聴覚支援学校育友会同窓会交流会
日時:12月3日(土)10:00~12:00
会場:支援学校内大会議室

聴覚支援学校のPTA(保護者・生徒・先生)と同窓会(OB・OG)との交流会です。
親睦を深めるために、ボードゲームを選んでくださいました。
昔遊びの玩具類や喫茶コーナーも設け、おしゃべりも楽しめるように配慮されています。
手話ボランティアのサークル明城会さんがサポートして下さいました。メンバーには小学生のお子さんもいらして、一緒にゲームを楽しみ盛り上げて下さいました。

参加者以下計37名
OB・OG・保護者の方17名
校長先生・教頭先生
高校生2名
中学生8名
小学生7名
幼児1名

手話ボランティアの方9名(内小学生2名)
私たち兵庫ドイツゲーム普及協会スタッフ9名

事前の打合せで6~8卓、MAX8卓で卓に各1名スタッフ必須で、最低8名、サポートを含め1卓2名ほしいところ。。
実は、兵庫県難聴児親の会さんのイベントでボードゲームコーナーを何回かさせていただいております。そのご縁で、今回の交流会にお誘いいただきました。

コミュニケーションは手話と筆記がメインです。
年齢層も幅広く、「交流」の目的がありますので、多年齢で楽しく遊べるゲームを選択しました。
事前打ち合わせの時にゲームのリクエストもいただきました。

HDFが用意したボードゲーム
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※これとは別にいつも持ち歩いている定番9ゲーム(マイファースト果樹園・雲の上のユニコーン・スティッキー・クラウン・モンツァ・レシピ・にじいろのへび・ゆかいなふくろ・おさかなクン)持って行きます。

ボードゲームを並べて準備
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こういうイベントの時にスタッフが自主的にゲームを用意してくれるのですが、毎回好評で私たちも参考になります。
特にスタッフ持参の手錠のゲームが好評でした。
彼のインストは、「まあまあ」と言いながら、手錠をかけ、鍵を渡すだけです。
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スケッチブックに分かりやすくルール説明を書いて事前準備をしてくれたスタッフもいました。各々がイベントに合わせてゲーム等を事前に準備をしてくれるので、とても感謝しています。

昔遊びのコーナーや喫茶コーナーもあるので、ボードゲームばかり集まらないだろうと思っていましたが、ご用意していただいたテーブルが足らなくなり、昔遊びのコーナーまで進出してしまいました。
手話のボランティアの方にも一緒に卓に入っていただいたりもしました。特に小学生の方が、小学生同士で一緒に遊んで盛り上がっていました。
もちろん、昔遊びされたり、喫茶コーナーで談笑されたり、和やかに過ごされていました。昔遊びはスタッフも一緒になって懐かしく遊びました。
会の目的通り、同窓会と育友会の交流も深まり、同窓会・保護者の方と生徒さんが一緒に卓を囲むシーンも多く見受けられました。
また、校長先生・教頭先生や同窓会・保護者の方からも「どこでゲームが手に入りますか」という嬉しい質問をいただきました。
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遊んだゲーム色々
ウノジェンガ
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かえるさんジャンプ
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ナンバーナイン
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タンブリンダイス
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窓ふき職人
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コンプリート
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ラッキーナンバー
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トランプ
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にじいろのへび
dropit

タイニーパーク
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スピードカップス
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ブロックス
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ペンギンパーティ

StickyStickz
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BREAK FREE

ハリガリ
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マッチボール
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紙とペンで遊べる「詠み人知らず」も遊びました。
いつものゲーマーとする「読み人知らず」と違って、綺麗な句が出来上がりました。


えのきだTwitter2018年12月10日より*******************

土曜は聴覚の支援学校の在校生卒業生の交流会でドイツゲームの体験会を開くという結構レアなイベントだったので、忘れないうちに少し感想を。

事前にうまく情報が流れていて参加者の皆さんが意欲的に遊んでくれたので非常に活気のある体験会となった。
これは僕らのスキルよりも企画してくれたPTAの皆さんの熱意に依る部分が大きく、うちの連中も皆よくがんばってくれたが、客観的にはこちらも初体験なりだったなという印象。

技術が発達したため在校生の子ども達はほとんどが補聴器や人工内耳などで聴力を確保していて聴覚を意識することは少ない。
手話サークルの支援のほか、参加者のみなさんが好意的で手話のことで困ることは少なかったが、ゲーム名やカタカナ用語を翻訳するのは難しいらしい。

ゲーム名なら箱の文字を指さしてこういう名前です、という具合に話し言葉を避けるほうがスムーズにいく。
筆談は問題ないので要点だけ簡潔に記したサマリーのようなものは有効で、あると非常に役に立ちそうだが、体験会の開催頻度と準備の手間を天秤にかけると難しい。

体験卓だと、見た目で直感的にわかりそうなものさえ選べば概ね大丈夫だが、難しい説明は手話の翻訳精度に依存するので、抽象概念を減らす工夫が必要。
という風に少し特徴的な部分はあるが、全体的には初体験の人の平均的な反応を示していたため、未経験者に対する卓立ての経験の方が重要だと思う。

注意すべき点としては、手話で会話するのには視力が必要なため目をつぶると何も伝えられなくなってしまうこと。
オオカミと七匹の子ヤギのようなかくれんぼゲームや、人狼の夜フェイズのような行動には支障がある。

うちのメンバーに足りないのは今回のシチュエーションに対する経験値だけで、普通の体験卓の経験値に関しては文句ない。
もう2、3人くらいいれば余裕ができてよかったかなという感じだが人集めの問題は僕の責任。

今回は意図的に避けたので実践データがなく推測になってしまうが、カードゲームなどで手札を持つと手を塞いでしまい手話できなくなるので、カードゲームにはスタンドを用意したほうがいいのではないかと思う。
プレイ中に会話がなくても説明質疑とかで手が空いてるほうがよさそう。

開会前に部屋に早めにやってきた小学生に試しにラッキーナンバーを出してみたところ大好評で何度か回ってました。
大人も含めての一番はブロックスかな。
とにかく見た目がイケるやつが強い。
おばけキャッチ、ナインタイルとかもよさそうですが、ドブル、ピットとか発声が絡むのは難しいかも。

聴覚だけの人は知的娯楽に飢えてる感じで説明さえできればいろいろいけそうなんですが、重複障害を持つ場合もあり初見では読みづらい。
それでも予想以上に好意的な未経験者集団で大人も皆積極的に座ってくれたのでこちらの手が少し足りてなかった。

まぁダメなら席を立っちゃうだろうしそれはそれと開き直っていつも通りに遊べそうと思うものを出すだけのおしごとですがw
普段ならトークでカバーできてたところが伝わらないってことが多いので特に初めての人や場では無理しないことが大事だなぁと思いました。