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名もない、でも意外に広くおトイレもあった公園(こちら)を後にして
ワイルア川を遡り、本来の目的地のヘイアウに到着しました。

こんなに近くにと思うほど、住宅街の間近にあるのは

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『Holoholoku Heiau』『Pohaku Hoohanau』
ワイルア川沿い、昔「王家の道」と呼ばれたKuamoo Rd.沿いに
作られたヘイアウの一つで、現存する貴重なものです。

いつもは興味の少ないtonoの「早くしろ」オーラで焦るのですが
今回は一人なので、ゆっくりとその姿を確認することが出来ました。

まずは『Holoholoku Heiau』

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このヘイアウは建設の経緯がはっきりしている珍しいもので
チーフ・モイケハがカウアイ島で最も勢力を持っていた
チーフ・プナアイコアイイの一人娘と結婚することになった際に
モイケハがこの地にヘイアウを造るよう指示、当時のカフナの
名前を取って『Holoholoku Heiau』となったそうです。

『Holoholoku Heiau』北西には『Pohaku Hoohanau』と名付けられた
2つのバース・ストーンが残っています。

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1つは陣痛の際に座ったり横たわったり出来るよう平坦になっている石で

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もう1つは出産の際に妊婦が寄りかかり、その背中を支えた石だそうで

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さらにこのバース・ストーンは『Royal Birthstones』
つまり王家のためのものだったそうです。

その一画には『Pohaku Piko』(へその石)と言う裂け目があり

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この穴にへその緒(ピコ)を置いて生まれた子供の将来を
占ったそうで、裂け目にへその緒を4日間安置してその間に
位置が変わっていればへその緒がネズミに盗まれたことを意味し
その子は将来泥棒になると信じられ、無事であればその子は
将来身分の高いチーフになると信じられていたそうです。

さらに一族の長であるチーフが次の時代を担う子を増やすために
出産する予定の平民の妊婦にも『Holoholoku Heiau』を訪ね
子供を生むように呼びかけ、妊婦がヘイアウにたどり着くと
カフナが面倒を見て、さらに生まれた子供は『Holoholoku Heiau』
王族の一員としてカフナが世話をしたそうですが、実の母は子を置いて
ヘイアウから立ち去らねばならなかったそうで、運が良ければ
生んだ子が王族の一員になれる可能性があったものの少し辛く悲しい
そんなお話が残っているそうです。

傍らに咲くイエロー・シャワーツリーの花が印象的でした。

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ところで『Pohaku Hoohanau』の史跡の横の手すりのある坂を登ると
日系移民の皆さまの墓地があり、その年代やお名前から察するに
日系移民一世や二世の方々のお墓ではないかと思われます。

残念ながら崩れ落ちそうなものもあるのですが、きちんと
維持管理されているものは今も守り繋ぎ訪れる子孫の方々が
いらっしゃるのでしょう、移民の皆さまのご苦労が偲ばれる場所の一つです。




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