P5010024P5010023<「第二十二回文学フリマ東京」(東京流通センター)での文芸同志会と同人誌「砂」の会のブース>
 「第二十二回文学フリマ東京」5月1日(日)に文芸同志会が出店してきました。 文芸同志会では、当初から参加し、発行物の販売をしてきました。昨年で、出店をしないで主宰の伊藤がフリーライターとしてのレポーターに徹しようとなどという発想がありました。
P5010033P5010031<「第二十二回文学フリマ東京」は、出店者数約730(ブース770)という過去最多出店であったが、展示会場が1Fに一本化されたことで、ゆとりのある雰囲気にみちていた>
  会員の山川氏の製本協力で、伊藤昭一「なぜ「文学」は人生に役立つのか」の増補版が増刷できたので、継続販売のために出店しました。思ったより健康状態が良好なので、気力的にもやる気がある日でした。ブースで店番をしながら山川氏と、最近の売れ筋の変化というか、入場者の興味の変化の多様性について、話し合いました。
 僕自身は、どうやら、文学フリマは量的な拡大から、質的な変化を起こしている最中ではないか、という考えが頭をよぎりました。いわゆるヘーゲルの弁証法的な発展の法則に一部あてはまるような気がします。
 今後、それらのことを「詩人回廊」<文学フリマ物語消費>に反映させていくつもりです。
0301118 005<「なぜ「文学」は人生に役立つのか」伊藤昭一、表紙・佐藤みーこ(送料別500円)文芸同志会発行>
 連携した文芸同人「砂」の会のブースでは、山川豊太郎のコミック評論本が人気でまた売り切れでした。《参照;第二十回文学フリマ東京参加!書き手と読者が対話を楽しむ
 また、隣のブースの「日本ジュール・ヴェルヌ研究会」で石橋正孝「表現行為としての編集」の無料本をよませてもらい、作者の石橋さんから著作者と編集者の関係について、いろいろ参考になる話をしてもらい勉強になりました。(伊藤昭一)
P5010037<隣のブースの「日本ジュール・ヴェルヌ研究会」>