタートいたしましたが、寄り付き後は売り物に押されズルズルと下落し、前場の取引を−84円の9,504 円で終えました。後場に入っても売り優勢の展開は続き引けにかけて次第安の展開となり下げ幅を拡大、−200円の9,388円で本日の売買を終えました。
日経平均株価の中期基調は上向きのまま。短期基調は上向きから下向きに転換いたしました。日経平均株価のサイコロは●○●○●○●○○●●●「5勝7敗」3連敗。日足は幅のある陰線を形成しチャートを悪くしております。
市場では「対ドルで81円後半まで円高が進行し先物にまとまった売りが出た。介入期待はあるものの現状の円高水準では手を出せない」「東京電力 (9501)の公募増資の値決めを控えて、応募する投資家の換金売りが出ていることも需給面の圧迫要因になっている」などと指摘されております。
しかし、厳しい下落となりました。日経平均株価は今日の下落で3連敗となり、基調も弱まっております。先週末までは強気な声も多かったのですが、今日の200円幅の下落で市場のムードは悪化しております。
先週末の下落は「調整」と見て、「短期調整後は再上昇」と期待しておりましたが、少し慎重になる必要が出てきました。明日・明後日の早い段階で強く反発すれば、1万円を目指す動きにも期待が持てるのですが、ダラダラ下げるようなら、「反発終了・下落基調に戻った」と見る必要が出てきます。
10/13
日経平均株価は反発。昨日の大幅安の反動や米国株高などを受け、買い先行のスタートとなりました。寄り付き後は円高警戒感から伸び悩む場面もありましたが、前場中頃に為替がドルに対し若干円安に振れると買いの安心感が広がり、一時節目の9500円を上回る動きとなりました。
業種別では殆どの業種が値上がりしました。値上がり上位は非鉄金属、鉱業、化学。一方、値下がり上位は海運、金属製品、ゴム製品となりました。
昨日の大きな下げにより結局、9月15日殆ど一ヶ月前ですがそのあたりの値段に押し戻されました。9500円を挟んでの横ばいから抜け出せない状況であります。何でもかんでも上がる相場ではないですがじわっと買いが個別株に入ってくることを期待して今は市場を見ております。それでは後場、お願い致します。
日経平均株価は小反発。昨日の大幅安の反動や米国株高などを受け、前場では堅調なスタートとなったものの、後場に入ると円の強含みに動意は乏しく、大引けにかけて伸び悩む展開となりました。
業種別では多くの業種が値下がりしました。値下がり上位はその他金融、銀行、ゴム製品。一方、値上がり上位は空運、非鉄金属、鉱業となりました。
何と言えばいいのか、厳しい値動きです。躍動感のある市場が復活するのを待ってる状況です。債券先物は本日143.87、ちょいと小甘い状況です。いつまでも国債に頼らず機関投資家も株式市場に目を向けても良さそうだと思いますけどいかがなものでしょうか?
東京株式市場は小幅ながら4日ぶりに反発いたしました。日経平均株価は始値9,473円と前日終値9,388円から85円高くスタート。前場は+122円の9,510円まで上昇し堅調に推移いたしましたが、後場に入ると円高を嫌気し急速に伸び悩みました。引けは+14円の9,403円で取引を終了。
東証1部の騰落数は、値上がり604銘柄、値下がり892銘柄、変わらずは155銘柄。東証1部の売買代金は1兆3,388億円、売買高は18億9,023万株でした。
本日の東京株式市場は前日の大幅下落からリバウンドの動きとなり小幅反発となりました。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411) など大手銀行株が売られ続落。野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、SBIホールディングス(8473)など証券株も売られ続落となりました。
また、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)、住友不動産販売(8870)など不動産株や、東京海上ホールディングス(8766)、T&Dホールディングス(8795)など損保株の一角も売られ下落いたしました。
また、新日本製鐵(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など鉄鋼株や、日本郵船(9101)、商船三井(9104)など海運株も売られ下落。
本日の日経平均株価は+14円の9,403円と小幅反発し、4日ぶりの上昇となりました。
昨晩の米NY株式市場は小幅上昇いたしました。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、近く追加緩和が実施される可能性が示されたことが好感されしっかり。米NY株式市場はFRBによる追加緩和への期待感から上昇が続いておりますが、発表された9月21日のFOMC議事録は一段と支援する材料となりました。またオバマ米政権が予定より7週間早く深海油田の新規開発凍結を解除したことが好感され石油関連銘柄が買われました。
東京株式市場は、米NY株式市場がしっかりだったことやシカゴ平均株価先物が高く回ってきたこと、米半導体SOX指数の3日続伸、米インテルが予想上回る決算を受け時間外で上昇したことなどが強気材料となり、買い優勢で取引を開始いたしました。
日経平均株価は+85円の9,473円と高くスタート。寄り付き後に+122円の9,510円と9,500円台を回復する場面もあり、前場の取引を+80円の9,469円で終えました。後場に入ると売り物に押され上げ幅を縮小、+14円の9,403円で本日の売買を終えました。
日経平均株価の中期基調は上向きからフラットに。短期基調は下向き継続となっております。日経平均株価のサイコロは○●○●○●○○●●●○「6勝6敗」。日足は短陰線で上値の重さを気にさせております。
市場では「円高基調が継続するとの見方が大勢となり、上値は買いにくい状態だ。介入への期待感も後退しつつある。10月のSQ値である9,692円を早期に上抜けなければ、再度下値を探る展開も予想される」などと指摘されております。
前場反発したのはいいのですが、9,500円台まで反発したところで「戻しいっぱい」となり下落。しかし、弱々しい動きです。欧米諸国やアジアの各国など世界の株式市場は堅調なのですが、為替の円高もあり日本株だけが取り残されたように見えます。
とにかく、昨日の200円幅の下落と、1ドル=82円を割り込んでも介入が入らず、81円台での推移が続く為替の動きが嫌気されております。引き続きダラダラ下げるようなら、慎重姿勢で見ていく必要があります。
10/14
日経平均株価は大幅続伸。前日の米国株高を好感した買いが先行し、高寄りスタートとなりました。その後も買いは勢いは衰えず、先物に断続的な買いが観測されると、日経平均は上げ幅を一時200円近くに拡大し、9600円台を回復する動きとなりました。ただ円の高止まりに上値は重く、引けにかけてはやや上げ幅を縮小する動きとなりました。
業種別では全ての業種が値上がりしました。値上がり上位は石油石炭製品、証券商品先物、鉱業。
NY高と言いましても寄り付きの段階では為替は円高でありました。私は買いで入ったわけですが大方の方は意外高だったみたいです。さて現在もドル円81.34と更にじりっと円高です。ユーロが若干円安なのは救いでしょうか?それでは後場を見ていきます。
日経平均株価は大幅続伸しました。前日の米国株高を背景に朝方は買い先行のスタートとなりました。円高進行を懸念し、上値を押さえられる場面もありましたが、世界的な金融緩和に伴う流動性相場への期待が支えとなり、ほぼ全面高商状となりました。後場中頃には上げ幅は一時200円を超え、9600円台を回復する場面も見られ、終値としては3営業日ぶりに9500円台を回復する動きとなりました。
業種別では全ての業種が値上がりしました。値上がり上位は証券商品先物、不動産、石油石炭製品となりました。
為替の15年ぶりの円高を考えれば、しっかりとした値動きだったと言えるでしょう。落ち着いた値動き、期待したいところであります。ところで昨日、東京講演会に来て頂いた皆さんと電話によりお話を致しました。多くの読者の方がもう少し株価にしっかりしてもらいたいと望んでいらっしゃいます。
それと「桃さんのオプションの売り」に多くの方が興味をお持ちでした。講演会では私はオプションの売りは簡単に言うと「可能性の売り」になります、とお伝えしました。
例えば明日がSQだとしましょう。SQと言うのは簡単に言えばオプションの期日だということです。明日10000円になる可能性があるでしょうか?あるいは9000円を割る可能性があるでしょうか?もちろん両方とも殆どゼロに近い話ですが可能性はゼロではありません。そのゼロではないことに関して値段が 10円とか20円とか存在しているわけです。それを売っていく。簡単に言うとこんなことになるでしょう。この繰り返しがオプションの売りということです。
先物のページで時折、私や桃さんが解説をします。特にボックス相場では有効な投資方法の一つであります。
東京株式市場は前日の欧米株高を好感し幅広い銘柄に買いが入りました。日経平均株価は始値9,515円と前日終値9,403円から112円高くスタート。世界的な株高が続く中出遅れ感のある日本株に資金が流入。+211円の9,614円と9,600円台まで上昇いたしました。高値圏でのもみ合いが続き、引けは+180円の9,583円で取引を終了しております。
東証1部の騰落数は、値上がり1,157銘柄、値下がり377銘柄、変わらずは122銘柄。東証1部の売買代金は1兆5,332億円、売買高は21億7,563万株。
本日の東京株式市場は米NY株式市場の上昇を好感し、主力株を筆頭に幅広い銘柄が買われ、日経平均株価が大幅高となりました。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411) など大手銀行株が買われ反発。野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、SBIホールディングス(8473)など証券株も買われ大幅反発となりました。
また、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)、三菱地所(8802)など不動産株や、東京海上ホールディングス(8766)、T&Dホールディングス(8795)など損保株、新日本製鐵(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など鉄鋼株、住友金属鉱山(5713)、三菱マテリアル(5711)、DOWAホールディングス(5714)など非鉄金属株も上昇。
更に、トヨタ自動車(7203)、日産自動車(7201)など自動車株や、昭和シェル石油(5002)、国際石油開発帝石(1605)、石油資源開発 (1662)など石油関連株、ソニー(6758)、京セラ(6971)、アドバンテスト(6857)などハイテク株も買われ上昇。
本日の日経平均株価は+180円の9,583円と大幅続伸し、9,500円台に戻してきました。
昨晩の米NY株式市場は続伸いたしました。9月の中国の輸入が前月比で過去最高の伸び率を記録したことを受けて商品価格が上昇し、工業株や素材株が上げを主導。JPモルガン・チェースやインテルなど、発表された企業の決算が予想よりも強い内容となったことも相場を後押しいたしました。
東京株式市場は、米NY株式市場の上昇やシカゴ平均株価先物高、米半導体SOX指数の4日続伸、NY金大幅反発・4日ぶりの最高値更新、LMEニッケルの反発などが強気材料となり、買い優勢で取引を開始いたしました。
日経平均株価は+112円の9,515円と高くスタート。寄り付き後も買い優勢の展開は続き、崩れることなく上げ幅を拡大し、前場の取引を+171円の 9,574円で終えました。後場に入ってもしっかりとした動きは続き、+180円の9,583円で本日の売買を終えました。
日経平均株価の中期基調はフラット。短期基調は下向きからフラットに。日経平均株価のサイコロは●○●○●○○●●●○○「6勝6敗」。日足は窓空け陽線で強い足となっております。
市場では「CTA(商品投資顧問業者)やヘッジファンドなどの買い戻しが入った。4月高値の絶対期日を通過しつつあり、需給面でも改善の兆しがみられる」「海外勢に加え、国内運用資金の買いも入っているようだ。円高進行で企業業績に懸念が生じているにもかかわらず、資金流入が続くという従来にはなかった現象だ」などと指摘されております。
対ドルで81円前半まで進んでいるドル安・円高を警戒する見方もある中の上昇。強い反発となりました。ただ、この強い動きがこのまま続くかどうかは慎重に見ていく必要があります。明日以降、10月7日の9,716円を明確に抜くことができるか?更に、8月3日の9,750円、7月28日の9,760円も抜いてくれば、1万円に向かう動きが期待されます。
10/15
日経平均株価は反落しました。円高警戒感が強い中、前日の大幅高の反動で利益確定の売りが先行しました。一時、節目の9500円を割り込む場面がありましたが、前場中頃に円高が一服すると下げ渋り、その後は9500円台前半でもみ合いを続けました。
業種別では殆どの業種が値下がりしました。値下がり上位は証券商品先物、銀行、保険。一方、値上がりは鉱業、電気・ガス、石油石炭製品のみとなりました。
為替の問題もそうなんですが日本を元気にする国策がどこにあるのか?その大いなるリーダーシップが今の日本には見えづらいという現状が重く圧し掛かっています。衰退し始めれば速いスピードとなります。指導力のある政治、期待したいものであります。それでは後場、頑張りましょう。
日経平均株価は続落。国内連休中に欧米株が底堅い動きをしたことを受け、朝方は買い先行のスタートとなりました。ただ円高警戒感から買いは続かず、買い一巡後は急速に値を消し、右肩下がりの値動きとなりました。
業種別では殆どの業種が値下がり。値下がり上位はその他金融、証券商品先物、水産・農林となりました。一方、値上がりは保険、卸売、陸運のみ。
円高基調が続き、3連休の後、いきなり続落。もう少し日本市場、何とかならないのか?という思いであります。個別銘柄においても日経平均がしっかりしないと4月高値の期日の6ヶ月目に当たっていますから、売りが出やすい状況ではあります。それでもやる気のある市場、期待したいところであります。それでは後場を見ていきます。
日経平均株価は3日続落。国内連休中に欧米株が底堅い動きをしたことを受け、朝方は小高く始まったものの為替の円高懸念から、先物主導で売りに押される展開となりました。後場に入ると更なる円高進行やアジア株安などが重しとなり、10月5日以来となる 9400円台を割り込む軟調推移となりました。
業種別では、ほぼ全ての業種が値下がりしました。値下がり上位は水産・農林、その他金融、パルプ・紙。一方、値上がりは保険のみとなりました。
様々な理由があるのでしょうが現在の上海は1%以上の上昇となっています。日本市場だけがどうしてこんなに売られるのだろうか?残念に思う投資家は私だけではないでしょう。ちょっと下げ過ぎな気もしますが明日を見ていくこととします。
東京株式市場は円相場が1ドル=81円台まで上昇したことを嫌気し大幅下落いたしました。日経平均株価は始値9,648円と前日終値9,588円から60 円高くスタート。採算悪化が懸念される輸出関連株を中心に売りが膨らみズルズルと下落。後場に入ると更に下げ幅を拡大し全面安となりました。引けは−200円の9,388円で取引を終了しております。
東証1部の騰落数は、値上がり79銘柄、値下がり1,540銘柄、変わらずは37銘柄。東証1部の売買代金は1兆4,457億円、売買高は18億9,360万株でした。
連休明けの火曜日、本日の東京株式市場は主力株を筆頭に幅広い銘柄が売られ、日経平均株価が大幅続落いたしました。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411) など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、SBIホールディングス(8473)など証券株が売られ反落いたしました。
また、新日本製鐵(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)、住友金属工業(5405)など鉄鋼株や、住友金属鉱山 (5713)、東邦亜鉛(5707)、三井金属(5706)など非鉄金属株、住友商事(8053)、伊藤忠商事(8001)など商社株も売られ下落。
更に、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、三菱自動車(7211)など自動車株や、日本郵船(9101)、商船三井(9104)など海運株、ソニー(6758)、京セラ(6971)、アドバンテスト(6857)などハイテク株が売られ下落。
本日の日経平均株価は−200円の9,388円と続落し9,400円台を割り込んできました。
昨晩の米NY株式市場は横ばいとなりました。FRBによる追加緩和実施の可能性が完全に織り込まれる中、市場の関心は第3・四半期決算に向かっております。今週はインテル、JPモルガン・チェース、米ゼネラル・エレクトリック(GE)などが決算発表を予定しております。イエレンFRB副議長は、全米企業エコノミスト協会(NABE)で就任後初となる講演を行い、政策金利を低水準に抑えることは金融バブル発生につながる恐れがあると警告しました。
東京株式市場は、連休中の米NY株式市場がしっかり立ったことやシカゴ平均株価先物が小高く回ってきたこと、米半導体SOX指数の続伸、NY金相場の続伸などが強気材料となり、やや買い優勢で取引を開始いたしました。
日経平均株価は+60円の9,648円と高くスタートいたしましたが、寄り付き後は売り物に押されズルズルと下落し、前場の取引を−84円の9,504 円で終えました。後場に入っても売り優勢の展開は続き引けにかけて次第安の展開となり下げ幅を拡大、−200円の9,388円で本日の売買を終えました。
日経平均株価の中期基調は上向きのまま。短期基調は上向きから下向きに転換いたしました。日経平均株価のサイコロは●○●○●○●○○●●●「5勝7敗」3連敗。日足は幅のある陰線を形成しチャートを悪くしております。
市場では「対ドルで81円後半まで円高が進行し先物にまとまった売りが出た。介入期待はあるものの現状の円高水準では手を出せない」「東京電力 (9501)の公募増資の値決めを控えて、応募する投資家の換金売りが出ていることも需給面の圧迫要因になっている」などと指摘されております。
しかし、厳しい下落となりました。日経平均株価は今日の下落で3連敗となり、基調も弱まっております。先週末までは強気な声も多かったのですが、今日の200円幅の下落で市場のムードは悪化しております。
先週末の下落は「調整」と見て、「短期調整後は再上昇」と期待しておりましたが、少し慎重になる必要が出てきました。明日・明後日の早い段階で強く反発すれば、1万円を目指す動きにも期待が持てるのですが、ダラダラ下げるようなら、「反発終了・下落基調に戻った」と見る必要が出てきます。
10/13
日経平均株価は反発。昨日の大幅安の反動や米国株高などを受け、買い先行のスタートとなりました。寄り付き後は円高警戒感から伸び悩む場面もありましたが、前場中頃に為替がドルに対し若干円安に振れると買いの安心感が広がり、一時節目の9500円を上回る動きとなりました。
業種別では殆どの業種が値上がりしました。値上がり上位は非鉄金属、鉱業、化学。一方、値下がり上位は海運、金属製品、ゴム製品となりました。
昨日の大きな下げにより結局、9月15日殆ど一ヶ月前ですがそのあたりの値段に押し戻されました。9500円を挟んでの横ばいから抜け出せない状況であります。何でもかんでも上がる相場ではないですがじわっと買いが個別株に入ってくることを期待して今は市場を見ております。それでは後場、お願い致します。
日経平均株価は小反発。昨日の大幅安の反動や米国株高などを受け、前場では堅調なスタートとなったものの、後場に入ると円の強含みに動意は乏しく、大引けにかけて伸び悩む展開となりました。
業種別では多くの業種が値下がりしました。値下がり上位はその他金融、銀行、ゴム製品。一方、値上がり上位は空運、非鉄金属、鉱業となりました。
何と言えばいいのか、厳しい値動きです。躍動感のある市場が復活するのを待ってる状況です。債券先物は本日143.87、ちょいと小甘い状況です。いつまでも国債に頼らず機関投資家も株式市場に目を向けても良さそうだと思いますけどいかがなものでしょうか?
東京株式市場は小幅ながら4日ぶりに反発いたしました。日経平均株価は始値9,473円と前日終値9,388円から85円高くスタート。前場は+122円の9,510円まで上昇し堅調に推移いたしましたが、後場に入ると円高を嫌気し急速に伸び悩みました。引けは+14円の9,403円で取引を終了。
東証1部の騰落数は、値上がり604銘柄、値下がり892銘柄、変わらずは155銘柄。東証1部の売買代金は1兆3,388億円、売買高は18億9,023万株でした。
本日の東京株式市場は前日の大幅下落からリバウンドの動きとなり小幅反発となりました。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411) など大手銀行株が売られ続落。野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、SBIホールディングス(8473)など証券株も売られ続落となりました。
また、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)、住友不動産販売(8870)など不動産株や、東京海上ホールディングス(8766)、T&Dホールディングス(8795)など損保株の一角も売られ下落いたしました。
また、新日本製鐵(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など鉄鋼株や、日本郵船(9101)、商船三井(9104)など海運株も売られ下落。
本日の日経平均株価は+14円の9,403円と小幅反発し、4日ぶりの上昇となりました。
昨晩の米NY株式市場は小幅上昇いたしました。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、近く追加緩和が実施される可能性が示されたことが好感されしっかり。米NY株式市場はFRBによる追加緩和への期待感から上昇が続いておりますが、発表された9月21日のFOMC議事録は一段と支援する材料となりました。またオバマ米政権が予定より7週間早く深海油田の新規開発凍結を解除したことが好感され石油関連銘柄が買われました。
東京株式市場は、米NY株式市場がしっかりだったことやシカゴ平均株価先物が高く回ってきたこと、米半導体SOX指数の3日続伸、米インテルが予想上回る決算を受け時間外で上昇したことなどが強気材料となり、買い優勢で取引を開始いたしました。
日経平均株価は+85円の9,473円と高くスタート。寄り付き後に+122円の9,510円と9,500円台を回復する場面もあり、前場の取引を+80円の9,469円で終えました。後場に入ると売り物に押され上げ幅を縮小、+14円の9,403円で本日の売買を終えました。
日経平均株価の中期基調は上向きからフラットに。短期基調は下向き継続となっております。日経平均株価のサイコロは○●○●○●○○●●●○「6勝6敗」。日足は短陰線で上値の重さを気にさせております。
市場では「円高基調が継続するとの見方が大勢となり、上値は買いにくい状態だ。介入への期待感も後退しつつある。10月のSQ値である9,692円を早期に上抜けなければ、再度下値を探る展開も予想される」などと指摘されております。
前場反発したのはいいのですが、9,500円台まで反発したところで「戻しいっぱい」となり下落。しかし、弱々しい動きです。欧米諸国やアジアの各国など世界の株式市場は堅調なのですが、為替の円高もあり日本株だけが取り残されたように見えます。
とにかく、昨日の200円幅の下落と、1ドル=82円を割り込んでも介入が入らず、81円台での推移が続く為替の動きが嫌気されております。引き続きダラダラ下げるようなら、慎重姿勢で見ていく必要があります。
10/14
日経平均株価は大幅続伸。前日の米国株高を好感した買いが先行し、高寄りスタートとなりました。その後も買いは勢いは衰えず、先物に断続的な買いが観測されると、日経平均は上げ幅を一時200円近くに拡大し、9600円台を回復する動きとなりました。ただ円の高止まりに上値は重く、引けにかけてはやや上げ幅を縮小する動きとなりました。
業種別では全ての業種が値上がりしました。値上がり上位は石油石炭製品、証券商品先物、鉱業。
NY高と言いましても寄り付きの段階では為替は円高でありました。私は買いで入ったわけですが大方の方は意外高だったみたいです。さて現在もドル円81.34と更にじりっと円高です。ユーロが若干円安なのは救いでしょうか?それでは後場を見ていきます。
日経平均株価は大幅続伸しました。前日の米国株高を背景に朝方は買い先行のスタートとなりました。円高進行を懸念し、上値を押さえられる場面もありましたが、世界的な金融緩和に伴う流動性相場への期待が支えとなり、ほぼ全面高商状となりました。後場中頃には上げ幅は一時200円を超え、9600円台を回復する場面も見られ、終値としては3営業日ぶりに9500円台を回復する動きとなりました。
業種別では全ての業種が値上がりしました。値上がり上位は証券商品先物、不動産、石油石炭製品となりました。
為替の15年ぶりの円高を考えれば、しっかりとした値動きだったと言えるでしょう。落ち着いた値動き、期待したいところであります。ところで昨日、東京講演会に来て頂いた皆さんと電話によりお話を致しました。多くの読者の方がもう少し株価にしっかりしてもらいたいと望んでいらっしゃいます。
それと「桃さんのオプションの売り」に多くの方が興味をお持ちでした。講演会では私はオプションの売りは簡単に言うと「可能性の売り」になります、とお伝えしました。
例えば明日がSQだとしましょう。SQと言うのは簡単に言えばオプションの期日だということです。明日10000円になる可能性があるでしょうか?あるいは9000円を割る可能性があるでしょうか?もちろん両方とも殆どゼロに近い話ですが可能性はゼロではありません。そのゼロではないことに関して値段が 10円とか20円とか存在しているわけです。それを売っていく。簡単に言うとこんなことになるでしょう。この繰り返しがオプションの売りということです。
先物のページで時折、私や桃さんが解説をします。特にボックス相場では有効な投資方法の一つであります。
東京株式市場は前日の欧米株高を好感し幅広い銘柄に買いが入りました。日経平均株価は始値9,515円と前日終値9,403円から112円高くスタート。世界的な株高が続く中出遅れ感のある日本株に資金が流入。+211円の9,614円と9,600円台まで上昇いたしました。高値圏でのもみ合いが続き、引けは+180円の9,583円で取引を終了しております。
東証1部の騰落数は、値上がり1,157銘柄、値下がり377銘柄、変わらずは122銘柄。東証1部の売買代金は1兆5,332億円、売買高は21億7,563万株。
本日の東京株式市場は米NY株式市場の上昇を好感し、主力株を筆頭に幅広い銘柄が買われ、日経平均株価が大幅高となりました。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411) など大手銀行株が買われ反発。野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、SBIホールディングス(8473)など証券株も買われ大幅反発となりました。
また、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)、三菱地所(8802)など不動産株や、東京海上ホールディングス(8766)、T&Dホールディングス(8795)など損保株、新日本製鐵(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など鉄鋼株、住友金属鉱山(5713)、三菱マテリアル(5711)、DOWAホールディングス(5714)など非鉄金属株も上昇。
更に、トヨタ自動車(7203)、日産自動車(7201)など自動車株や、昭和シェル石油(5002)、国際石油開発帝石(1605)、石油資源開発 (1662)など石油関連株、ソニー(6758)、京セラ(6971)、アドバンテスト(6857)などハイテク株も買われ上昇。
本日の日経平均株価は+180円の9,583円と大幅続伸し、9,500円台に戻してきました。
昨晩の米NY株式市場は続伸いたしました。9月の中国の輸入が前月比で過去最高の伸び率を記録したことを受けて商品価格が上昇し、工業株や素材株が上げを主導。JPモルガン・チェースやインテルなど、発表された企業の決算が予想よりも強い内容となったことも相場を後押しいたしました。
東京株式市場は、米NY株式市場の上昇やシカゴ平均株価先物高、米半導体SOX指数の4日続伸、NY金大幅反発・4日ぶりの最高値更新、LMEニッケルの反発などが強気材料となり、買い優勢で取引を開始いたしました。
日経平均株価は+112円の9,515円と高くスタート。寄り付き後も買い優勢の展開は続き、崩れることなく上げ幅を拡大し、前場の取引を+171円の 9,574円で終えました。後場に入ってもしっかりとした動きは続き、+180円の9,583円で本日の売買を終えました。
日経平均株価の中期基調はフラット。短期基調は下向きからフラットに。日経平均株価のサイコロは●○●○●○○●●●○○「6勝6敗」。日足は窓空け陽線で強い足となっております。
市場では「CTA(商品投資顧問業者)やヘッジファンドなどの買い戻しが入った。4月高値の絶対期日を通過しつつあり、需給面でも改善の兆しがみられる」「海外勢に加え、国内運用資金の買いも入っているようだ。円高進行で企業業績に懸念が生じているにもかかわらず、資金流入が続くという従来にはなかった現象だ」などと指摘されております。
対ドルで81円前半まで進んでいるドル安・円高を警戒する見方もある中の上昇。強い反発となりました。ただ、この強い動きがこのまま続くかどうかは慎重に見ていく必要があります。明日以降、10月7日の9,716円を明確に抜くことができるか?更に、8月3日の9,750円、7月28日の9,760円も抜いてくれば、1万円に向かう動きが期待されます。
10/15
日経平均株価は反落しました。円高警戒感が強い中、前日の大幅高の反動で利益確定の売りが先行しました。一時、節目の9500円を割り込む場面がありましたが、前場中頃に円高が一服すると下げ渋り、その後は9500円台前半でもみ合いを続けました。
業種別では殆どの業種が値下がりしました。値下がり上位は証券商品先物、銀行、保険。一方、値上がりは鉱業、電気・ガス、石油石炭製品のみとなりました。
為替の問題もそうなんですが日本を元気にする国策がどこにあるのか?その大いなるリーダーシップが今の日本には見えづらいという現状が重く圧し掛かっています。衰退し始めれば速いスピードとなります。指導力のある政治、期待したいものであります。それでは後場、頑張りましょう。