IMG_20160630_0001_1<「星灯」3号は、特集=夏目漱石没後百年。小森陽一「私を漱石研究者にした『こころ』、「教室で読む文学ー漱石『こころ』『坊ちゃん』」神村和美、「漱石の鼻毛と『吾輩』佐藤三郎、エッセイ記録「草津ハンセン病療養所」本庄豊などが掲載されている(価格900円)。本誌は書店販売でないので、入手には郵便振替☆0180−7−513699☆星灯編集委員会。または〒182−0035東京都調布市市上石原3−54−3−210へ。>
  文芸誌として発行されてきた「星灯」は、第3号を6月25日に第3号を刊行しました。まだ書店販売はせず購読は郵便振替です。
  編集発行責任の北村隆志氏の努力の結果だと思います。北村氏は多面的に活躍中です。
  今年の年賀状は赤旗編集局が印刷した文面のハガキに御自分の氏名を追記して届きました。
  赤旗記者でもある北村氏は今回の星灯にもその旨を明記した挨拶文を添付してありました。
  更に先日は、文芸同人誌「クラルテ」も送って頂きました。この同人会でも活躍しています。
  雑誌「民主文学」では主要な評論執筆者として7月号・五月号などに書き続けています。
  「星灯」3号では評論「加藤周一論」の連載二回目を掲載しています。
  カトリック宗教とサルトルや社会主義に触れて持論を展開しています。ヒューマニズムが必然的に社会主義に発展してゆくと紹介しています。
  星灯を文芸誌として発展させようと努力している北村氏の活躍に注目しています。
  民主文学やクラルテなどでの執筆と組織活動は毎回期待して読んでいます。
  特に「民主文学」が5月に発行した550頁に及ぶ「50周年臨時増刊号」の評論も読みました。
  評論「ニヒリズムからコミュニズムへ」は民主文学は戦後文学の主流だと説いています。
  一貫した論旨で書き続ける北村氏は、現在の民主主義文学運動の旗手として先頭に立っています。
  真実を伝える国民共同の新聞だと書かれた年賀状の文面を、文芸運動で体現しようとしています。
  私は青年期に洋画の「誰が為に鐘は鳴る」で感動し革命運動の裏表を読み体験し続けて来ました。
  一筋縄では進められない事も見聞し現在は多くの同人誌作品を読む原点にしています。
  六月十日に「群系」36号の感想を掲載した時も、敢えて国粋傾向の著者作品を取り上げて見ました。
  文学の流れでは人間社会の裏面まで観察し表現され、綺麗ごととしてのヒューマニズムは疑問視されました。
  戦後派作家のコミュニズム体験から共産党離れになった経過は周知され文学趣味者の常識化されました。
  それでも、純粋に主義主張の達成に意気込む人たちとその文芸活動は民主文学として広がっています。
  町田での文芸交流会に参加する民主文学町田支部の皆さんの作品を興味深く読み続けています。
  「星灯」3号の製本も本格的です。実売千部なら胸を張って商業雑誌に伍してゆけるのではないでしょうか。
  実力も知名度も意欲も気力も十二分に備わった北村氏なら達成できるかも知れません。毎回送付してくれる誠実な北村氏と仲間達の今後を祈っています。
☆町田文芸交流会事務局担当・住所〒252−0235神奈川県相模原市相生2-6-15、外狩雅巳方。
■関連情報= 詩人回廊「外狩雅巳の庭」
北一郎「外狩雅巳『二十八歳の頃』の読み方」抄録
穂高健一ワールド・サイト「寄稿・あなたの作品」コーナー(9月1日付)
――――――――――― ☆ ――――――――――
 外狩A 外狩雅巳(とがり まさみ)=1942年、旧満州生まれ。仙台で中学卒業後、商店住み込み店員となる。その後、単身上京。工場労働者として労働運動に力を入れる。同人雑誌を中心に地域の市民文芸文化振興と小説執筆での作家活動を行う。
(著書参照:「この路地抜けられます」「十坪のるつぼ」)