IMG_20180228_0001_1IMG_1261_1_1<第7回自由報道協会賞に決まった伊藤詩織『Black Box』(文藝春秋)と、2月23日のHRN主催の「#Me Too からChangeへー私たちの声をどう生かすか」のシンポジウムで、英国に拠点を持って活動している近況を語る著者。2月23日、都内で>
公益社団法人自由報道協会では、取材、報道、評論などの活動を行い、ジャーナリズムの信用と権威を高めた作品を対象に、同協会が一般投票の公募意見を加味し、審査する例年「自由報道協会賞」を授与している。本年の第7回は、2016年12月27日から2017年12月26日までの期間の活動から、伊藤詩織『Black Box』(文藝春秋)に授与することが決まった。
   今回は、公募と選考委員による推薦を経て下記の4作品がノミネートされた。
  伊藤詩織著 『Black Box』(文藝春秋)/小笠原淳著 『見えない不祥事』(リーダーズノート出版)/望月衣塑子著『新聞記者』(KADOKAWA)/新藤健一著 『週刊金曜日掲載、スクープ・オスプレイ飛行マニュアル』(金曜日)。
  一般からの投票を参考に2月19日に選考委員による選考会が開かれ、伊藤詩織著 『Black Box』(文藝春秋)が大賞に決定した。
 選考理由として、世界的な流れとなった#Me Too運動の日本での先駆けとなった。被害体験や犯罪告発ではなく、性犯罪を取り巻く司法の問題などをジャーナリズムの手法で掘り下げ、提言している点で社会的広がりと意味のある作品に仕上がっている。一般投票において伊藤氏の作品に対する票が9割を超えていたことが、なによりそれを物語っている----としている。