P5090039<自由報道協会での新党「地方議員ゼロの会」の都議選出馬の記者会見。左一番奥が、司会の山口一臣氏。右に向かって飯田佳宏地方議員ゼロの会代表、伊沢浩美氏、菅澤治希氏。5月9日>
  新党「地方議員ゼロの会」(飯田佳宏代表)は5月9日、都内の自由報道協会で、飯田佳宏代表を含む3人の立候補予定者が、記者会見を行い、職業議員をなくし、直接民主制システムのの構築を目標とすることを明らかにした。《参照:地方議員ゼロの会
P5090044_1<「地方議員ゼロの会」は7月の都議選に向け、現在4人の候補者がいるが、ネットなどで立候補者を公募すると語る飯田佳宏「地方議員ゼロの会」代表。>
  会見には、飯田佳宏氏、(地方議員ゼロの会代表・港区選挙区)と伊沢浩美氏(ねこカフェ代表・豊島区選挙区)、菅澤治希氏(フリーデザイナー・南多摩選挙区)が対応した。このほか会見では姿を見せなかったが、柏井茂達氏(大手通信企業社員・新宿選挙区)が候補者となっている。趣旨を説明したのは、飯田代表だけで、伊沢、菅澤両候補同席しただけで意見表明はなかった。
 飯田代表は、堀江貴文氏が主宰している「堀江貴文イノベーション大学校」の中から有志が発起人となり、ホリエモン新党「地方議員ゼロの会」を立ち上げ東京都に政治団体として届け出を行なったと説明。
 主な政策としては、「職業議員をなくしていく」、「報酬ゼロ、議員ゼロ、直接民主制システムの構築(過渡期な措置としての公聴会の充実)」、「徹底的な規制緩和の先進地域」、「ベーシックインカムなどの地域実験」などを上げた。
   現在は10人前後の候補者を支援する資金はあるが、主にクラウドファンディングで資金を集めたいとしている。また、議員は選挙戦は仕事を休むが、普段は仕事をするシステム。また、議員になれば日当制で、政策に集中し、市民への選挙当選のための活動は、党が代行する仕組みだという。
  これは、現在の選挙制度のなかで、まったく新しい自治体制を構築しようというものであろう。党の存在イメージとしては、アイスランドの海賊党(政治の透明性や情報の公開を信条とする新しい党。2016年10月の総選挙で63議席中10議席を獲得。第2党に躍進した)に似ているという。しかも、全部、直接民主主義制で、ベーシックインカムを実施しようという方向性をもつ。
 これは、理論的思想的には、現在の社会制度の骨格を変えるもので、その思想をどこまで有権者に理解されるか、道は遠いと思われる。
  しかし、現実には高知県大川村のように、議員になる人が少なく、議会運営が事実上不可能になっている地域もあり、そうした現況から地方自治について関心が高まる可能性がある。
《参照:facebook 「地域議員ゼロの会」》