メタラーのヘッドホンブログ

ヘッドホンやイヤホン集めが趣味のメタラーのブログです。

10月27日(土) ヘッドホン祭オフ会 18時~21時 募集開始

会場 中野サンプラザ 研修室⑧(7階) 
日時 10月27日(土)18時~21時 
参加費500円 
参加を希望される方はこちらのTwiplaよりご登録をお願いします。Twitterアカウントをお持ちでない方は私のメールアドレス「headphone.metal.blog@gmail.com」にご連絡ください。

中野で行われる秋のヘッドホン祭の後のオフ会を予定しています。会場はヘッドホン祭の会場と同じ中野サンプラザ内の会議室を借りましたのでエレベーターに乗るだけでオフ会に参加可能となります。
今回は申し訳ありませんが場所代として参加費500円を徴収します。それ以外の金額は一切かかりませんのでご安心ください。

Twiplaの参加登録は大まかな人数把握と参加者間の交流を円滑にするために行っているものであり、当日の体調不良や急用でドタキャンになったとしても全く問題ありませんので「行けたら行く」くらいの気持ちで参加登録をして頂けたらと思います。

飲み会ではありませんので、年齢は関係なく未成年の方の参加も歓迎致します。
当日の飛び入り参加も歓迎しますが、会場人数に制約があるため出来る限りは事前登録をお願いします(来て頂いて定員オーバーだからとお帰り頂く事になったら申し訳ないので)
特に私が仕切ってどうこうという事は無いので、場所を提供するので勝手に喋って、自分の手持ち機材を聴かせ合ってと自由にしてくださいというゆるい会にしたいと思っています。

禁止、注意事項
アルコール、食べ物の持ち込み 禁止(アルコール以外の飲み物は持ち込み可)
会場内での喫煙 禁止
会場内での食事 禁止
上記は会場にて禁止されている行為で、実際にやられてしまうと追加料金や違約金を取られてしまうので明確に禁止とさせていただきます。
また、所持品の管理は自己責任でお願いします。仮に盗難等が起きた際に主催者は一切の責任を負いませんので、しっかりと注意するようにお願いします。(最近イベントでの盗難が増えていますので)

Q&A
Q、初心者でも参加できますか?大したものを所持していませんが参加しても平気ですか?
A、初心者の方でも未成年の方でもご年配の方でも、誰でも歓迎します。また、ポータブルオーディオの方々は、自分の手持ち機材を聴いてもらいたいという方が多いので、手ぶらで聴き専として来ても全く問題無いと思います。
Q、途中退出、途中参加は可能ですか?
A、可能ですが申し訳ありませんが参加費は一律500円を徴収します。

企業関係者様へ
過去のオフ会でHCKのイヤホンケースと伊藤屋国際のスマホリングと七福神商事提供のAuneゴムバンドといったノベルティ品を配布したところ非常に好評でしたので、オフ会にノベルティを置きたいという企業が居ればご連絡ください。
オフ会に試聴機を置くことも可能です。詳細や相談は当方のブログに記載されているメールアドレスかTwitterのほうにご連絡を頂ければと思います。
また、出展企業関係者の方もオフ会への参加は可能ですが、参加費の500円は同じく徴収しますのでご了承ください。
展示予定貸し出し試聴機(随時更新)
HIFIMAN JAPAN様より
①R2R2000 (改良版)
の試聴機を貸して頂けることが決まりました。どこが変わったのかは私も聞かされていませんが、UIとかが変わるのかな?前回の状態でも音は非常に良いDAPだったので個人的にも気になります。
S'NEXT様より
Earsonics
②Final
の試聴機を持参していただけることが決まりました。持参して参加頂けるようですので、ヘッドホン祭終了の時間となる19時以降から展示と思って頂くといいと思います。
七福神商事様より
まだ内容は決まっていませんが、今回も七福神商事様が色々面白いものを持って参加して頂けるそうです持参して参加頂けるようですので、ヘッドホン祭終了の時間となる19時以降から展示と思って頂くといいと思います。配布予定ノベルティ(随時更新)
配布予定ノベルティ(随時更新)
NiceHCK 様より
①HCKロゴ入りイヤホンケース

オフ会についての私の考え方や流れについてはこちらをご覧くださいhttp://blog.livedoor.jp/headphone_metal/archives/52397744.html
質問等があればお気軽に私のブログに記載されているメールアドレスやTwitterから連絡して頂ければと思います

BGVP DMGのレビュー

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BGVP DMGという現在15,000円にて販売されている4BA2D構成のイヤホンです。今回はL.Sオーディオさんからになります(DMのやり取りをしてる感じだと、日本語でやり取りが可能ですし気さくで感じ良いお店で好印象)

販売サイトはこちら  In-Canal Earbuds Rankingはこちら 
特徴等
・4BA2D構成でダイナミックドライバにはグラフェンとチタン振動版を採用
・帯域分割は4Way
・アルミ筐体
・MMCXでのリケーブルに対応
・黒(標準)、金(低音強調)、銀(高音強調)の3種類のノズルにより音質の調整が可能。黒の部分は本体色と同じ色になるため、青筐体のものを購入すると青になる。
・装着感はなかなか良い、4BA2Dという構成でありながら筐体は比較的小さく耳の収まりが良い
・遮音性は一般的なカナルの平均クラス、一般的な音量であれば音漏れ等は殆ど気にしなくて良いだろう。

音質評価 □□□□□ 91点
・音はかなり良い4BA2Dとかなり無理な構成をしている割に出音は非常に素直
・フィルタはフィルタが薄い順に銀(高音強調)、黒(標準)、金(低音強調)となっているが、個人的には金(低音強調)が一番好印象だったため、金フィルタの音を中心に書く
金フィルタ(低音強調)
・音の大まかな印象は「非常に立体的な低音域を鳴らす情報量の多い音。ガツンと響く低音域が印象的ながら、質感は雑にならない非常に細かく粒立ちの良い音を鳴らしてくれるところが好印象。」
・低音強調フィルタは大抵のイヤホンだと音が籠ってしまい良い印象を持たないのだが、このイヤホンの場合は高音域の音量だけを上手く抑えてくれて非常に聴きやすい音になる、音のバランス的にも低音強調フィルタを付けた時が一番整っているように思う。また不思議なことに音場もこの金フィルタが一番広く感じられる。
・音の傾向は軽く低音寄り
・音場は少し広め、適度に広がりのある音を鳴らしてくれ窮屈さを感じさせない
・高音域はスッキリとした伸びやかで嫌味の無い音を鳴らす。それなりに主張はしっかりとある音であるが耳への刺激は少なく、明瞭でありながらスッと伸びていく聴きやすい音は嫌味が無く非常に自然で聴きやすい音になっている。この音の伸びの良さのおかげでロック、メタルといった音源だけでなくクラシック等の生楽器系の音源にも相性が良い。
・中音域は特に凹むことなく、自然な音を鳴らす。ボーカルは余裕のある伸びやかな音を鳴らし、音の余韻までしっかりと再現してくれそうな聴きやい音を鳴らしてくれる。音自体に癖は感じられないが、ボーカルの音像は少し大きめかも
・低音域は情報量が多いながらも非常に分離の良い解像感の高い音を鳴らしてくれる。低音域は重低音までしっかりと感じられる帯域の広さを持ち合わせており、質の良い低音が高い密度と分離を持った状態で耳に押し寄せてくる、この情報量の多さの低音をきちんと分離の良い状態で耳に届かせてくれるイヤホンは珍しく、かなり上質な低音域であると感じる。
・音の分離はかなり良くでかなり音の分離を要求するテクニカルデスメタル音源でも全く問題なく音が分離して再生され、密度の高い低音域が物凄い音数となって耳に押し寄せてくるCryptopsy two pound torchにて確認)
・相性の良い音源は、デスメタル、ハードロック、POPS、アニソン系など、基本的に何でも卒なく鳴らしてくれるタイプなので音源は基本的に選ばないが、低音域の質感の良さが非常に魅力的なので低音域にアクセントのある音源とはより相性が良い。
・相性の悪い音源はあまり思い浮かばないほど上手く鳴らしてくれるのだが、強いて挙げるならバラード、オーケストラ等だろうか。オーケストラはこの構成のイヤホンとしてはかなり自然な音を鳴らしてくれて好印象だったのだが、多少音の分離が強すぎて逆に違和感を持つところがあるかもしれない。
黒フィルタ(標準)
音の大まかな印象は「金フィルタより高音域の刺激が強くなり、音場が少し狭く全体的に鋭利な音になった印象。高音域のキラキラという主張が強くなり、メロディックデスメタルのようなキラキラとして高音域がアクセントになる音源はより楽しく聴けるようになるのだが少し聴き疲れはしやすくなる印象」
・音の傾向は軽く高音域寄りのドンシャリ
・高音域はキラキラとした主張の強い明瞭な音を鳴らす。煌びやかで非常に楽しい音ではあるのだが、金フィルタと比べて少し聴き疲れしやすい印象を受ける。
・中音域は金フィルタより少し凹む。ボーカルの質感は特に変わらないのだがボーカルが半歩後ろで歌っているような印象になる。
・低音域は金フィルタより鋭利で音のエッジが際立つ音が鳴る。スラッシュメタルのような音源は疾走感がより強く得られて非常に楽しくなるが、金フィルタのような音の重厚な印象は少し減って軽快なノリの良い音になる。
・相性の良い音源はスラッシュメタル、メロディックデスメタル、POPSなど
・相性の悪い音源はクラシック、合唱作品など
銀フィルタ(高音強調)
・音の大まかな印象は「圧倒的に高音域の主張の強い音になり、高音域のキラキラとした音で「今BAドライバが活躍しています!」と言わんばかりの主張の音になってしまい、帯域ごとの分離やバランスが少しわざとらしく感じる」
・音の傾向は高音域寄り
・高音域はかなり派手な音が鳴る。耳につくほど刺激の強い音がガンガン鳴るわけではないのだが、キラキラとした高音域の主張がかなり強く「今高音域のBAドライバが頑張ってます!」と言わんばかりの主張をしてくるので、少しバランスとして崩れ気味な印象を持つ。
・中音域はそれなりに凹む。ボーカルが2歩遠くで歌っているような印象になる。
・低音域は黒フィルタとあまり変わらず。
・相性の良い音源はメロディックデスメタル、パワーメタル等
・相性の悪い音源は、クラシック、EDMなど

音のバランス 
金フィルタ(低音強調)
高音域□□□□
中音域□□□□
低音域□□□□■ 
黒フィルタ(標準)
高音域□□□□□
中音域□□□□
低音域□□□□ 
銀フィルタ(高音強調)
高音域□□□□□
中音域□□□
低音域□□□□ 

オススメ度□□□□□ 92点
・音質は非常によく、情報量が多く分離の良い音のイヤホンが欲しい人には手放しで勧められる名機といっていいだろう。4BA2Dでダイナミックはグラフェンとチタン振動版なんて、これだけイロモノっぽい構成のイヤホンでも当たりな音が出てきたりするから最近のイヤホンはイマイチわからん、、、w
・4BA2Dという構成のおかげか、非常に情報量の多い濃い音になっているが、その濃さが嫌味にならない秀でた分離の良さがあるため非常に自然で聴きやすい音になっている。
・情報量ね密度感の高いイヤホン、低音域の重厚感を求める人、少し派手な音のイヤホンが好きな人にお勧めしたい名機。

怪しいジャンク詰め合わせセットを落札してみた&雑記

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o258573384 
ヤフオクでこんなものを落札してみました。「Klipsch クリプシュ イヤホン XR8i 等 ジャンク」というタイトルで写真を見る限りimage X10が何台か写っているのが見えます。送料を含めて約8000円でした。

こういうジャンクをまとめ売りしている出品で気を付けるべきことは1つ「出品しているのが業者なのか個人なのか」というところです。業者の場合は在庫を一気買いしてチェックをする手間を省くためにいい加減な出品内容で出しているケースが結構ありますが、個人の場合は「詳細不明」「未チェック」等と書いてあっても実際は動かないことを確認した上で出していたり、偽物だから詳細不明として出しているというケースが多いです。以前詳細不明な電源ケーブルのまとめ売りを落札した時も業者の出品でしたし、まとめ売りをする業者の出品はたまに本当にオイシイものがあります。
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そして届いたものがコレです。イヤホンの大群が丸まった状態で封筒にぶち込まれて届きましたw
こういう雑な梱包は普通の中古なら怒っていいところでしょうけど、ジャンクまとめてセットの場合は「動作チェックは殆どしていない」証になるので期待値が高まります。
そしてケーブルを解きながら動作チェックをしてみたところ
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完全動作品 
image X10×3
完全動作品の完全動作品のKlipsch image X10が3台ありました。完全動作品とは音も問題なければ外観的にも問題無い保障付きで売られている中古品レベルのものです。この時点でKlipsch image X10が1台3000円以下で手に入ったことになるので賭けとしては勝ち確定です。
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難アリ品 
Klipsch image X10×4(全て音は問題無し、2台プラグ付近の被膜破れ、1台ゴムプラグカバー外れ、1台プラグカバー破損)
Image XR8i(耳垢防止用のフィルタ片側剥がれ、音は問題無し)
難アリ品はこれだけありました。X10のプラグカバー外れは接着剤で付けただけで問題無いものになりましたし、XR8iは気にしなければ問題無いレベルのものでした。この難アリ品だけでも8千円の価値は十分ありましたね。
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不動品 
Image X10 (片側音出ない)
Image X10i Lou Reed Signature Edition (片側音出ない)
klipsch R6(片側極端に音小さい)
不動品は意外なことに3台だけでした。しかもR6はドライバが死んでいそうですがX10のほうはただの断線でドライバが生きている可能性があるので、ちゃんと価値があります。

こんな感じで結果的に大満足の買い物となりました。
業者と思われるアカウントのまとめ売りはギャンブル性は高いですが、たまに手を出してみるとなかなか面白いです。是非気が向いたらお試しください(地雷掴まされても責任は取りませんw)

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雑記
・ヘッドホン祭のオフ会は初日の10月27日 土曜日 18時〜21時に中野サンプラザ7階 研修室⑧(定員50名)にて開催することに決定しました。ヘッドホン祭の会場となっている中野サンプラザの会場を借りましたので、会場からエレベーターに乗るだけでオフ会に参加できます。今回は会場費は今までより断然高かったのですが、今回も参加費は500円のみでやりますので是非ご検討ください。
あまり早くから募集してもアレなので、1月前くらいになったらTwipla等で募集をかける予定です。参考までに前回オフ会の募集要項を張っておきます。

・久しぶりにレビュー以外の記事を書きました。こういう記事を増やす増やすといいつつレビューのほうだけで手が周っていなくて、以前から見てくださっている方は気が付いているでしょうけど最近は着弾報告を兼ねた簡単な感想の記事はすっ飛ばしてレビューを書くようにしていたり以前より悪化してる状況です。よろしくない流れ('д` ;)  

・Twitterで報告しただけでレビューを書いていないもの、Twitterですら報告をしていない物などかなり物が増えており完全に手が周っていない状態です。週3,4のペースで丁寧なレビューを挙げている方は本当凄いなぁと、私なんてこんな適当レビューですら定期的に書けていないのに(苦笑)

・最近Earsonicsのイヤホンにちょっとハマっています。SMV2やVelvetを買ってみたところ、他のBA他ドラ系には無い独特のフワっと広がる音が非常に雰囲気があって良いんですよね。店頭試聴でEarsonicsのイヤホンを聴いたときは別に何とも思わなかったのに、本当人間の耳と記憶はいい加減なもんです、、、私だけか?w

・色々と溜まっているので、もう少し更新頻度を上げたいと思います、、、

BQEYZ KC2のレビュー

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BQEYZ KC2という現在48ドルにて販売されている2BA2D構成のイヤホンです。
販売サイトは
こちら   In-Canal Earbuds Rankingはこちら

特徴等
・2Pinでのリケーブルに対応
・装着感はなかなか悪くない、大き目の筐体なため合わない人も居るだろうが個人的には全く問題無し
・遮音性は一般的なカナルの平均クラス、一般的な音量であれば音漏れ等は殆ど気にしなくて良いだろう。構成的や値段はKZ ZS6の亜種という扱いになるが、背面に音抜け穴が無いおかげで音漏れはKZ ZS6の亜種としてはかなり少なめ

音質評価 □□□□ 93点
・音はかなり良いKZ ZS6系統のイヤホンとしては一番大人しく音場の広い音。
・音の大まかな印象は「非常に広い音場で明瞭な音でありながら落ち着いた余裕のある音を鳴らす。高音域の煌びやかさはきちんと保った状態で、中低音は適度に広がりのある良い意味で非常に音楽的な聴きごたえのある音」
・音の傾向は軽く低音寄り
・音場は広め、ZS6よりも筐体の響きを生かした音場という印象でホールで聴いているような心地よい音が鳴る
・高音域の派手さや、全体的な音の刺激の強さは強い順にKZ ZS6>phb EM023>BQEYZ KC2という印象。
高音域は明瞭でありながら刺激の少ない伸びの良い音を鳴らす。phb EM023やKZ ZS6よりも高音域の刺激が少なくなっており、伸びやかで誇張の無い綺麗な音を鳴らしてくれる。きちんと主張はしっかりとある明瞭な音でありながら、自然で非常に聴きごたえのある上手いチューニングだと思うが、ZS6の派手で煌びやかさが強調された音が好きだった人には少し物足りなさを感じる面もあるかもしれない。
中音域は特に凹むことなく鳴る。ボーカル帯域は少し広がりのある音が鳴り、非常の伸びの良い聴きやすい音を鳴らしてくれる。ハイトーンの刺さりやすい帯域のボーカルも音の抜けの良さと、適度な広がりのある音によって余裕のある伸びやかな非常に聴きごたえのある音を鳴らしてくれる。
低音域は低音域も適度に広がりのあるスッキリとした音を鳴らす。広がりのある低音というは間延びした緩い音を想像しがちだが、上手く音場の広さで広がりを演出している印象で出音自体はスッキリとした解像度の高い音を鳴らしてくれる。KZ ZS6やphb EM023のような硬質でキレのある音では無いが、自然な広がりが心地良い音を鳴らしてくれ非常に好印象。
・音の分離はそれなりで一般的なテクニカルデスメタルであれば問題無いが、過度に音の分離を要求する音源では音の被りが出てしまうCryptopsy two pound torchにて確認)
・相性の良い音源は、ジャズ、ロック、ハードロック、POPS等。基本的にどんな音源も上手く鳴らしてくれるが、少し広がりのある音が気持ち良いイヤホンなので、中くらいのテンポの曲をのんびりと聴くのに適していると感じる。
・相性の悪い音源はテクニカルデスメタル、スラッシュメタル等、合わないことは無いのだが疾走感や音の分離を過度に要求する音源はKZ ZS6やphb EM023のほうが相性が良い

音のバランス
高音域□□□□
中音域□□□□
低音域□□□□□

オススメ度□□□□□ 92点
・音質は文句なしに良いと言える、最近の低価格2BA2D構成のイヤホン良い音の物が多すぎてレビュー書く身としては少し困る、、、w
・音は全体的な音の派手さがKZ ZS6>phb EM023>BQEYZ KC2の順であり、BQEYZ KC2が一番広がりのある音というと分かりやすいかなと思う。明瞭さや音のキレの良さでは1歩劣るが、この適度のな音の広がりが非常に心地よく同価格帯の2BA2D構成のイヤホンではかなり聴きやすい音になっている。
・背面の音抜け穴が無いおかげで音漏れも少なめになっていることもポイントが高い。
・ZS6、phb EM023の音が派手すぎに感じる人、適度に広がりのある伸びの良い音のイヤホンを探されている方にお勧めしたいイヤホン。

SMSL VMV D1のレビュー

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SMSL VMV  D1という現在142,227円にて販売されているSMSLのフラグシップDACになります。SMSLは低価格のDAC、スピーカーアンプ等で有名なメーカーで私も過去にSMSL Sanskritを使っておりかなり印象も良かったのですが、今回まさかのフラグシップDACを出してきました。
「コストパフォーマンスに優れた製品を出すメーカーが、本気の高級機を出したら凄いことになるんじゃないか」というのは結構多くの人が思うところだと思うものの、実際は高級機は採算が取れず実現しないケースが多いものですが、今回のSMSLは正にそういった思いに応える製品じゃないかなと思います。
販売サイトはこちら

前置きはここまでにしておいてレビューに入りたいと思います。
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最初に良い点と悪い点を簡単にまとめておきます。
良い点
・DACチップにESSの最上位ES9038PROをデュアルで使用
・電源が分離されており、電源部にはNORATELのトロイダルトランスを採用
・音質は文句なしに素晴らしい、非常に解像度が高く音の隅々まで見通せるパッと聴きでも違いの分かる質の高い音
・DACフィルターの変更だけではない音質の変更が機能があり、真空管ライクなサウンド等が選べて遊び心がある
・音量は固定と可変が選べ、プリアンプ無しでパワーアンプに繋ぐことも可能
悪い点

・操作を全てリモコンで行わないといきないため、本体のみだと何も操作出来ない
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1、音質は非常に良好。ES9038PRO×2を採用したおかげか解像度の高さがダントツ
音質は文句なしに良いです。今まで使っていたAune S16も非常に良いDACだっただけにそこまで変化があるかなと心配しましたが、ES9038PROをデュアルで使用しているおかげなのか解像度の高さが一聴してわかるほど優れています。「解像度の高い音」というと音のエッジのキツイ派手な音だったり、小奇麗なつまらない音を想像しがちですが、そういったまがいものの高解像度ではなく、純粋に音の粒立ちの良さがしっかりと感じられる真っ当な解像度の高い音が鳴ります。例えば映像でも色を派手にして輪郭を強調したフルHDと、何の加工もしていない4Kでは強調したフルHDのほうが鮮やかに見えたりしますがそれは高解像度ではありません。このDACはそういったまやかしの高解像度ではなく、真っ当な高解像度、高精細さが音から感じられます。
音の傾向としては癖が少なく、帯域ごとに非常に忠実な音を鳴らしてくれる印象です。音の分離が非常によく、テクニカルデスメタル等の手数の多い音源でも、演奏の音数は当然としながら録音のノイズにも気付ける程の今まで体感したことが無い余裕のある音を鳴らしてくれます。録音のノイズにも気付けるといういと「録音の悪い音源聴けない」と思われる方が居るかもしれませんがそれは間違いで、録音のノイズにも気付けるほどの音であるからこそ、ボーカルの艶やかさ、音の余韻といった1つ1つの音のニュアンスに気付くことができ、今まで聴いていた音源が1ランクアップしたものとして耳に届いてくれます。
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2、小型ながらも重量があり、電源が分離されている等高級感が非常にある
大きさは単体DACとしては小型なほうでありながら非常にずっしりとした重みがあり、電源が分離されていたりとオーディオ好きとしてはテンションの上がる要素の多い製品です。
オーディオ好きの方の中には「電源分離」という言葉にやたらと弱い人は多いのではないでしょうか?私もその一人でハイエンド機材に多い電源が分離された製品に一種の憧れを持っていましたが、最近は低価格機でも電源分離の製品が増えており、正直そこまで特別感は薄れてしまいました。ですが、SMSL VMV  D1ずっしりと重みのある筐体、シンプルな黒いデザイン、そして特にNORATELのトロイダルトランスを採用した電源部が分離されていると、見かけだけではないきちんと「フラグシップ機材」らしさのある仕様で、正直この点だけで選んだと言えるほど魅力的な仕様だと思っています。
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3、DACフィルタの変更、音質調整、音量の可変が可能など機能が多い(パワーアンプに直結も可能)
DACフィルタにより音質調整は最近のDACは大体出来ると思うのですが、このDACはそれ以外にも音質調整機能がついており「Standard」「Rich1、2、3」「Tube1、2、3」「Crystal1、2、3」と変更することが出来ます。正直そこまで極端に音が変わる訳ではないのですがTubeモードにすると、少し余韻の強調される音になったりと気分次第で音の傾向が変えられるのはなかなか楽しさがあります

また、音量が「固定」と「可変」が選べるようになっており、可変にすればパワーアンプとの直結も可能です。DACの音量調整でプリアンプ無しで直結なんてと思われる方も多いでしょうが、最近のデジタルボリュームはかなり進歩しており、非常にしっかりとした鮮度の高い音を奏でてくれます。
難点としては、そういった色々な機能は全てリモコンでの操作になっており、本体のみでは入力の切り替えすらも出来ないので、この点だけは少し残念。
☆Aune S16、Nuforce DAC-9、HEGEL HD10との比較☆
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単体の音質評価だけではわかりにくいと思いますので、今回はAune S16、Nuforce DAC-9、HEGEL HD10ととの比較をしていきます。条件としてはPC(windows)→USB接続(WASAPI)→DACと繋ぎ、そこからRCA接続でヘッドホンアンプのPHASETECH EPA-007に繋いでFinal D8000にて比較試聴をしていきます。
・Aune S16 
解像度は高めでスッキリとして気持ちの良い高音域を鳴らすことが非常に好印象なのに対し、他の機種より少し低音域が軽くロック、ハードロックといった音源では少し音の密度感、力感に欠ける印象がある。解像度だけで見ればSMSL VMV  D1の次に優れている印象でこの中で一番安い699ドルという価格を考えれば相当健闘していると言える
・Nuforce DAC-9
音の広がりがあり、一番音の雰囲気づくりの上手い機種という印象。解像度面では他の機種より一歩譲印象はあるが、一番オーディオらしい適度な余韻や広がりのある音を再現してくれヘッドホン特有の頭内定位が気になりにくい音であり、非常に上手い味付けの音だなと思う反面、良くも悪くも癖のある音ではある。
・HEGEL HD10 
一番押し出しの強い力感のある音を鳴らす。解像度面ではそこまでではないが、ドラムのスネアやベースの音が非常に押し出しの強いノリの良い音で鳴ってくれる。ハードロック、パワーメタル等を聴く際にこの音の傾向は非常に気持ちは良いのだが、正直ノリの良さに比例するように音が全体的に少し雑になっている印象もある。
・SMSL VMV  D1
解像度面で言えば一聴して分かるレベルに一番優れており、この中で一番癖の少ない音を鳴らす。一番音の焦点がハッキリした音であり、音の強調感は無いのにも関わらず1音1音が非常に輪郭のハッキリした音で耳に届き音の高精細さが聴いていて非常に伝わってくる。この4機種の中で一番面白みの無い音と評されがちな気はするが、癖が少なく、音の1つ1つのアクセントや余韻まで余さず届けてくれる非常に優秀なDACであると言える。
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4、非常に高精細で癖の無い音を鳴らしてくれる、文句なしに勧められるDAC
ここまで見て頂いた方はわかるでしょうが、このDACの個人的な評価はかなり高いです。DACごとの比較も本当はもっと「ここは良くないけど、ここはこっちより優れている」と短所と長所を挙げる比較にする予定だったのですが、正直私の印象としては手持ちDACの中では頭1つ抜けた実力という印象でしたので、そのままの感想を載せました。これだけ癖が少なく、純粋な高精細、高解像度さを感じられるDACはそう多くないのではないかと思っています。
142,227円と安くは無い製品ですが「中国メーカーのフラグシップ機は凄いぞ」と自信を持って言える実力機だと思いますので、同価格帯で癖の少ない高解像度な製品を探されている方、電源分離のカッコいいDACを求めている方、そして中国メーカーのフラグシップ機に関心がある方に文句なしに勧められる名機です。
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