サーモスが発売した「THERMOS 真空断熱タンブラー 」がブームですね。

サーモスが販売しているものの性能については、もはや説明・レビューの必要はないでしょう。
が、他社から、類似品がなんと500円くらいから
発売されていますが、そちらの性能はどうなのでしょう?
タイミング的にはちょっと遅いかもしれませんが、各社から出ている
断熱構造のステンレスタンブラーを試してみました。

今回試したのは、
(A)ダイソーで買ったプラスチックコップ(比較用)
(B) パール ienomiダブルステンカップ300
(C) パール 真空スリムタンブラー420ml 
(D) KK(菊屋) ステンレスタンブラー450ml 
(E) 和平 ステンレスタンブラー400ml 

以上5種類のカップ内に、業務用製氷機で作った氷を同じ量だけ入れ、
室内(25度くらい)に放置して、その解け方をみていきます。



スタート時点はこう。
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1時間経過
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プラコップとienomiの側面には結露が目立ち、氷が目に見えて溶けています。
他3製品は、断熱構造になっていない飲み口部分に若干結露が見られますが
氷はほとんど溶けていません。



2時間半経過
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プラコップの氷は完全に溶けてしまいました。
ienomiのものもほぼ溶けかけ。
1時間経過時点と同様、プラとienomiは結露で汗だく状態ですが
他は飲み口についた結露が多少垂れた程度で、側面もきれいな状態です。
中の氷もほぼ同じ、たっぷり残っています。


何の保冷力もないプラスチックのコップがこういうことになるのは当然として、
パール金属の「ienomi」が大きく劣る結果になったのは、
断熱層が真空ではなく「中空(カラ)」だからです。

これは欠陥品でも詐欺でも何でもなく、パッケージにも記載されています。
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他にもこういった製品が出ているようなので、お買い求めのさいは
よくパッケージや説明文を確認することをお勧めします!

正直、「菊屋」のものは、他社とくらべてかなり軽く、ボディもかなり薄いので、
「これ大丈夫かぁ?保冷力なさそう」って思ってたんですが。。

また、「和平フレイズ」のものは、「真空断熱」とは謳っていませんが、
実質的な構造は真空断熱を謳うものと変わらないようで、保冷効力も充分です。

和平フレイズはいわゆる「ステンレスボトル」も多く発売していますが
これらも他社が「真空二重構造」を謳う中、「真空」という表現を避けているので
何らかの方針か思惑があってのものかもしれませんね。(他社が謳う「真空」も厳密には完全な真空ではないし。)
和平のステンレスボトルは私の勤務先でも沢山販売していますが、
性能は好評ですし、価格の割にいい商品を作っているので、個人的に信頼しているメーカーでもあります。


つまり、明確に断熱構造を謳ったステンレスタンブラーなら、
ほとんどの場合、保冷・保温力に差はありません。


[結論]
サーモス以外から発売されているステンレスタンブラーも、
大半は高い保冷力がある。
ただし、真空ではなく中空タイプの商品には、十分注意すること。