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水島朝徳氏&F・ オステン氏たちが『ナチス発言』でシンポ

IMG_0424<自由報道協会(公益社団法人)主催のシンポジウムで「ナチ発言」について語り合う水島朝徳教授と フィリップ・ オステン教授。9月22日、都内で>
ジャーナリズムスの世界では、いわゆる麻生太郎副総理の「ナチス発言」やAKBが「ナチス制服風」コスチュームを採用したとかでも、問題視されている。
 これらのことを「ナチス発言」として捉え、自由報道協会ではシンポジウム「『ナチス発言』についての再考」をテーマに9月22日、都内でシンポジウムを開催した。
  第一部は、早稲田大学教授 水島朝穂氏が「 ドイツと日本、ナチス問題と戦後歴史認識の落差 」を講演。
IMG_0415<「 ドイツと日本、ナチス問題と戦後歴史認識の落差 」の講演で、安倍首相の発言が海外でも注目されていることを示す水島教授>
  第二部は、「 なぜ、ナチス舌禍事件はなくならないのか?我々はどうするべきか!」を実施。パネリストに 水島朝穂氏、慶応大学教授 フィリップ・ オステン氏、伊田浩之(自由報道協会監事)で、司会を大貫康雄(自由報道協会代表理事)が行った。
 基調講演の水島教授は、自らのサイト「 平和憲法のメッセージ」の<直言>に掲載した意見をテキストにし、ドイツでヒトラーが民主主義憲法のもとで、どのような段階で政権政党になったかを解説した。
 IMG_0421自由報道協会のシンピジウムで「 なぜ、ナチス舌禍事件はなくならないのか?我々はどうするべきか!」を論議した。9月22日、都内で>
  これは麻生副総理が、「ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから」ーー「そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでも最も進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ」ーー「憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わってナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね」ーーというような、ヒトラーはワイマール憲法のもとでナチスを第1党に導き、政権をとったら事実上ワイマール憲法を廃止して完全な独裁体制にした、という解釈などを、材料にナチス政権が誕生する段階と背景と、現在の自民党安倍政権との類似性を論じた。
 その概要は、ヒトラーはミュンヘン一揆といわれる暴力的革命に失敗し、逮捕された。その服役中に、暴力的では社会は変えられない、民主主義のふりをして社会を変えるという思想から、「我が闘争」を執筆した。一般的には、突然にナチス政権ができたように、思われているが、事実はナチス党が絶対多数を取るまでには、10年余にわたる紆余曲折があった。その間に、高速道路をつくり、失業者を減らすなどし(税源は失業保険を目的外に使用)、国民に媚びた。さらに議会解散を幾度もやって、国民の政治監視を飽きさせる手法で、独裁体制を作り上げたことを紹介。安倍政権の手法と比較した。   
 講演のテキストには<わが歴史グッズの話(24)ナチス>/<樊書と「美しい国」の80年>/わが歴史グッズの話(36)日独伊三国同盟ーともに血を流す関係>ヴァンゼー会議の75周年ーートランプ政権発足の日>など、平和のメッセージサイトの直言が用意された。
 シンポジウムでは、「 なぜ、ナチス舌禍事件はなくならないのか?我々はどうするべきか!」論議されたが、オステン教授《参照: オステン研究会》は、ドイツにおけるナチス党に関する思想やグッズは違法とされていること。また、「ナチス発言」は、反面教師としてのその紹介、文言の引用は認められるが、肯定的に発言するのは、問題だと語った。
 また、ドイツは戦後の「ニールンベルグ裁判」が見解の堅固な観点となっていること。日本における戦後の「東京裁判」の見解とは異なる点を示唆するような見方があった。

イスラエル人ジャーナリスト、アミラ・ハス氏との対話

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 パレスチナ占領50年目の今年9月、パレスチナ占領報道の第一人者として国際的に著名なイスラエル有力紙『ハアレツ』の占領地特派員、アミラ・ハス氏が来日した。《参照: 〔パレスチナ占領から50年〕イスラエル人記者、アミラ・ハスさんと日本で語りたい!
 ハス氏は1993年からパレスチナのガザ地区に、97年からはヨルダン川西岸のラマラ市に住んで、パレスチナの現場から、時には自国民から「非国民」「裏切者」という非難を浴びながらも、“占領”という自国の “加害”の実態を自国民と世界に向けて報道し続けてきた。その報道は国際的に高く評価され、「国際ギレルモ・カノ世界報道自由賞」「アンナ・リンド人権賞」など数々の国際賞を受賞している。
  日本のジャーナリスト土井敏邦氏「パレスチナ記録の会」では9月20日、都内でハス氏の基調講演「ジャーナリストはなぜ、なにを、どう伝えるのか―私のジャーナリスト活動―」を中心に、ハス氏と日本のジャーナリストたち、一般参加者たちとの対話集会を行った。
  主催の土井敏邦氏は、「自ら車を運転して占領地中を駆け巡り、流暢なアラビア語を駆使して現地の市井の人びとの声を丁寧に拾い集めるハス氏のジャーナリスト活動は、私たち日本のジャーナリストに多くの示唆を与えてくれるはず」としている。
 ハス氏の講演後、金平茂紀氏(TBS「報道特集」キャスター)が参加。 「日本人ジャーナリストとしてどう受け止めるか」を語り、日本とパレスチナのジャーナリズム異なる風土と、共通点について、質疑を行った。その後ハス氏と金平氏、参加者との質疑応答があった。
 会場では、まず土井氏の撮影したハス氏のパレスチナ側からの取材ぶりの一部が上映された。イスラエル人ジャーナリストの彼女の取材にパレスチナ人たちは、自分たちへの不当な対応を、訴えていた。
  ハス氏の取材では、イスラエルとパレスチナの紛争では、おおよそが、占領政策をとるイスラエル軍部による圧力が先にあって、それにパレスチナ人が反抗や抵抗をしていることが多い。しかし、イスラエル政府系のメディアは、パレスチナ人が先に暴力をふるっているように、伝えられるという。
 それに対し、ハス氏は取材した事実を載せてくれる新聞があるので、取材事実を明らかにできる。それに対し、イスラエルの植民地政策部門は、いらだちを見せるが、編集長やハス氏は、ジャーナリズムとしての効果があると、記事をやめることをしない、という。とくに、英語版のニュースになることで、彼女の取材事実が広まるという。 そうしたパレスチナ側に立った報道がイスラエルで報道されることに対し、金平氏は、それは大変羨ましいとしながらも、イスラエル政府はそうした報道を抑圧しないと民主的にみせなながら、権力をふるっているというようにも見えると、感想を述べた。

二次創作と18禁的文化のコミケ92夏と東京五輪=ビッグサイト

IMG_0149IMG_0139IMG_0147<日本の文化として定着しているコミックマーケットのコミケ92夏。東京ビッグサイト、8月11日>
 マンガ・アニメの世界最大の同人誌即売会の祭典、コミックマーケット92夏(コミケ)が8月11日〜13日まで開催されている。
 昨年の「コミケ」91冬の参加サークル数は、新聞情報によると、3万6千で参加者数は55万人という。
 これだけ大規模のイベントを都内で行えるのは、東京ビッグサイト(江東区)しかない。ところが、ビックサイトは、2020年の東京五輪・パラリンピックの期間中は、国際放送センター(IBC)やメインプレスセンター(MPC)として利用される。実質的に19年4月から段階的に使えなくなる。
 当然、ほかの業界の利用者もある。日本展示会協会などの団体は「3万7千社の企業が出展できなくなる」と約1兆円の販売機会を失うとし、全展示会の従来通りの開催実施署名活動をしている。≪参照:「日本展示会協会の公式声明文」≫
 そのなかで、他の代替会場をさがす手もあるだろうが、コミケは都内でないと開催できないであろうと予測される文化的な特性を持っているのである。
 それが、販売での18歳以下読者の禁止となるセックス・エロチック作品と、既存の有名キャラクターを利用した二次創作といわゆる作品である。
 かつて幕張メッセでコミケの開催を企画したが、この二つの日本的な文化が法的に問題があると、実現しなかった経緯がある。
 また、都内でも石原元都知事の時代に18禁を厳格化したので、議論が巻き起こった。
 じつは、エロチックというのは、言論の自由の確保という意味で、重要な位置をしめる。全体主義社会に対する個人的な主張としての根拠になり得る要素がある。
また、二次創作は人間の持つ想像力の自由表現という意味で、ひとつの鍵になるのである。これも、法的にはタブーとされているが、日本には民話など原作廟というものの存在が認められている。
IMG_0151IMG_0145<二次創作を文化として拡張させられるかコミケ。8月11日、東京ビッグサイト>
  例えば、東浩紀は「観光客の哲学」で「付論・二次創作」という章を設けている。かれは、観光客の立場の自由さを「無責任さ」にあると、その存在を承認し、二次創作も「無責任さ」による自由を持つことの重要性を指摘しているのである。
《参照: 「観光客の哲学」(東浩紀)と経済学的観光客論の関係

コミケ92曇天下8/11〜13開催の憂鬱な熱狂=東京ビックサイト

  IMG_0150IMG_0136<初日は、りんかい線「国際展示場」駅前は、午前中まで、入場者たちで混雑。行列整理が続いた。マンガは、入場者に配られた丸い団扇形のパンフレットなど。>
  マンガ・アニメ同人誌の祭典!コミケ(コミックマーケット)夏92が8月11日〜13日まで開催されている。
 あいにくの曇り空の下の初日、できるだけ混雑を避けようと、午前11時頃にりんかい線国際展示場駅に向かったが、相変わらずの混雑。
 改札を出てもU字型にくねくねと列をつくり、展示場への道に入るのに待たされる状態であった。行列のなかから、「ええっ。去年は今頃はスイスイだったのに」とか、「こりゃ、叶姉妹のところは無理だな」とかいう声も。《参照:<叶姉妹>コミケの一般ブースに初出展で2000人以上の待機列
 しかし、待つ時間は、短くやがて、通常の進行速度で会場に行けた。
IMG_0141IMG_0146<会場入口には、コスプレコーナーの入口があり、人気がある。>
  世界最大となったたコミケの祭典は、動員数が50万とも60万ともいわれ、その動員力ゆえに、一般にもその存在が広く知られるようになった。そこで、大企業や、小林幸子などの大物芸能人の活性化の舞台としても注目を浴びてきた。
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 しかし、近年では、2次創作の出品が、TPPの調印で、禁止されるのではないか、と心配されたが、トランプ大統領の米国の離脱で頓挫してくれた。
 ところが、次の危機として、オリンピック会場としての東京ビッグサイト利用で、会場が使えなくなる可能性が強まった。そうした先行きを占うような、コミケ92の曇り空であった。

UQが車載基地局初設置!コミケ92と第4回有明防災フェアに

UQコミュニケーションズは、2017年8月11日(金・祝)〜13日(日)に東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット92ならびに第4回有明防災フェア(共催)において、WiMAX 2+の仮設基地局を期間限定で設置すると発表した。今回は、UQ初となる車載基地局が出動する。
 《参照:UQ車載基地局、初出動!コミックマーケット92および有明防災フェアでのWiMAX 2+仮設基地局設置について
 ■関連情報=同人誌市場700億円の一翼=東京ビッグサイト

アジア取材の独立系ジャーナリト達が7/22にシンポ

  独立系ジャーナリスト達によるアジアプレスが7月22日より29日まで「アジアプレス設立30周年記念イベント&上映会」を開催する。
  開催スケジュールは次の通り。
 ★7月22日(土)早稲田大学小野記念講堂(入場無料 定員200名)
シンポジウム「独立系ジャーナリズムはアジアをどう取材してきたか?」
 第1部  紛争地、強権国家を取材するビデオジャーナリスト(13:00〜14:30)
ーー司会 野中章弘
☆古居みずえ&玉本英子 女性が取材したパレスチナとイラク、シリア
☆綿井健陽 米国に壊されたイラクの現場から
☆石丸次郎 閉鎖国家・北朝鮮の内部に迫る
第2部 ルポとドキュメンタリー 長期の現場取材、密着という手法(14:45〜16:00)
ーー司会 石丸次郎
☆吉田敏浩 ビルマ辺境長期取材から日米密約ルポまで
☆刀川和也 児童養護施設の日常に8年間密着 ドキュメンタリー映画に挑む
ーーほかのアジアプレスメンバーも発言します。
  第3部〔討論〕危機に瀕するアジアのジャーナリズム 我われに何ができるか(16:15〜17:30)
☆野中章弘 吉田敏浩 石丸次郎 綿井健陽 他
 ★7月23日(日)13時〜18時(二部制) 早稲田どらま館 
  現場報告 匿されし国の取材 〜北朝鮮とイラク・シリア・アフガンの現場から〜接近が困難で危険な地域の核心にどう迫るか? 20余年取材活動を続けて来た玉本英子と石丸次郎が映像を交えて報告します。
  第1部 北朝鮮取材 その現場と方法 石丸次郎 (12時30分開場 13時〜15時
 入場料 1000円 予約不要 先着順)
  第2部 会社員からジャーナリストへ 中東取材20年 玉本英子(15時半会場 16時〜18時 入場料1000円 予約不要 先着順)
※公開処刑されたアフガン女性を追ったドキュメンタリー「ザルミーナ」(2004年・50分)も上映、解説します。
  (1部と2部は入れ替え制です。予約不要、先着順に整理券を配布します。一日通し券は1500円 各回定員50名程)
 ★7月24日(月)〜29日(土)<ドキュメンタリー上映と監督トーク> 
会場:早稲田小劇場どらま館(入場料1000〜1500円 各回定員50名程)
  7月24日(月)17時30分開場、18時開演「アンナの道」(直井里予作品・70分)上映。19時30分「隣る人」(刀川和也作品・85分)上映 。上映後 刀川和也監督トーク 21時45分終了予定。(入場料1本のみは1000円2本通しは1500円 学生1000円)。
 ※25日(火)は休館
 ★7月26日(水)17時30分開場、18時開演 「隣る人」(刀川和也作品・85分)上映。19時45分「ダイビングベル」 (安海龍作品・77分)上映。上映後、安海龍監督トーク 21時45分終了予定。(入場料1本のみは1000円2本通しは1500円 学生1000円)。
 ★7月27日(木)17時30分開場 18時開演「ザルミーナ」(玉本英子・坂本卓作品・50分)上映。9時10分「ぼくたちは見た」(古居みずえ作品・86分)上映。上映後、古居みずえ監督トーク 21時30分終了予定。(入場料1本のみは1000円2本通しは1500円 学生1000円)。
 ★7月28日(金)18時開場 18時30分開演「イラク チグリスに浮かぶ平和(綿井健陽作品・108分)上映上映後、綿井健陽監督トーク 21時終了予定(入場料1000円)。
  ★7月29日(土)12時30分開場  13時開演「ガーダ パレスチナの詩」(古居みずえ作品・106分)。15時10分「飯舘村の母ちゃんたち」(古居みずえ作品・95分)。上映後、古居みずえ監督トーク 17時30分終了予定 。(入場料1本のみは1000円2本通しは1500円 学生1000円)
≪会場詳細≫
◆小野記念講堂
東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学 27号館 地下2階 
電話:03−3208−9644 (内線)701-506/701-508
◆早稲田どらま館
東京都新宿区戸塚町1丁目101 【Tel】03-3202-0706
◆問合せ先=アジアプレス■ 大阪オフィス

電通の分析で、苫米地英人氏と本間龍氏(作家)が対談

  自由報道協会の苫米地会長と作家の本間龍氏がマ「メディア最大のタブー・電通とマスコミによる洗脳最前線」 の対談講演を7月8日に開催する。《参照: 苫米地英人夏季特別講演会
2012年、「電通 洗脳広告代理店」と出版した苫米地会長。同書では、東日本大震災 の報道によって露になった、広告主(スポンサー企業) とメディア、そして広告代理店との癒着構造を指摘。 この構造を作り上げ、独占的にメディアを支配する巨大広告代理店 ・電通の洗脳戦略を暴き出した。
  一方、今回のゲストである本間龍氏 も、博報堂社員として広告業界に身を置いた自身の体験と統計資料 をもとに、「電通と原発報道」「原発プロパガンダ」などを著し、 苫米地会長とも共通する問題提起を行ない、大きな話題を呼んだ。 
今回は、この2人が初対談が実現。本間氏は現在、東京五輪や憲法 改正国民投票の裏で利権確保に暗躍する電通をテーマに新刊執筆中 。最新動向を報告してくれる。対する苫米地会長は、 さらに高い抽象度から、ますます巧妙化するマスコミによる洗脳的 活動について言及する。
P9030007<第17回原子力市民委員会で「原発と広告・メディアをめぐって」について、講演をした本間龍氏(右)>
《参照:甲状腺がんなど健康被害関連の特別レポートも

安田純平氏救出のアピールなど「危険地報道報告会」4/15日開催へ

P1150009P1150004P1150003<2016年のシンポジウム「後藤健二さん殺害事件から1年〜ジャーナリストはなぜ「戦場」へ行くのか〜取材現場からの自己検証」の土井敏邦(フリージャーナリスト)。パネリストには、川上泰徳(中東ジャーナリスト・元朝日新聞記者)、内藤正彦(テレビ朝日ニュースセンター編集長) 、石丸次郎(アジアプレス大阪代表)、白石草(アワプラネットTV代表)、綿井健陽(映像ジャーナリスト・映画監督)の各氏が参加した。2016年1月15日>
 フリージャーナリストの安田純平さんがシリアで拘束されて、まもなく2年になろうとしている。しかし、メディアから安田さんの消息や安否に関する報道は途絶え、人びとの意識の中から、ほとんど忘れ去られようとしている。
 そのなかで、「危険地報道を考えるジャーナリストの会」では、安田純平氏救出のためのアピールおよびシリアなど内戦・紛争地域を取材するジャーナリストの存在とその実情を話す「危険地報道報告会」が4月15日に開催される。同会発表のの会合スケジュールは、下記の通り。参照:〔危険地報道報告会ーシリア内戦取材・報道の現在/安田純平氏の拘束から2年―》
【日時】2017年4月15日(土)午後6時15分開始(午後6時開場)〜午後9時ごろ終了予定。
【場所】東京都・文京区区民センター・2−A会議室(2階)
【参加費】1000円(予約不要、当日先着順にて受付)
【主催】「危険地報道を考えるジャーナリストの会
(世話人)土井敏邦/川上泰徳/石丸次郎/綿井健陽/五十嵐浩司/高橋弘司
【共催】アジア文化会館(公益財団法人アジア学生文化協会)
【内容】
   (1)「シリア内戦で経験した危険地取材の教訓」(報告:桜木武史氏)=シリア内戦の始まりから5回にわたる現地取材をもとに『シリア 戦場からの声 内戦2012-2015』を著し、2016年度「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」を受賞したジャーナリストが、最悪の内戦 の取材体験を語ります。
 ( 2)シリア反体制支配地域で戦争報道を担う市民ジャーナリストたち(報告:川上泰徳)=外国メディアが入ることが困難になったシリア反体制支配地域で、戦争報道を担っている現地の市民ジャーナリストたちの活動を紹介、その課題や問題点を探ります。シリア市民ジャーナリストたちの活動の映像も上映。
  (3)シリア・アサド政権下の取材現場から(報告: 秌場(あきば)聖治氏‐TBS外信部記者/木村一浩氏‐共同通信カイロ支局長)=シリアの首都ダマスカスや、昨年12月にアサド政権が制圧した街アレッポなどをこれまで取材した新聞記者とテレビ記者が、その取材現場の実態と体験を語ります。
  (4)「危険地報道を考えるジャーナリストの会」から安田純平氏救出のためのアピール
 当日内容・報告者は事情により変更の可能性がございます。あらかじめご了承ください。
■関連情報=2016年“危険地報道”のあり方を考える!シンポジウム開催=東京
危険地報道ジャーナリストたちの問題提起は何か
安田純平さんシリア拘束の事情で判ったこと=高世仁氏

共謀罪の問題点を日本ペンクラブ、市民文化団体などが検証へ

   共謀罪創設反対百人委員会は、全国一万人委員会を立ち上げることを一般人に呼びかけている。ひとりが10人に声をかければ、100人が1000人になり、一万人になる。法案を廃案に追い込むまで、力を合わせて頑張るとしている。3月20日に時点で、百人委員会は、277名の参加を得ている。この277名の総意で、百人委員会を呼びかけ母体として、全国1万人委員会の結成をよびかけている。そのためにも全国47都道府県に百人委員会を結成することをめざしている。《参照: 「共謀罪の創設に反対する百人委員会」の活動活発化
  また、共謀罪を考えるメディア関係者の会では、集い「メディアの立場から共謀罪の問題点を考える」を3月31日午後6時半、東京・本郷の出版労連会議室で開催する。
  メディアに関わる人々で、共謀罪のもつ問題点、とりわけメディアにかかわる点を中心に考える集い。登壇者は、上智大学教授・田島泰彦氏(同会代表世話人)、立教大学名誉教授・服部孝章氏、日本雑誌協会・田近正樹氏、ジャーナリスト・寺澤有氏。そのほか、参加者にも発言してもらう。 参加無料。問合せは、同会事務局=出版労連出版研究室 TEL03-3816-2911 まで。
  日本ペンクラブは、イベント「共謀罪は私たちの表現を奪う」を4月7日午後6時半、東京・春日の文京シビックセンター小ホールで開催する。
  共謀罪が取材・報道の自由にどのような影響をおよぼすのかを改めて確認し、昨今の言論萎縮状況にいかに立ち向かっていくかを話し合う。
  発言者は、浅田次郎(作家、日本ペンクラブ会長)、雨宮処凜(作家)、香山リカ(精神科医・作家)、中島京子(作家)、ビッグ錠(漫画家)、森絵都(作家、日本ペンクラブ常務理事)、森達也(映画監督・作家)ほかの各氏。司会を日本ペンクラブ常務理事・言論表現委員会委員長の山田健太氏が務める。
参加費は1000円。定員は280人。事前申込は不要。

第6回自由報道協会大賞に「Voice of FUKUSHIMA」

  公益社団法人自由報道協会が主催の第6回自由報道協会大賞は 一般投票およびアワード選考委員会最終選考を経て、、「Voice of FUKUSHIMA」に決まった。《参照:一般社団法人ヴォイスオブフクシマ
  同協会アワード選考委員会ではこの決定にあたり、次ような理由をあげている。
 「Voice of FUKUSHIMA」は一般社団法人ヴォイスオブフクシマが運営するラジオ番組。2012年1月のスタートから、福島の声は一色でないということを世界に発信するべく活動を続け、番組はまもなく200回を迎える。
例えば、震災・原発事故直後は「避難するしない」という両論の意見があり、原発に対しても賛成の人もいれば反対の人もる。マスメディアを通じるとこうした多様性が失われ、一面的な報道になってしまう傾向がある。そのような中で、「Voice of FUKUSHIMA」は貴重な存在です。地元の人たちの生の声を淡々と伝えるという地道な活動を顕彰するため、今回の授賞となった。
なお、第6回自由報道協会賞授賞式および記念トークイベントを平成29年3月25日(土)午後5時(受付開始4時45分から)開催する。
場所:東京都渋谷区道玄坂一丁目22番7号 道玄坂ピア 4F
 記念トークイベントは、テーマ「報道の自己規制」でゲストに上出義樹氏、ホストに大貫康雄代表理事で実施される。


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