IMG_1285<国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」(事務局長・伊藤和子弁護士)が主催の「#Me Too からChangeへー私たちの声をどう生かすか」のシンポジウムで、ジャーナリストで「ブラックボックス」の著者伊藤詩織氏が23日、都内で語った。>
 このイベントに参加したジャーナリストの伊藤詩織氏は、元TBS記者の山口敬之氏から性的暴行を受けたとして、約1千万円の損害賠償を求める訴訟を起こしている。彼女はまず、この日に他のイベントでも、Me Too につて語ってきたという。一日に2度もMe Too について自分が語ることはどうなんであろうと思い、皆さんにそのまま問いかけてみたいということを話題の糸口にした。
IMG_1262<伊藤詩織氏。日本では、批判や脅迫があって、家に帰れないので、海外に拠点をうつしていることを明らかにした。>
  この話を男性たちと、議論をすると、自分も誰かを傷つけてきたことがあるのかも知れない、というようなことを考える。 また、自分の性被害は、本当は誰にも話したくなくて、いやだったのだけれども、ジャーナリストとして、自分のことを語るのもどうかと思ったのだが、おかしいと思ったが、日本の社会でこの被害を伝え、変えていくには、こうするしかない、という気持ちになって話した。その結果、ろいろいろな批判や脅迫があって、家にも帰れず、縁があって、現在はイギリスに拠点をもって、やっとリラックスし仕事ができるようになったところである、という事情を語った。
  また、日本の「#Me Too」運動は米国などに比較すると盛り上がっていないことに対し、「日本ではなかなか言えないなら『#We Too(私たちも)』にしたらどうだろう」ということを考えていることを明らかにした。
 IMG_1286<伊藤詩織氏(左)は、シンポジウムの質疑応答の中で、イギリスでは性被害者の事情聴取は、一度聞くだけで、しかもその担当は、事件捜査をしない、と事例を語り、日本の被害者の場合は、現状再現を求められたり、幾度も話すようなことはない、と被害者の心理を考慮しないやり方を批判した。写真左は山本潤氏。>
■関連情報=伊藤詩織『Black Box』(文藝春秋)に第7回自由報道協会賞
《参照:性暴力被害「#Me Too からChangeへ」東京からNYへ=HRN