昨日フランスのマクロン大統領は国民に向けたメッセージで、外出制限をさらに4週間延長すると発表した。フランスはドイツよりもずっと厳しい外出制限措置をとっているので、さらに延長となると人々のストレスはかなり大きい。ジョンズ・ホプキンス大の統計では感染者数はドイツを抜いて4位になってしまったし、死者数も多いので仕方が無い。コンサートなどのイベントは少なくとも7月中旬までは中止なので、夏の音楽祭も難しい。
感染者数はアメリカに次ぐ第2位のスペインは少しずつ落ち着いてきたこともあり、工事現場などは仕事ができるようになった。感染者の状況を観察しつつ、5月初旬には商店の営業も許可する予定らしい。
ヨーロッパの中では最も早く封鎖を緩めたのはオーストリアで、今日から小さな商店は営業ができるようになった。ただしお客さんが密集しないように店側が注意するという条件付き。それから公共交通機関ではマスクの着用が必須になった。感染者数が安定していることを条件に、5月1日からは全部の商店の営業を許可する計画。ただしレストランなどはまだ先。
ドイツはどうなっているかと言えば、新規感染者は3千人以下だがそれよりも多くの人が回復している。だから話題は感染の拡大よも、どうやって通常に戻るかという事が中心になる。ドイツ政府が依頼したレオポルディナ・アカデミーの提言が発表された。それによれば、小学校の高学年をまず再開し、その後様子を見ながら少しずつ広げていく。なぜかと言えば、中学やそれ以上の年齢なら、インターネットを利用した自習ができるし、低学年の子供たちは他人との接触を避けるというのは難しいから。
合わせて小規模の商店の営業を認め、少しずつ制限を緩めるというもの。それ自体は問題ないのだけれど、サッカーの試合やコンサートなど不特定多数の人が集まるものは、ワクチンが開発されない限り勧められないという事で、再開までには1年半という意見を出している。いくら何でもそれは無いでしょう。1年半も仕事が無かったら、続けていけない音楽家もたくさんいそうだ。
この提言を受けてどう実施していくかを決めるのは政治の仕事。明日にはドイツの13の州の大統領とメルケル首相の会議があり、ここでドイツ連邦としての統一方針を検討することになっている。
感染者数はアメリカに次ぐ第2位のスペインは少しずつ落ち着いてきたこともあり、工事現場などは仕事ができるようになった。感染者の状況を観察しつつ、5月初旬には商店の営業も許可する予定らしい。
ヨーロッパの中では最も早く封鎖を緩めたのはオーストリアで、今日から小さな商店は営業ができるようになった。ただしお客さんが密集しないように店側が注意するという条件付き。それから公共交通機関ではマスクの着用が必須になった。感染者数が安定していることを条件に、5月1日からは全部の商店の営業を許可する計画。ただしレストランなどはまだ先。
ドイツはどうなっているかと言えば、新規感染者は3千人以下だがそれよりも多くの人が回復している。だから話題は感染の拡大よも、どうやって通常に戻るかという事が中心になる。ドイツ政府が依頼したレオポルディナ・アカデミーの提言が発表された。それによれば、小学校の高学年をまず再開し、その後様子を見ながら少しずつ広げていく。なぜかと言えば、中学やそれ以上の年齢なら、インターネットを利用した自習ができるし、低学年の子供たちは他人との接触を避けるというのは難しいから。
合わせて小規模の商店の営業を認め、少しずつ制限を緩めるというもの。それ自体は問題ないのだけれど、サッカーの試合やコンサートなど不特定多数の人が集まるものは、ワクチンが開発されない限り勧められないという事で、再開までには1年半という意見を出している。いくら何でもそれは無いでしょう。1年半も仕事が無かったら、続けていけない音楽家もたくさんいそうだ。
この提言を受けてどう実施していくかを決めるのは政治の仕事。明日にはドイツの13の州の大統領とメルケル首相の会議があり、ここでドイツ連邦としての統一方針を検討することになっている。
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