加計学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県の職員が作成した、当時、総理秘書官だった柳瀬経済産業審議官と面会したと記録した文書の存在が明らかになったことについて、文部科学省の前川喜平前事務次官は、4月12日の都内での講演で、これが官邸の、先ず家計学園ありきの公文書改ざん疑惑への「ミッシングリンク」となる、と述べたことがわかった。
   ミッシングリンクとは、〈失われた環〉ともいう。一般的には,ある完結する系において欠けている部分をいう。進化論のダーウィンが,〈人間とサルとをつなぐ鎖の環となる化石が欠けている〉(《人類の起源》1871)と述べたことでよく知られている。
  これは、東京・大田区での〜はじめの一歩踏み出す勇気〜「今こそ、聴きたい!【講演&てい談】前川喜平×寺脇研×望月衣塑子」のイベントでの講演によるもの。《参照:動画1-4【前川 喜平 前文部科学次官】愛媛県文書・公文書改ざん・森友加計問題を語る2018.04.12》。ここで述べられているのは、官僚の自発的従属の精神であり、情況のなかでは、だれでもそういう行動をとるということで、それらの出来事が容認されるということだ。
    なお、12日には当時、総理秘書官だった柳瀬経済産業審議官と面会したと記録した文書が、農林水産省でも見つかったことを斎藤農水大臣が正式に明らかにしたことがわかっている。
   斎藤農水大臣は「調査の結果、職員1名が文書を保有していました」と述べ、愛媛県の職員が備忘録として作成した面会の記録文書が、農林水産省でも見つかったことを正式に明らかにした。政府関係者は「面会が事実かどうかは確認できない」と指摘しています。ただ、JNNの取材に対しこの面会に出席した愛媛県側の関係者の1人は、柳瀬氏がこの面会に出席していたことを認めている。
 柳瀬氏はこれまで「記憶の限りでは」との条件付きで面会したことを否定している。