毎日、平々凡々に生きている、ただ時間が目の前をゆっくり過ぎていく。誰にも止めようのない時、
ふと朝空を見上げて雲を見る、ゆっくりと形を変えながら過ぎていく、同じ風景をとどめていない、ああこれが時なのかと思う今朝の散歩・・・孔子の論語を思い出し、読みたくなった。やっぱり孔子の名言は、人生の糧となる。
子曰、朝聞道、夕死可矣
子曰く、朝(あした)に道を聞かば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり
※通訳
孔子は言った。もし朝に真実の道を知ることができたならば、その日の夜に死んでしまってもかまわない。
子曰、君子喩於義、小人喩於利
子曰く、君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る。
※通訳
孔子は言った。よくできた人物は何をなすべきかを考え、つまらない人物は何をすれば得かを考える
子曰、知之者不如好之者、好之者不如樂之者
子曰く、これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。
※通訳
孔子は言った。ある事に知識のある人であっても、その事を好む人には及ばない。また、その事を好む人であってもその事を楽しむ人には及ばない
子曰、飯疏食飮水、曲肱而枕之、樂亦在其中矣、
不義而富且貴、於我如浮雲
子曰く、疏食(そし)を飯(くら)い、水を飲み、肱(ひじ)を曲げて之を枕とす。楽しみ亦た其の中(うち)に在り。不義にして富み且(か)つ貴(たっと)きは、我に於(おい)て浮雲(ふうん)の如し。
※通訳
孔子は言った。粗末な食事と水を飲み、肘を枕にして寝る。そのような生活の中にも楽しみはある。自分がなすべきでない事を行って財産や地位を得たとしてもそれは浮雲の様にはかないことに思える。
曾子曰、以能問於不能、以多問於寡、有若無、實若虚、犯而不校。昔者吾友、嘗從事於斯矣。
曽子曰く、能を以(もっ)て不能に問い、多きを以て寡(すくなき)に問い、有れども無きが若(ごと)く、実(み)つれども虚しきが若く、犯されて校(むく)いず。昔者(むかし)、吾が友嘗(かつ)て斯(ここ)に従事せり
※通訳
曽子は言った。能力がありながら傲慢にならず能の無いように見える者からも問い、
知識があっても無いように振る舞い、功績があっても無いように振る舞い、
無法を言いかけられても相手にせず争わない。昔、私にはそういう友だちがいた。
ふと朝空を見上げて雲を見る、ゆっくりと形を変えながら過ぎていく、同じ風景をとどめていない、ああこれが時なのかと思う今朝の散歩・・・孔子の論語を思い出し、読みたくなった。やっぱり孔子の名言は、人生の糧となる。
子曰、朝聞道、夕死可矣
子曰く、朝(あした)に道を聞かば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり
※通訳
孔子は言った。もし朝に真実の道を知ることができたならば、その日の夜に死んでしまってもかまわない。
子曰、君子喩於義、小人喩於利
子曰く、君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る。
※通訳
孔子は言った。よくできた人物は何をなすべきかを考え、つまらない人物は何をすれば得かを考える
子曰、知之者不如好之者、好之者不如樂之者
子曰く、これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。
※通訳
孔子は言った。ある事に知識のある人であっても、その事を好む人には及ばない。また、その事を好む人であってもその事を楽しむ人には及ばない
子曰、飯疏食飮水、曲肱而枕之、樂亦在其中矣、
不義而富且貴、於我如浮雲
子曰く、疏食(そし)を飯(くら)い、水を飲み、肱(ひじ)を曲げて之を枕とす。楽しみ亦た其の中(うち)に在り。不義にして富み且(か)つ貴(たっと)きは、我に於(おい)て浮雲(ふうん)の如し。
※通訳
孔子は言った。粗末な食事と水を飲み、肘を枕にして寝る。そのような生活の中にも楽しみはある。自分がなすべきでない事を行って財産や地位を得たとしてもそれは浮雲の様にはかないことに思える。
曾子曰、以能問於不能、以多問於寡、有若無、實若虚、犯而不校。昔者吾友、嘗從事於斯矣。
曽子曰く、能を以(もっ)て不能に問い、多きを以て寡(すくなき)に問い、有れども無きが若(ごと)く、実(み)つれども虚しきが若く、犯されて校(むく)いず。昔者(むかし)、吾が友嘗(かつ)て斯(ここ)に従事せり
※通訳
曽子は言った。能力がありながら傲慢にならず能の無いように見える者からも問い、
知識があっても無いように振る舞い、功績があっても無いように振る舞い、
無法を言いかけられても相手にせず争わない。昔、私にはそういう友だちがいた。