IMG_1349<「文学フリマとは?文学フリマのこれまでと、これから。」のトークショーでの望月倫彦「文学フリマ」事務局代表(左)と「クルミド」発行人の影山知明氏(右)。3月17日、胡桃堂喫茶店にて)
  文学作品の即売会「文学フリマ」の歴史と発展段階での、さまざまなエピソードを「文学フリマ」事務局代表・望月倫彦と「クルミド出版」発行人の影山知明氏が、語り合うトークイベントが3月17日に、胡桃堂喫茶店 (東京・国分寺)にて行われた。
  テーマは「文学フリマとは?文学フリマのこれまでと、これから。」というもの。望月代表に、2013年より文学フリマに出店しているという「クルミド」の影山氏が、聞き手となって、大塚英志が創設し、望月氏が引き継いだ経緯や、運営者としての出店のジャンル分けの基本的な発想や、会場が変わってきた事情などを聞いた。
  さらに、「文学フリマ」の名称を意匠登録などして、「ブランド」を確立し、べつ目的で単なる人寄せのツールとしないようにしていく方向性を語った。ただし、又吉直樹が文学フリマに来場者としてきて、文芸春秋の編集者出会って、作家になったエピソーどなど、大いに喧伝していく、などを語った。
   このイベントの望月代表の語った数々のエピソードの要素で、共通するのは、大衆社会において、多様な欲望をもつ人々、マルチチュードというべきか、それらの群衆の欲望が文学を通して垣間見える場であるということであった。
 IMG_1354IMG_1355IMG_1356<第2回 胡桃堂書店の「文学フリマフェア」の胡桃堂喫茶店の1階風景。3月17日>
 会場には、「文学フリマ」には出店の経験がないが、興味をもっている人や、出店経験者たちが集まって、胡桃堂喫茶店の2階は盛況状態であった。
  話の内容は、運営者からその折々の、出来事に対応していく工夫などが、明らかにされ、出店の常連であっても、本の制作と販売に関心が片寄るので、全体のストーリーが見える興味深いトークショーとなった。その内容のポイントは、後日取り上げてみたい。
 なお、胡桃堂喫茶店 (東京・国分寺)では、第2回 胡桃堂書店の「文学フリマフェア」を3月9日(金)〜4月4日(水)まで開催している。これは、「文学フリマ」に出品されている数ある作品の中から クルミド出版メンバーが「これぞ!」と思う作品を1人1つ選び、しているもの。《参照:ブログ
■関連情報=「文学フリマ」物語消費(19)新販売ルートの「百都市構想」伊藤昭一