BLUEDOTからBNT-71Wが発売となりました。
https://www.bluedot.co.jp/products/bnt-71/

最近は1万円を切るタブレットも珍しくなくなりましたが、それでも「税込7980円」というのは衝撃的な価格。スペックを見るとSoC、RAM、ROM量は2015年下半期発売の1万円前後のタブレットしては一般的か、それよりも少し上といった程度ですが、7980円ですよ?しかも、OSは実売1万円以下のタブレットでは珍しいAndroid5.1、さらにIPS液晶やGPS、miniHDMIなども搭載しており、「ただ安いだけではない」 のも伝わってきます。

今回はモニターとしてレビューをしていますがNexus7 2012、2013を始め、7インチタブレットを長く使ってきたユーザーとして正直な感想を書きたいと思います。かなり長めに書いているので、読むのが面倒くさい人は一番下にまとめがあるので、そこだけでも読んでいただければ。



パッケージ・ルックス

低価格商品らしく、iPadシリーズのような飾り気はありませんが見た目は無難にまとまっており、内部はフタ部分まで緩衝材が使われています。コストを抑えながらも、妥協すべきでない部分にはしっかり手をかけているのがわかり、好印象です。
パッケージ
クッション

見た目は価格ほど安っぽくはありません。「高級感がある」とまでは言いませんが、無難にまとまってます。
ルックス1

ルックス2



ディスプレイ

電源を入れてみると・・・「あれ、意外と悪くないぞ」
低価格タブレットの場合、IPS液晶といっても質が極めて悪いものが多く、「発色がひどいうえに視野角も狭く、精細度にも欠ける」というものをいままでに散々目にしてきたので、相応の覚悟をしていましたが、BNT-71Wの液晶に関しては充分及第点。

さすがに「Nexus7 2013と比べても遜色ない」とは言いませんが、Nexusを10点、問題なく使えるレベルを5点とすると
発色 7点
視野角 9点
精細感 7点

くらいはあげても良いと思います。

精細感については、少し眠たい、ボケたような印象を受けます。これは液晶の質というよりは解像度の差によるものが大きいと思います。(BNT-71Kは1024x600、Nexus7 2013は1920x1200)
Nexusに慣れていると、細かい文字を見るときに少し気になるかも。

実際の写真を載せておきますので参考にしてください。
nexus7

BNT-71W


発色はNexus7 2013ほど鮮やかではなく、このように並べて比べるとその差は明らか。コントラストも、BNT-71Kのほうは若干白みがかって見え、見ていて「美しい!」と感じることは正直、ありません。
ひかく
(11/13追記:コントラスト比や発色は、Miravisionからの調整で多少改善します。)

とはいえ、ネットやゲーム、写真のチェックなどを行うのには充分な画質です。
とはいえ必要十分な画質



視野角は非常に広く、文句無し。主に外出先で使うなら、覗き見防止フィルムが必要かも。
 視野角1
視野角2



カメラ

前面にカメラがついていますが、画素数は30万。一般的なスマホ・タブレットに付いているものに比べると、大きく劣るのは否定できず、実際に撮影してみても・・・。鏡写し状態で撮影されるように設定されているので、LINEやSkypeなどでのビデオ通話に使うことを想定しているのでしょう。本格的な自撮りなどには使えません。
 前面カメラ



ベンチマーク・動作

Androidの標準的なベンチマークアプリ「Antutu」で、Nexus7 2013と比較してみます。
 BNT-71Wベンチマーク
nexus72013ベンチマーク

これは・・・7980円という値段を考えれば驚異的です。実際Nexus並にサクサクと動いてくれます。メインチップはクアッドコア 1.3GHzのMT8163V。RAMは1GBとやや少なめなので、メモリを大量に食う作業の場合ちょっとしんどいかもしれませんが、一般的なウェブブラウジングやほとんどのゲームをプレイする上では何の問題もなく快適です。タップ、ピンチなどの動作もストレス無く受け付けてくれています。

メーカーがアップしている動画でも、サクサクとレスポンスよく動いている様子が確認できます。もちろん、これはインチキでも何でもなく実際の端末の動作です 
 



まとめ
  • 価格ほど安っぽくない作りとデザイン
  • 液晶画面は若干残念だが、値段を考えると非常に健闘している
  • 動作はサクサク、ほとんどのゲームもイケる
  • カメラはビデオ通話用と割り切るべき
  • 総合的に見ると、コストパフォーマンスは驚異的
私は普段、Nexus7 2013を常に持ち歩いて使っていますが、普段の使い方だと、液晶画面以外で明らかに見劣りする点はBNT-71Kにはありませんでした。 液晶の品質を重視する人にはあまりおすすめはできませんが、
「スマホがあるからそんなに頻繁には使わないけど、
画面が大きいほうがいいし、自宅用にタブレットが欲しい」
「メイン以外に2台目のタブレットが欲しい」
「年配の親や子供が使う入門用タブレットを探してる」

という人には最適だと思います。

もちろん、
「とにかく安くタブレットが欲しい!」
という方には自信を持っておすすめしたい商品です。






BNT-71W 
bnt71w


 
購入価格  ¥7,980
処理速度  WEBブラウズ、ニュースアプリ、
 軽めのゲームなど全くストレス無く動く
ディスプレイ  コントラストが弱く発色はもう一歩だが、
 上の価格帯のものと比べなければ不満は出ない
 傷がつきやすいので保護フィルムは必須 
バッテリー持ち  やや不満
マルチユーザー  対応しているが、RAM1GB&ROM8GBでは実用的ではない
総合評価  日本で正規に手に入るタブレットとしてはダントツのコスパ