3775d2bb.jpg〈2008年5月。春の文学フリマ(秋葉原の中小企業振興会館での風景〉文学作品のフリーマケット《文学フリマ
 文芸同志会は、文学フリマの第一回から第29回「文学フリマ東京」まで、可能な限り出店してきた。
《参照:第29回「文学フリマ東京」で文芸同人誌に取材物で訴求
 マンガ原作者で社会評論の両立させている大塚英志氏に、改めて文学の世界の活動の幅広さを学んだ。とくに、初回の青山ブックセンターで、雑誌社に企画を出している自著「石原慎太郎論」の原稿を、読みたい人は、近くのコンビニかどこかでコピーしてくるというシステムを考えて実行していたのには、どこまでも表現にこだわる精神に驚かされた。
 フリマというイベントを開催するのに、支援の実行部隊をつくってしまえる立ち位置を確立し、それでいながら、そに執着しないでいる精神的強さに畏敬の念がある。《参照:「文学フリマ」物語消費(1)販売企画の傾向と対策   伊藤昭一
■参考情報=文学フリマ代表・望月倫彦が語る、リアルなイベントの価値 「文章を書く人の数は今が一番多い」