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伊藤昭一ジャーナル★運営「文芸同志会」の郵便振替口座=00190−5-14856★「文芸同志会通信」&「詩人回廊」運営。  

カテゴリ: 文芸と思想

IMG_5104IMG_5094<衝立越しの手合いで、なんとなく気合をそぐか。6月11日>
 第27回27回「文人碁会」が6月11日、日本棋院で行われた。今回は、コロナ禍による院内食事などがなく、黙して対局のせいか参加者は8人ほどにとどまった。さらに長きにわたって朝日新聞の協賛がなくなり、優勝カップや参加賞もなくなった。世話人は、秋山賢司(囲碁ライター)、郷原宏(詩人・文芸評論家)の両氏。
IMG_5097IMG_5100  トーナメント方式で、詩人で文治堂を経営する勝畑耕一氏が優勝した。その後、自由対局を楽しんだ。    

■関連情報=「文人碁会」2021(冬)は、三好徹さん追悼で開催
「文人碁会」2019年(冬)は作家・竹本健二氏が優勝
文人碁会(第24回)2019年(春)を開催
第22回「文人碁会」2018年(春)は丸内敏治氏が優勝
文人碁会2017年(秋)第21回の優勝者は郷原宏氏 ☆第20回「文人碁会」の優勝者は勝畑耕一氏
第19回「文人碁会」2016秋は各務三郎氏が連続優勝
第18回「文人碁会」2016年春の優勝者は各務三郎氏

IMG_5065<文学フリマ東京の第34回会場。pixiv小説編集部が『文学フリマ×pixiv小説「トイレットSS」コンテスト』を実施。5月29日。》
  文学作品のフリーマーケット「第三十四回文学フリマ東京」が5月29日に開催された。4年前までは、参加者であった記者だが、高齢者であるため、コロナ過で参加を断念。それ以来のことで、今回の見学入場も、短時間で済まさなければならなかった。
IMG_20220610_0001_1<文学フリマから大手出版しゃんへの道筋をつける「百合文芸小説コンテストセレクション」の第一巻の無料配布もあった。女性オタクがマイナー文学を支えている。第も1号の無料配布をしていた>
  文芸同人誌から孤独なマイナー作家同志の市場づくりからはじまった「文学フリマ」も形態が進化してるが、それを追い越す勢いなのが、文芸文化のコミックとデジタル化である。純文学はもとより読み物雑誌の休刊、デジタル刊行への転換だ。
  だからといって、文学そのものの本質は絶えることはない。新形式の内部に底流として存在している。その本質が拡散したり収縮したりするだけのだ。人生に意味の色はついていない。意味そのもの追求と色付けの様子は多種多彩だ。
IMG_5063<自費出版社の「書律侃々房」文学メジャーへの道を入る門口になっている。>
  そしてジェンダーや年代層を超えて、友愛と連帯の空気を吸い合う共同幻想フリマ―ケットの世界を可能にするのが文学フリマの場であって欲しい。
 そのためには、文芸評論の再興をこの場から生まれさせるべきだと思う。そして、コミック、デジタル化を社会現象をも、文学的視点でその方向性について批評していかねばならない。
IMG_5064IMG_5060<常にこのようは有象無象の世界から、成り立っている。>
■関連情報=予想を超える盛況「第34回文学フリマ東京」・平和島TRC

IMG_5058IMG_5059<会場入口の受付がはじまり、2〜300人がすでに入場してたが、この後ろに2階エスカレーターの周りには、これから入場待ちの蛇行した行列が、センタ入口から一階のセンタービルまで、続くのであった。5月29日。>
IMG_5071IMG_5072<会場には、すでにかなり人が入っていたが、2時近くでまだ2.、3千人が並んでいそうであった。>
 文学作品のフリーマーケット「第三十四回文学フリマ東京」が5月29日に開催された。
IMG_5067IMG_5068<余裕のあるエリアと混んでる場所があるが、まだ外で入場待ちをしてるいる人が2千人以上いたはずで、混雑前の静けさであろう。>
  コロナ過のなか約1000ブースが出店していた。早くに会場に駆け付けたつもりだったが、モノレールの流通センターから門扉のところに行くと、もう行列ができていた。
IMG_5055<モノレールの各駅で、降りる人は、この裳から入ると並び始めるそうで、ブランティア整備員も、これほど多いとは、予想していなかったと、驚く>。
  記者も長居は、できんなかったが、出展者たちの若者化が、進んだことと、同人誌的な雑誌が減り、個人の作品本が多いように感じた。その他、感じたことはまたの機会に述べよう。
■関連情報=大盛況の第28回文学フリマ東京の示す方向性は?(上)
■関連情報=大盛況の第28回文学フリマ東京の示す方向性は?(下)

2000年に逮捕され服役していた元日本赤軍の最高幹部、重信房子受刑者(76)が、28日に刑期満了で出所することがわかった。今後は、被害者への謝罪などをつづった手記を公表することがわかった。
IMG_20220527_0001_1_1_1<元日本赤軍最高幹部の出所を報じる東京新聞5月27日付夕刊。長女で、ジャーナリストの重信メイ氏が、一緒に暮らすことがわかった。> 日本赤軍は、50年前にイスラエルの空港で銃乱射事件を起こすなど、世界各地でテロ事件を起こした。元最高幹部の重信房子受刑者は、1974年にオランダのフランス大使館を武装占拠したハーグ事件を指揮するなどした罪で、懲役20年の刑期を終え、28日に出所するという。
  長女のメイさんによると、重信受刑者は、今も無罪を訴えているという。メイさん「(日本赤軍のリーダーとして)グループの責任は取るけれども、ハーグ事件に関しては、最初から最後まで、いまだに無罪を訴えています」という。
  記者は重信氏の服役中でがん治療のなか、情報交換した時期もある。その後、ライブドアのニュースサイトシステムが変わったこと。さらに彼女が大阪に移送されたことは知っていたが、連絡は途絶えた。
《参照:2009年。重信房子さん、がんの手術「変革の意志を強く持てば、希望が育つ」の言葉も=東京
 26c13a22.jpg<パレスチナ支援を掲げて海外で武装闘争をし、ハーグ事件などで懲役20年の判決を受けて控訴中の元日本赤軍最高幹部の重信房子さんが、昨年末に獄中において大腸がんが発見され、近いうちに手術をすることがわかった。> 
120041 010120041 012<重信メイさん(中央左)と、母の房子氏の話をして名刺交換をする。メイさんは中東問題専門家、中東メディア博士、ジャーナリスト・プロデューサー、翻訳・通訳(英語・アラビア語・日本語)のスキームを持っている。自由報道協会のグループのお花見。>《参照:北の丸公園に散る桜!観照する2012年  伊藤昭一
 重信メイ氏は、一時期フリージャーナリストとして自由報道協会(現在はない)に所属。シリアのアレッポなどに取材していたようだが、その後が不明となっていた。当時は、シリアにあってアレッポは戦場になっていなかったが、その後ロシアの参加によって破壊されつくしているようだ。

  「駱駝の瘤通信」第23号(発行所=駱駝舎。郡山市安積北井1−161.)【五十嵐進「農をつづけながらーフクシマにて『情報開示請求ー野池元基氏の仕事』】より、引用抜粋。
ー(承前)−福島県としても2011年3月19日に被ばく医療の専.門家であ.る、先.の山下俊一、高村昇(長崎大学教授}、.4月1日に神谷研二の三.氏に「放射線健康リスク管理アドバイザー」を正式に委
嘱した。
  アドバイザー設置の目的を県は「放射線と健康に関する正しい知識を県民に提供する」としており、この趣旨を体して事故直後から県内各地を講演して回り、低線量被曝の「安全」をPRLて回った。..山下氏は溝演やメディア.で「被曝量が年間100ミリシーベルト以下なら心配ない」など「100ミリ安.全説」を繰り返し主張した。
.  これで放射能への警戒を解いた人がどれくらいいたか分からない。そして笑うことも.ヒトの抵抗ヵ、免疫力を高めるので悲観的になっ.たり、深刻になるのはよくないよというアドバイスをしたのであった。
  かく言う私も地元ラジォ福島のニュース報道でそれを聞き、えっと訝しみつつも、あの高名な.専門家が言うのだから、と少し安堵の芽が動いたことも告白しなければならない。ぷ.ロバガンダだつたんだと、いうことが一般人の私は、何年も経ってわかる。気づかない人もまだいる可能性がある。
  私がよく引用する「.権力はどんな嘘でもつくし、国民を,破滅に導くことも厭わない」ということばが、また頭を過ぎる。福島原発告訴団団長の武藤類子さんは.二氏の発言の影響について「三人の講
演を聞いて、.避難先から戻った方、放射能に対する警戒を解いていった方がいた.専門家としての『100ミリシーベルト以.下は健康被害はない』という意晃は非常に大きかつたと思います」と語る(「週刊金曜」一,21・12・8)。
  「福島県は原発事故の被災県にもかかわらず、独自に事故の検証委員会を立ち上げることすらできていない。そんな県の後ろ向きな姿勢」(ジャーナリ.スト青島洋氏、21・11・26週刊金曜日)という枇判があるが、国と一体化した施策を進める県政に「独自」な「事故.の検証」に向かう期待は難しいが、何とかやらせたい。一,後ろ向き一を変えさせたい。
  原発事故後まもなく.こんな言葉が聞こえていた。「アフリカに原子力を推進するためには住民が原発事故の影響を受け入れる必要がある」と(おしどリマコ情報)。たどつてみると2012年12月6日「第3回放射線防護における科学と価値に関するワークショップ及び第6阿放射線体系の進展に関するアジア会議」というOECD/NWC(OECDの原子力機関)のアジア会議の席上だった。
  ..国立保健医療科学院の山口一郎研究官の言である。調べてみるとトリチウムの生体への影響について研究している方と記されていた。限りなくお金の臭いが広がっている。IAEAはチエルノブイリ事故後/0年で総括会議を開き、「今までの古典的放射線防護は複雑な祉会問題を解決するためには不十分である。住民が汚染きれた地域に永住することを前提に心理的なな状況にも責任を持つために新しい枠組みを作り上げなければならない」と記している。.3・11以後の日本の動きにぴったりと当てはまる。〔2月10目記)【了】
ーー本論は、下記の野池元基氏の情報開示活動から明らかになった事実に、五十嵐進氏が解説をしたものです。ーー
《参照:【生配信トーク】情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島
《参照:2022/02/22 にライブ配信=情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島 #2「原発事故直後、電通による安心安全プロパガンダ「ラジオ広報」と〈正しい理解〉」》

  「駱駝の瘤通信」第23号(発行所=駱駝舎。郡山市安積北井1−161.)【五十嵐進「農をつづけながらーフクシマにて『情報開示請求ー野池元基氏の仕事』】より、引用抜粋。
 (承前)−まず、情報開示請求によってこの10年の伊達市の放射能への取り組み.から見.えたこの10年を動かしてきたものについて野池氏は語るのだった。変だな、おかしいなと感じたのなら、東京.電力福島第一核発電所の爆発した現地・福島にいる当事者である私たちこそ取り組まなければならなかった作業なのであった、とつくづく思う。
 理不尽な当局の動きを察知しながら批判の言辞を弄するのみで実質的な現実変更の動きにつなげられなかったことを恥じなければならない。実際の力になる向き含い方を知らなかったのである。私の声など歴吏的な視点から見れば弱犬の遠吠え、及び腰の吠えざまである。
 情報開示請求によって金の動きをつかみ、契約の内実をきちんと.把握し、その事業の目的がつかめるという手法を学ばなければならない。
 .実践によって、対抗勢力が本来対処すべき対策をせず、事態を歪めてきたかを白日の下に晒してくれたこの野池氏の事業に敬意を表し、感謝したい。
 .現地の人たちの不甲斐なさと無知に対して当の野池さんは、当事者の方々は目の前の大変さの中で生きることに精いつばいだったのだから、少し離れていて、即避難ではなかった長野の私たちがやれることをしただけです、とあくまで謙虚だが、じつにツボを得た作業をしてくださった。
 開示させたこの情報というのは最長保存期間10年だそうで、それを過ぎると廃棄されてしまうのだという。2011年度から10年はもう目の前である。しかし、この廃棄期限を延長することはできるはずだ。法律があるなら変.えればいい。これはけっして消してはならない、廃棄してはならない記録であ
り、倹証しなければならない事実であるのだから。.
 この事業で明らかになったのは放射線被ばくから住民をまず救う、という関心とは真逆な住民無視の、人間無視の眼つき手つきである。この10年間は日本国、被災福島県、被災市町村からの多額の税金によってなされた世論操作、情報操作の10年であり、それを依頼された電通(DENTU)跳梁の10年であったことが分かる。.
 最後に挙げなければならないのは、2011年3月16日の日付で、山下俊一・長崎大学教授(当時)、高村昇(長崎大学教授)、神谷研二(神戸大学教授)の三氏は「福島県放射能健康リスク管理アドバイザー」としての委嘱についての、「承藷書」に押印しているという事実である。爆発事故があった3・12の四日後である。人選し、勤務先に了解を取り、何より本人に了解をとる事前の手続きがあったはずだ。
  ということはあの大混乱の中で、どうなるかもわから.ぬ、まさに想定外の事態の実態をどう把握し、市民を、県民を、国民をどう救うか、を第一義に考えるべき時に、為政者(リーダーというべきか)は、どう収拾するかはすでに策を立てていたのだ、ということである。非情な策である。
  どういう経緯でか(野池氏が長崎大学に当時の派遣依頼等に関する情報開示請求をしたが期限が切れているとして受け付けられなかったという)山下俊一、高村昇、そして神谷研二.の三氏を人選し、100ミリシーベルト//年以下ならば放射能被ばくは心配しなくてもいい、として広報しよう、現.地に留めよう、という筋立てはできていた、ということである。
  日本の法律では公衆の彼曝限度1ミリシーベルト//年と定められている(原子炉等規制法)ことなど、もちろ.ん承知の上である。
  この三氏をアドバイザーに選定し、依頼し、福島県民、周辺県の被災民を鎮撫することを謀った人物がいる。誰か? この悪魔的な人物をあぶり出す必要がある。
 この国の、リーダー"というべき為政者、科学者の志向の第一義は奈辺にあるのか、.東日本大震災以前の、日本の原子力行政.の、核事故、核発電事故など起きるはずはないという安心・安.全想定下の基準は世界的基準を導入していたわけで、それなりに信用できる基準であろう。それを事故が起きた(想定外)からと事故後の現況に合わせて許容枠を100倍も上げて事態を受け人れさせようとする、科学者として恥も外聞もない「政治」を演じているのである。
ラジオでの住民鎮撫の広報を始めている。(つづく)
ーー本論は、下記の野池元基氏の情報開示活動から明らかになった事実に、五十嵐進氏が解説をしたものです。ーー
《参照:【生配信トーク】情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島
《参照:2022/02/22 にライブ配信=情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島 #2「原発事故直後、電通による安心安全プロパガンダ「ラジオ広報」と〈正しい理解〉」》

  「駱駝の瘤通信」第23号(発行所=駱駝舎。郡山市安積北井1−161.)【五十嵐進「農をつづけながらーフクシマにて『情報開示請求ー野池元基氏の仕事』】より、引用抜粋。
 (承前)−開示情報にあったわけではないがツアーに参加した記者の.証言に、この企画は旅費・宿泊付きだった(いわゆる顎足つき)と
 メディアで報道されたそのいちいちを電通は自分たちの工作の成果・実績として金銭に換算して依頼者(国、県、市町村)へ報告書を提出する。
 電通の巧みな取材誘導、番組誘導によって放射能の心配、申閻貯蔵の.問題、汚染水の問題、甲状腺ガン検査、食品汚染の心配、等々を話題にすることすらネガティブとし、原発事故を忘れさせてくれるものをポジティブとし、県内メディアも復興のために効果のある事、ネガティブを避けて、.ポジティブな内容を、という姿勢で情環発信の意識形成をしたのであろう、か。
 .メディアに自主的な判断であると思わせるところが、「誘導」の技の極みであろう。「新生!ふくしまの恵み発信協議会」は3年目も続き、電通はその報告書に、「これまでは報道内容にネガティブな話題が目立ったが取材誘道により.報道姿勢の変化lーポジティブ.な話題が増えた」、世論操作ができました、と成果報告が記される。
 インフルエンサーの着目・活用、「報道の広告化」をを含めて、広告の効果を知り尽くしたプ.ロ・電通の策が功を奏していく世界である。安全・安心メディア発信研究会のようにネガティブ情報を流させない仕組みがある。...
 ーーこの10年間の世論操作がなされてきたのだ。それを担ってきたのは電通だった。そして、その金を出してきたのはすべて国であり、県であり、市町村であり、国の原子力政策に従って竃通がやってきたことである。それにチェックが効かなかった。けっして自然に流れてきたのではなくて多大なお金が使われて作られてきた歴史だといえるのではないか。
 大半は広報事業、その.中身は世論操作、メディア操作に使われてたというのである。私などはテレビ、ラジオ、新閥等の報道の傾向を見て、ニュースやコマーシャルの文言などをおかしいなと感じ、違和を覚えつつも、それを切れ切れに追っていく程度だったが、この金の.流れと開示された.契約書・報告書の内容によって"おかしいな”の事実が明らかになった、と言っていい。(つづく)
ーー本論は、下記の野池元基氏の情報開示活動から明らかになった事実に、五十嵐進氏が解説をしたものです。ーー
《参照:【生配信トーク】情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島
《参照:2022/02/22 にライブ配信=情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島 #2「原発事故直後、電通による安心安全プロパガンダ「ラジオ広報」と〈正しい理解〉」》

  「駱駝の瘤通信」第23号(発行所=駱駝舎。郡山市安積北井1−161.)【五十嵐進「農をつづけながらーフクシマにて『情報開示請求ー野池元基氏の仕事』】より、引用抜粋。
  (承前)電通は実際どういうことをやってきたのか.やっているのか。3・11の年、2011年7月に農林水産省からの委.託事業として、東北応援としての「食べて応援しよう」のキャッチコピーで首.都圏でのPR放映を始め、TVで人気者の(「ダッシュ村」).で福島県に縁のあった)TOKIOを起用してのPRを展開していく。
  「風評払拭」「復興」の広告塔としてのTOKIOの起用である、野池氏は開示情報の中にめったに見ることのできない(表に出た唯一の?)電通の「,企画書」を発見。聞き覚えのあるコピー「おいしいふくしま、できました」の企画提案である。
  安全・安心でいくと気になるからおいしいで行こう一というわけである。危険とか安全ではなく「おいしい」。危険とか安.全とか考えないでください、というわけである。
  企画書,砲蓮屬いしく食べている人がちゃんといる」という事実が伝わるメッセージ、と書かれている。TOKIOに「おいしい」と言わせる、ということだ、私たちが信頼を置きたい「公」が第一に目指す方針は国民・市民の安全や健康ではないということは確かである。どこを見ているのだろうか。
  電通は広告代理店である、それは表の顔、表の仕事で.裏の顔、裏の仕事があり、今回もいかんなく発揮される。地元メディアの指導である.「ふくしま農林水産安全・安心メディア発信研究会」をたち.あげた.。メンバーは橿島県、電通、地元新聞社、地元テレビ局、地元ラジオ局。福島県内のメディアが揃った。関係9社である。(ジャーナリズム精神は何処にあるのか!)。
   第一回目の会議は2012年5月22日(火)であった。どういう風に風評被害を払拭できるか研究しよう、という内.容で一年間に6回会議を開いている。
  その開示資料には米、食品などキーワードを変えて(例として福.島and 野菜・TWEETの拡散情報発信元)ツイートを集めてきて〔下講け「なずきのおと」の仕.事)ネガティブとポジティブに分けていき、ネガティブ.なインフルエンサー(大きな影響力を持つ人)をチェックするという作業をしている。
 開示資料を見るとツイッターに「反原発で有名なユーザー」「原発風評被害元のひとり」とか名付けて、発信している人、ツイート内容、を県内のメディア9社と県、電通がそれらツイートを見てチェックしている。
  どんな思いで、その作業をしていたのであろうか、使命感であろうか.これは官民一体となっての、それもジャーナリズムが加担した、まこうかたなき監視であろう.(白石草氏も別のところで「皆さんのアカウントも分析されていますよう」と注意を喚起していた)。
  その発展形であろ.う、2年目、この「安全・安.心メディア発信研究会」が同じメンバーに日本医師会や東洋大学社会学部などの参.加で権威付けをして「新生!ふくしまの恵み発信協議会」として事業を継続。「報告書」ではこれが「風評被害対策研究協議会」名で運営費4000万円、マスコミを巻き込みながらのテレビを用いたPR(TOKIO起用、ケンミンショーの名も.あり)に8億円(野池氏はジャブジャブ使って、と表現して発表)。新たに県外のマスコミを対象に、メディアキャラバン(県外に出かけていく)メディアツアー(参.加させ、県内を晃て歩く)、メデイアセミナー(レクチャー、開沼博氏活躍)を開き、参加メディアにおいしい危険はないという報道をさせるという狙いでメディアへの露出を狙う.。電通が書いてほしいニュースをお膳立てして書かせるといってもいい方式である。(つづく)…
《参照:【生配信トーク】情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島
《参照:2022/02/22 にライブ配信=情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島 #2「原発事故直後、電通による安心安全プロパガンダ「ラジオ広報」と〈正しい理解〉」》

 「駱駝の瘤通信」第23号(発行所=駱駝舎。郡山市安積北井1−161.)【五十嵐進「農をつづけながらーフクシマにて『情報開示請求ー野池元基氏の仕事』】より、引用抜粋。
 (電通は)広告を出す仕事の他に原発事故後にどんなことをしているのかの関心で、国の機関-環境省、国交省、水産省、林野庁、消費者庁他、福島県では福島市、郡山市、二本松布、相馬市、南相馬市、飯舘村他に原発事故対策や復興について、電通に事業委.託をしているか、それはどういう事業か、契約書を情報開示請求をした。.そうすれば事業者といくらで契約したかが出る。
 .ゴツコツと請求を積み重ねて開示させたものをまとめたのが次の一覧表である。(2021年11月末現在)。(注:表は縦書きですが、ブログ編集者ITOが横書き形式に書きかえています)。
発注者=環境省・委託費(154億6274万9095円)。
発注者=福島県・委託費(98億5506万2838円)<農林産物流通課>内(87億2018万8253円)。
発注者=復興庁・委託費(23億845万4971円)。
発注者=農林水産省・委託費(8億184万6392円)。
発注者=内閣府・委託費(6億8777万6912円)。
発注者=原子力規制委員会・委託費(2億4660万.3047円)。
発注者=伊達市・委託費(2億2204万8750円)。
発注者=外務省・委託費(2億1/06万3675円)
発注者=資源エネルギー:庁・委託費(1億6745万9500円)。
発注者=福島市・委託費(1億3429万4545円)。
発注者=経済産業省・委託費(961万2000円)。
発注者=飯舘村・委託費(695万5000円)。
合計=301億1392万6725円。
 .この委託先があの電通(DENTSU)1社なのである。野池氏はライブ.配信でこの数字の画面に次のようなコメントを付す。
ーー電通の暗躍を知る150の事業、総額300億円ーー国の主だった行政機関や福島県などが、原発事故対策や復興に関係してどんな事業を電通に委託したのか? それを知るためにに、情報開示請求を2018年9月から始める。2021年11月末では、150件、約300億円に達している。その大半は広報事業。電通は広告代理店なので、依頼主の要求に忠実.である。情報開示された150の事業の契約書、報告書から見えてくるのは、これまで闇の中にあった電通の手法と、3・11後の国の原子力政策である。情報開示の文書はそれを物語っている。−−..
 .何を電通がやってきたかが分かる、というのである。自分たちでやっているというより、広告主に頼まれて、3・11前までは原発安全神話を広くPRしてきたが、事故後はさすがに安全とは言えなくなったので、今度は事故が起きても事故はたいしたことはない、安全神話は嘘ではなかったことを広告するのが300億円での電通の仕事になったのだ。もちろん広告主の、依頼者の、東京電力、県、市町村の意を体しての広報作戦である。福島県はは3・11の翌年、2012年から.原発事故の実害も見定めないで、事故対策の方向性を「風評払拭」と決め、電通(電通東日本)に風評払拭事業を委託した。(つづく).
《参照:【生配信トーク】情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島
《参照:2022/02/22 にライブ配信=情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島 #2「原発事故直後、電通による安心安全プロパガンダ「ラジオ広報」と〈正しい理解〉」》

IMG_20220409_0002<文芸同人誌「駱駝の瘤通信」(表紙絵・木村美穂。デザイン・山田礼二)第23号。五十嵐進氏が、長野県在住の市民、野池元基氏が発行する冊子「たぁくらたぁ」の活動を文字化して解説している。>
 福島県に向けた震災や原発事故からの復興特別所得税は2013年1月1日から2037年12月31日までの期間に得られた所得に対して課せられている。要するに最長で25年間、東日本大震災の復興のために、納税義務者が等しくその負担を担っているのである。 
  日本のどの地域の人でも、原則的に税金の使い道を知る権利がある。この動画では、野池元基氏の世論操作的な事例をもとに、おしどりまこ氏の追加調査での話し合いが記録されている。
《参照:【生配信トーク】情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島
  さらに、詳しい活動の実態も。《2022/02/22 にライブ配信=情報公開請求の鬼が暴く原発事故後の福島 #2「原発事故直後、電通による安心安全プロパガンダ「ラジオ広報」と〈正しい理解〉」》
IMG_20220409_0001_1_1<「駱駝の瘤通信」第23号で、五十嵐進氏が「農をつづけながらーフクシマにて『情報開示請求ー野池元基氏の仕事』」のタイトルで、福島復興の名のもとに、電通の税金を使っての世論操作的な実態活動をなぞり、解説。> 
 【五十嵐進「農をつづけながらーフクシマにて『情報開示請求ー野池元基氏の仕事』】より、引用抜粋。
ーー(前略)−−この10年間、目に見えてこなかった世論操作の実態が見えてきたことを記録しておきたい。残念ながら私の仕事ではなく、長野在住で農業をしながら、信州発産直泥付きマガジン「たぁくらたぁ」という冊子を編集・発行している野池元基氏の仕事である。この一文はその仕事のなぞりである。なぞりであるが、彼が明らかにしてくれた事実を自分自身で確認する意味でもここでまとめておきたい。.堤が言う「今本当に起きていることの、全体像」を浮かび上がらせることにつながる予感がするからである。ーー
ーーことの始まりは福.島県伊達市の事業として実施された「心の除染」への疑問と疑念だつたという。その事業を知ったのは黒川祥子の著作『「心の除染」という虚構』〔集英社インターナショナル刊2017・2・24初版。現在集英社文庫)を読んでであり、その「心の除染」の実態は本や市のHPではわからなくてその実態を知るべく、伊達市役所まで足を運んだのだという。
. 「心の除染ってなんですか」と,市役所の職員曰く「もう土の除染は終わった。むしろ、放射能に不安.を抱いている心が問題だから次はその心の除染なんだ」、と。ほんとうは土の除染も済んでいないのだが…,何を具体的にやったのか、どうやったのかを調べるために市に「心の除染」に関わる資料の開示請求をした。出てくるまで半年かかったが2万5千枚の資料が開示された(伊達市民・島明美氏の仕事)。公的文書は保存期間(3年.5年.最長10年)があって当該書類は5年だったという。大事な資料を救出したことになる。この事業は委託しているという事業契約書も出てきた。相手は電通だった。2億1千168万円の契約、それも随意契約だった。
ーー2億円も使っての心の除染とは何をするのか。市民はどんな不安・心配があるのかアンケートを取った。アンケートの返事に不安・心配が書かれている住民だけ戸別訪問をして線量を測る。地上1メートルで0.35、0.52、0.67,等々、相当高いが伊達市は特別な基準(伊達市独自基準)を作り、安全であることを、心配ないことを、一人ずつ説得し、納得したと同意をを取ってくる、という仕事で、それをパソナ〔人材派遺業・会長竹中平蔵氏)16人の派遣社員を使って実.施。電通は中抜き。なぜ広告代理店・電通? 「放射能について詳しいし.よく知っている」と市役.所担当課職員は言う。「実績があります..環境.省の除染情報プラザで…」と。ーー(つづく)
■関連情報=経済低成長でも、成長するお役人活躍!電通の公金下請け

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