ロッキード・マーティン社はアメリカ合衆国の航空機・宇宙船の開発製造会社。1995年に米ロッキード社と米マーティン・マリエッタ社が合併して現在のロッキード・マーティン社が生まれた。
 イラク戦争の年である2003年1月〜3月期決算の売上高は、前年同期比18%増の70億5900万ドル。純利益は同15%増の2億5000万ドルの大幅増益であった。主力の戦闘機の開発納入があり、航空機部門の売り上げが15%増の57%増となり好決算に寄与した。(資料:2003年4月23日東京新聞夕刊・NY共同)
 ロッキード・マーティンはストックホルム国際平和研究所が発行するSIPRI Yearbookによると、軍需部門の売上高の世界ランキングは、1998年は1位、1999年は1位、2000年は1位、2001年は2位、2002年は2位であったが、2003年には1位になった。
 ロッキード・マーティン、2012年の時点で世界の最新鋭ステルス戦闘機であるF-22やF-35の開発・製造を行っている。極秘先進技術設計チーム「スカンクワークス」が多数の軍用機を生み出した。
その他、世界には軍需大企業のボーイング、BAEシステムズ、ノースロップ・グラマン、ジェネラル・ダイナミクス、レイセオンなどが存在する。これは武器ビジネス企業は、平和が続くと社員をリストラし、失業者を生むという循環経済の一環なのである(編集:文芸同志会)