関東地方でも気温が40度近くまで上昇したらしいけれど、ベルリンも今年はとても暑い。天気予報の数値では今日は36度。ドイツの建物は冷房が効くとは限らないので大変だ。

環境汚染に厳しいドイツではグリーン・オフィス認定という制度があり、省エネ基準を満たしている企業には税金などで優遇される。勤め先の事務所もグリーン・オフィスなので冷房が効かない。

何でも規制したがるドイツ人だからオフィスの温度についても規定がある。それによれば、室温が26度を超えたら気温を下げる対策を取る必要がある。対策というのは冷房とは限らない。朝のうちに窓を開けて冷たい空気を取り入れるとか、ブラインドで直射日光を避けるなど。室温が30度を超えたらさらに踏み込んだ対策が必要で、35度以上の場合は仕事に適さないので、代替場所を用意する。昔は26度と30度の規定しかなかったのだが、温暖化で室温が30度を超えることも多くなったので、35度の規定ができた。

職場では熱くなると文句を言う人がいるのだが、一過性で涼しくなると忘れ去られてしまう。だから毎年同じことの繰り返しで、夏の平均室温はもとより30度を超えた日が何日あったのかも覚えていない。

2年前に従業員代表と雇用者の合意として数か所の室温測定ポイントを設定し、その値を公式室温とすることが決められた。昨年は冷夏だったのだが、今年は暑いので室温測定の重要性が増した。