店長「重複するテーマになっちゃうんですが、
 こすり打ち と つかまえる の差は
 イコール 手打ち / からだの回転で
 とは限らないんですが、
 似た部分はあります。

 細かく言えば こすり打ちは総じて手打ちが多く、
 つかまえる側は からだの回転が多くなりますから
 この部分のスイング改造
 当然 こすり ⇒⇒⇒ つかまえ になるんですが、
 アマチュアの目指した方が良い スイング改造の根幹
 なのだと感じます。 」

受講生「動画で見ると ものすごく大きな差は
 見えないような気がします。」


店長「ですねー。
 インパクト付近の ボールのさらい方、拾い方の違い
 と言えば良いんですかねぇ。
 こする方は フェース、ロフトでボールの底を打つような
 感じになります。
 別な言い方をすれば ボールを自分の方に掻き込む
 ような感じになります。
 一方、つかまえる方は フェース、ロフトを円の外に向けたまま
 からだを廻すような…
 その感じが掴めないと 見た目と言葉『つかまえる』
 逆に感じるんじゃないでしょうか・・・。」
葛谷2022816_Moment

受講生「ですね。
 ボールを自分の方に掻き込む、フェースでボールの底を打った方が
 ボールが「つかまえる」感じ、 しなくもない気がします。」


店長「見た目の部分 で言うと
 同じように動いていても
 ダウンスイング後半、インパクト前になると
 ヘッド、クラブ、シャフトを下、ボールの方に振るようになる、
(ぶ厚い当たり 上から打つ~ボールをつぶす_Momentつかまえる の方は
極端に言えば ←この状態 のまま
からだを廻してしまえば良く、
遠心力によって 曲がった右腕が『伸ばされる』
のですが、
(ハンドリリースサンプル集_Moment(5)こするショットの場合、
そこから 右腕を伸ばすことで
ボールを拾いに行く というか
インパクト直前の円を
その腕さばき、『リリース』と言えば良いのか
で描いてしまっています。
ここが 最大の、鍵になる違い です。
 ですので そこ以外に違いは見られませんが、
 一般的に、ですが、
 こするショットは その右腕の伸ばし『リリース』が
 打撃のメインエンジンになるので
 その動きをするための テークアウェイやトップに
 なり易い傾向があります。

 また イコール ではないですが、
 腕のリリース をするには
 からだの回転を止めざるを得ず、
 止めないと リリースできませんから、
 この際、伸び上がり などが
「自動的に」付いてきたりもします。」
 ですので 結果的、にですけれど
 ボールを打つ 一番肝心な部分を
 腕とクラブを 半ばロックした状態で 向きを変えるのと
 逆に からだの向きを止め リリースで打つ
 ソコが 手打ちとからだの回転 の差
 に見えたりもします。」