130323 002 <東京東信用金庫の会場で開催された3月24日「南相馬ダイアログin東京」の会場風景>
  震災と原発という困難と向かい合って2年の福島県南相馬市。現地の市民たちが、日本中の人たちとさらなる縁を深め、新たなつながりと未来への対話を広めようと3月24日、東京・両国の東京東信用金庫両国本部で、「南相馬ダイアログIN東京」が開催された。≪参照:「南相馬ダイアログin東京」≫
 ここでは南相馬市で街づくりに活躍する市民たち10数人を中心に、120人を超える参加者が交わり、震災から2年の今を伝え、未来を語り合った。
 作家・田口ランディ、音楽家 ウォン・ウィンツァンさんも対話に加わり、参加者と発言者がより親密に交わる出会いとステップの場となる“新しい市民の対話の場づくり”を目標に、プログラムは新しい市民の話し合いと対話の技術で、新しいコミュニティの未来への挑戦を試みた。
 参加者に見守られた話し合い、個別の机に別れた“対話”と共有、といった段階とプロセスにより、多数が参加する場でも柔軟な対話と繊細な気づきが実現。「南相馬ダイアログin東京」での新しいコミュニティのあり方をデザインし、自発的で創造的な市民の社会、そして参加型民主主義の場をつくる試みとなった。
130323 010<3月24日東京東信用金庫の会場で開催された「南相馬ダイアログin東京」で、田口ランディさんが自作詩「光の大河」を朗読>
 会場では、ウォン・ウィンツァンさんの演奏からはじまり、 宮森佑治管理人の司会挨拶から、東京墨田区が関東大震災と太平洋戦争の東京大空襲の被災者16万人の納骨堂がある地域の縁、さらに東京東信用金庫の理解ある協力で、会場ができたという経緯、趣旨説明があり、田口ランディさんが自作詩「光の大河」を朗読した。
3copy<「南相馬ダイアログin東京」に参加した市民のみなさん>
  ショートオリエンテイションで、南相馬の現地で活動する市民、本猪木さん、石川さん、近藤さん、高橋さん、箱崎さん、須藤さんなどが、被災当時と現在の活動情報を語りあった。さらに「つながる」をテーマに南相馬からの皆さんによる“フィッシュボール”形式での対話(会場の中心に10人が輪になり、参加者の前で対話)などで交流を深めた。