メタラーのヘッドホンブログ

ヘッドホンやイヤホン集めが趣味のメタラーのブログです。

ポタフェス2017冬 Twitterから探す注目ブース

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https://www.paudiofes.com/ 
ポタフェス2017冬の個人的に気になるブースをまとめておこうと思います。本当はヘッドホン祭の時にやっている「自分の知らなかったブース一覧」を書こうと思っていたのですが、ポタフェスはヘッドホン祭よりマイナーどころの出展が無かったのでこういう形になりました、、、w
あくまで「個人的に」気になるブースリストなので、超話題の製品とかでも私の興味がないものはスルーしているのでそこはご注意ください。嫌っててTwitterでブロックしているメーカーとかの情報は入ってこないですしね、、、w

http://blog.livedoor.jp/headphone_metal/archives/52387096.html
また、以前告知したようにポタフェスの2日目の12/17日にポータブルオーディオオフ会を企画しておりますので、こちらも是非ご興味のある方はご検討ください。
Fianlは新製品のイヤホンを出す、、、らしいのですが残念ながらポタフェスに試聴機はでて来ないようで展示サンプルのみのようです。ですがメーカーの方から製品について詳細を聞くだけでも面白そうなので楽しみにしています。
このイヤホンも気になりますが以前新製品発表会の時に聴いたD8000が物凄く良かったので、こちらをゆっくり試聴しなおしたい気持ちもあります。 UCOTECH ES1003 Divaをベースにしたスペシャルモデルのインナーイヤーイヤホンが出るらしいです。
インナーイヤーは最近非常に良い製品が多いので、この新機種にも期待ですね。

七福神商事ではEARNiNEのEN210という新作とnicehckのEBXを試聴出来るようです。EN210は同社のEN120がとても良い製品だっただけに気になります。
HCKのEBXが展示されるのには驚きましたが、七福神商事とHCKは直接連絡とり合う間柄だって話は聞いて居たので友情共演みたいな感じでしょうかね?w
伊藤屋国際ではxDuoo NANO-D3が聴ける予定です(直前の別イベントに持ってきているのでまず確定でしょう)
xDuooのDAPは安くても良い物が本当に多いので期待です。
ミックスウェーブではUnique MelodyのME1という平面駆動イヤホンの製品版を展示するようです。
以前試作機を聴かせてもらった感じではなかなか良い音をしていたので期待です。

その他にも色々と隠し玉製品とかが出てくると思いますので、随時情報をチェックされることをお勧めします。

Whizzer A15PROのレビュー

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Whizzer A15PROという124ドルで販売されているレビューです。いつも通り合言葉の「METAL」を伝えて頂くと割引が可能です(値段は非公開希望とのこと)
HCKの販売サイトはこちら 割引方法の詳細はこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら Whizzer A15のレビューはこちら 
特徴等
・ステンレス筐体で全体的に造りは非常に良い、正直見た目は金属感のあったA15のほうが高級感はあったかも
・今回もベリリウムコート振動板を採用しているが、A15PROはベリリウムコートは中心部のみに施されフレームは銅を使用している。こうすることで高音域の鮮明さや低音域の帯域幅の広さが増すんだとか何とか
・MMCXリケーブル対応
・A15はノズル部のスポンジフィルタが交換出来るようになっていたが、A15PROは金属でフィルタで覆われており交換不可
・ 装着感は見た目に反してあまり良くなくここはA15とあまり変わらない。ステムがあまり奥まで入らない浅い装着感なので上手く安定して装着するにはそれなりに慣れが必要。浅い装着というとAuglamour R8も比較的浅めの装着感だが、Whizzer A15PROはそれよりも浅めの装着に感じる。
・装着感は大差無いのだが、耳かけ部分のワイヤーが柔らかい素材になったため少し装着感は向上している。
・遮音性は装着が浅めなためか一般的なカナルより若干悪め、ただし音抜け穴等はそこまで大きな物が見当たらないため電車等での使用はそこまで問題無く感じる。  

音質評価 □□□□
・音はなかなか良い、A15より癖が少なく聴きやすい音になった印象。
・音の大まかな印象は「A15の音を少し落ち着いた伸びの良い音にしたものという印象。高音域の鮮明さはA15より更に磨きがかかっているものの音の刺激感や荒っぽさが改善され、伸びの良い聴きやすい音になつている印象」
・音の傾向は軽く高音域寄り
・音場は少し広め、音の抜けが良くなったおかげか音場もA15より広めで自然に感じられる。
・高音域はかなり明瞭で明るい音を鳴らす。A15もかなり明瞭な音であったがA15PROは音の抜けが増したおかげでキラキラとした音を主張しつつも耳に刺さり感を抑えた落ち着いた音になってる印象。ベリリウム振動版の1万以下のイヤホンは高解像度であり、高音域が綺麗に鳴る機種が多いのだが、少し音のキラキラ感を強調しすぎて刺さり気味の音を鳴らす印象が強いのだが、A15PROは音の明瞭感はかなり強く主張してくる割に音の抜けが良く耳への負担感があまり無い。ただし、それでもゆったりとした音源を好まれる方にはまだキラキラ感が強すぎると思われそうな印象もある。
・中音域は特に凹まずに鳴る。ボーカル帯域は特に味付け感は無く素直な音が鳴っている印象だが、高めのボーカルのロングトーン等では少しボーカルに金属的な響きが乗りエッジのキツめな音で鳴る印象もある。
・低音域は少し金属的なエッジの際立つカチッとした音を鳴らす。音の分離はなかなか良くテクニカルデスメタルのような音源もしっかり分離してくれ、エッジの効いた疾走感のある音を鳴らしてくれるのだが、音のバランス的にはA15よりも低音が少なめなので少し軽めな音に感じられる場面もある。
・相性の良い音源はメロディックデスメタルやスラッシュメタル、明るい音調のアニソン等。キラキラと主張する煌びやかな音でありつつも、音の抜けが良くなったおかげで耳につく刺さる音が多い音源も楽しく聴けるようになった印象。
・相性の悪い音源はゲームミュージック、R&B、ジャズなど、重低音域の再現はあまり得意でないため、体に響くように深みのある重低音を求める音源とは相性は良くない。

音のバランス
高音域□□□□□
中音域□□□□■
低音域□□□□

オススメ度□□□□
・正にA15の上位機種といった感じの音で、A15で感じられた音の癖を和らげ全体的に音の質を向上させたような良く出来たイヤホンだとは思うのだが、価格がA15の倍近くということを考えると正直A15のほうがコストパフォーマンス的にはインパクトがあった感は否めない。
・A15の音を聴いて「良いんだけど、流石に音が元気すぎる」と思った方には是非A15PROを試して欲しい。
・1万円くらいの値段で高解像度なものや明瞭な高音域を鳴らすイヤホンを探している人には一聴の価値があるイヤホン。

再掲 12月17日(日曜日) ポータブルオーディオオフ会 in秋葉原(岩本町) 17時~20時

http://twipla.jp/events/287168

一週間前になったので再掲します。
え~ポタフェス秋葉原の時にオフ会をやる事にしました。やらない予定だって言ってたんですが、Twitterでアンケート取ったら意外とやれよって意見が多かったのでやります!w

会場
東京都千代田区神田岩本町1-1 岩本町ビル 岩本町ビル7階  74号室
(秋葉原駅から徒歩5分、岩本町駅からすぐ。1階にデイリーヤマザキとマトモトキヨシのあるビルです)地図はこちら

参加費500円 


秋葉原で行われるポタフェスの後にオフ会を予定しています。会場は秋葉原駅から徒歩5分岩本町駅からすぐのところにある岩本町ビル7階の貸会議室にて行います。今回は申し訳ありませんが場所代として参加費500円を徴収します。それ以外の金額は一切かかりませんのでご安心ください。


飲み会ではありませんので、年齢は関係なく未成年の方の参加も歓迎致します。

当日の飛び入り参加も歓迎しますが、会場人数に制約があるため出来る限りは事前登録をお願いします(来て頂いて定員オーバーだからとお帰り頂く事になったら申し訳ないので)

特に私が仕切ってどうこうという事は無いので、場所を提供するので勝手に喋って、自分の手持ち機材を聴かせ合ってと自由にしてくださいというゆるい会にしたいと思っています。


参加を希望される方はこちらのアドレスより登録をお願いします。Twitterアカウントをお持ちで無い参加希望の方は私のメールアドレスの「headphone.metal.blog@gmail.com」にご連絡を頂ければと思います。

禁止事項

アルコール、食べ物の持ち込み 禁止(アルコール以外の飲み物は持ち込み可)

会場内での喫煙 禁止

上記は会場にて禁止されている行為で、実際にやられてしまうと罰金がかかるため明確に禁止とさせていただきます。


企業様へ?
前回のオフ会でHCKのイヤホンケースと伊藤屋国際のスマホリングを配ったところ結構好評だったので、そういったちょっとした物をオフ会で配って欲しいという企業が居たらブログに記載しているメールかTwitterからお知らせください。あまり高い物だと扱いに困るので粗品的な物でお願いします。

Questyle QP2Rのレビュー

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Questyle QP2Rです。価格は159,800円となかなかの高級機です。最近の高級DAPがホイホイ出てくるから麻痺していますが20万近いDAPって数年前なら間違いなく「異常」の枠だっただけに、近年の高級DAPの浸透具合には少し驚いています。

まず良い点と悪い点を簡単にまとめます。
良い点
・フルディスクリート純A級動作&BIASコントロールシステムの強力なアンプ部によりヘッドホンの駆動力は抜群
・DACチップに旭化成AKM4490を積んだことによりQP1Rより解像度が良く見通しの良い音に
・ホイール部が回しやすくなりQP1Rより操作性は大分向上
・新たに2.5mmバランス出力に対応
悪い点

・QP1RではMicroSDが2枚挿せたのに対しQP2Rは1枚しか挿せなくなっている。
・公証連続再生時間は10時間だが、BIASコントロールをhighにした状態では6時間程度が限界とバッテリーの持ちはあまり良くない
・アートワークの画像の下が5分の1くらいシークバーで隠れる
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1、ホイールが回しやすくなったことで操作性はかなり向上した
QP1Rよりホイールが回しやすくなったことで操作性はかなり向上しました。QP1Rはホイールがかなり回しにくく代理店が操作性改善のために滑りにくいホイール保護シールを作ったり色々苦戦されていましたが、今回のQP2Rは初期状態でもかなりホイールの回しやすさは改善されています。
ただしUIは「シンプルだから操作しやすい」という程度で特筆するほど使いやすさがあるわけではありません。まぁ色々ゴテゴテしたUIよりこういうシンプルで直感的に操作できるUIのほうが私は好きですけどね。
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2、UIはQP1Rから一新されたが、使いやすさは正直ドッコイドッコイ 
UIはQP1Rから一新されましたが正直「QP1Rのままでよかったのに」と思うくらいに使いやすさは大差無いです。正直QP1Rのほうがデザイン的には見やすかったかも、、、w
またQP2RのUIには1つ問題があって2枚目の画像の左側ようにアートワークの下5分の1くらいがシークバーによって消えてしまいます。QP1Rも同じくらいの面積をシークバーに取られていましたが、こちらは半透明でアートワークが見えるようになっていたのですが、QP2Rは真っ黒なシークバーで完全に欠けてしまっています。私はアートワークはあまり気にしないほうですが、気になる人は結構気になる点だろうなと思います。
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3、音質は抜群、解像度の高さと全体的な音の密度の高さがクセになる音
音質は素晴らしいといっていいと思います。音の傾向としては旭化成のAK4490を採用したおかげかQP1Rより解像度が高く見通しの良い音になっています。正直QP2Rは最初試聴した時はQP1Rより面白味の無い音になってしまった印象があってあまり良く見ていなかったのですが、じっくりと聴いてみると音の密度の高さと、それを生かす解像度の高さが感じられ相当にクオリティの高い音であることに気が付かされます。(初試聴の時に悪くはないけど、うーんみたいなこと書いてゴメンなさい、、、w)
音の中で一番印象的なのは低音域でQP1Rが少しゆったりとした趣のある音を鳴らすのに対し、QP2Rは非常に密度がありつつもカッチリとした筋肉質な低音を鳴らしくれます。QP1Rの少しゆったりとした音も非常に音楽的で楽しい音なのですが、デスメタル、ハードロックといった力感を必要とする音源を聴くと「ドラムの音の弾み」「ベースの唸り」といった音が驚くほどの情報量で耳に届き、非常に密度がありつつも粒立ちの良い生き生きとした音で聴くことができます。この音の粒立ちの良さは現状他のDAPでは真似出来ない質感ではないかなと思います。
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4、駆動力は「圧倒的」と言えてしまうほどの高さを誇る。BIAS設定「high」の音は文句のつけようがない程
QP2Rの一番の魅力はイヤホン、ヘッドホンの駆動力の高さだと思います。QP1Rも非常に駆動力の高い製品でしたがQP2Rはアンプ部を一新し
BIASコントロールシステムを搭載したことにより駆動力の高さに磨きがかかり「圧倒的」と言えるほどの駆動力を実現しています。
私の手持ちの中でもかなり鳴らしにくいDT1770PROでチェックをしてみたところ「ポータブル機材の割に頑張っているね」というような音ではなく「このくらいのヘッドホンは余裕で鳴らせるよ」と言われているような安定した音を聴かてくれます。試しに手持ちのPlenue2と音を比較してみたところ、Plenue2も解像度の高さや音の綺麗さでは本当に素晴らしい機材なのですが、DT1770PROを駆動してみると低音域が露骨に痩せてしまい寂しい音になってしまいます。しかしQP2Rは低音域の深みや密度がしっかりと生きておりDAPに直接繋いで聴いていることを忘れさせる程の音を鳴らしてくれます。Questyleはメーカーの方針として「ホームオーディオの音をポータブルでも」といった意気込みがあると聞いていますが、それが大げさではなく感じられるほどQP2Rの音はポータブルアンプの必要性を全く感じさせない今までのDAPとは一線を画す音を鳴らしてくれます。
ただし、BIAS設定「high」に設定した状態ではバッテリーの減りが早くなっており公証の連続再生10時間よりかなり短い時間しか再生できなくなります。ここはイヤホンの場合はBIAS設定をLowにする等の工夫をしたほうが良いかもしれません(Lowでもイヤホンの駆動には全く問題無い駆動力の高さを誇ります)
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5、駆動力の高さはイヤホンの再生にも非常に生きてくる。今まで印象の悪かったイヤホンも再評価してしまうほど。
駆動力の高さというとどうしても「大型ヘッドホン」を鳴らす際の問題でイヤホンの場合はあまり気にしなくても良いイメージがありますが、イヤホンの再生でも駆動力の高さは確実に音に生きてくると思っています。特にQP2Rは低音域が埋もれがちな多BA機や低音が多くモヤっとした音のイヤホンを「お前こんな音鳴らせたのか」と再評価させてくれる事が多々あります。SuperAudio 7BAというBA7機のイヤホンでチェックしてみたところ、この機種は元々印象が良くレビューでも高い評価をしたのですが、QP2Rでは全体的な音の分離が際立って良くなり今までの印象以上の密度感がありつつもしっかりと粒立ちの良い音で鳴らしてくれ多BAの音があまり得意ではない私からしても文句の無い良い音を鳴らしてくれます。
是非QP2Rを試聴する際は気に入っているイヤホン、ヘッドホンは勿論のこと、今まで印象が悪かった製品でも聴いてみてください、そうするとこのDAPのポテンシャルの高さに驚かされるのではないかなと思います。
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6、玄人向けではあるが、非常に素晴らしい音を鳴らしてくれる名機
音質は本当に素晴らしく特に駆動力の高さは圧倒的と言えるほどの製品ではあるものの、UIやバッテリーの持ちなど「初心者に勧め易いか?」というと正直NOと答えてしまうタイプの製品かなと思います。ある程度オーディオをやられていた方にお勧めしたくなる製品で、ハマるとこれ以外は考えられないと言えるほどドップリと気に入れる趣味性の高い製品だと思います。
QP2Rの音の密度と粒立ちの良さは本当に1度ゆっくりと聴いてみてほしくなる魅力のある製品です。最近のDAPはどちらかというと小綺麗な音を鳴らす機種が多く、音の綺麗さという面では素晴らしい物が多いのですがQP2Rのように低音域の力感や全体の音の密度感を感じられるガッツのある音を鳴らしてくれる製品はかなり貴重だと思います。ロック、メタル音源をメインに聴く人や、最近の製品は綺麗な音はするけど力感や面白味が足りない!と思っている人に是非お勧めしたい製品です。

NiceHCK EBXのレビュー

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NiceHCK EBXのレビューです。通常価格は138ドルですがいつも通りの合言葉「METAL」を伝えて頂くと118ドルにて購入することが可能です。
販売サイトはこちら  割引方法はこちら Earbuds Rankingこちら  

特徴等
・アルミとステンレスによる筐体(耳にあたる部分はプラスチック)
・振動板には日本のPETフィルムを採用
・インピーダンスは32Ωと鳴らしやすい(インナーイヤーの高級機は100Ω以上の物がとても多い)
・銅、銀メッキ銅の混合8芯ケーブルが最初から付属している。とても造りが良いケーブルでケーブルだけでもかなり高価そうに思える
・ケーブルは巻き癖が付きやすく取り回しは微妙
・装着感はイヤーパッドを付けた状態ではなかなか良く、しっかりと安定した付け心地で使い勝手も良い。ただし耳に当たる部分が滑りやすいプラスチックなためかイヤーパッド無しでは安定しない。基本的にイヤーパッドありで付ける機種と思ったほうが良さそうな印象(音質的にもイヤーパッドアリでチューニングしてそうな印象。
・遮音性、音漏れ防止は一般的なインナーイヤーの標準レベルで良くも悪くもない印象。

音質評価 □□□□□
・音質はかなり良い、100ドルちょいの製品としては文句なしの音質といっていいだろう
・音の大まかな印象は「とても癖の少なくジャンルを選ばないオールラウンダーな音。解像度が高く全体的にキレイな音であることと自然にフワッと広がる音場表現が印象的だが、この価格帯のイヤホンはVE ZENやSHOZY BKといった個性的な音の物が多いため面白味が無いと感じる人も居ると思う」
・今回は一番音が良いと感じた穴あきイヤーパッドを付けた状態の音を基本として書く。
・音の傾向はフラット、どこの帯域が目立つという事がなく非常にナチュラルな音のバランスに感じる。
・音場は一般的なインナーイヤーより少し広め、出音自体の加工による音場の広さでは無く筐体の響きを生かした音場で、非常に自然な広がりのある音場を演出してくれる。カナルイヤホンの場合は筐体の響きを生かした音場の場合小ホールで鳴らしたような制約を感じる音場表現になりがちだが、筐体の響きとインナーイヤー構造による音の抜けにより自然で制約の無い音場が広がってくれる。
・高音域は刺激の少ないものの伸びの良い綺麗な音を鳴らす。音の曇りは全く感じないのだが、高音域の刺激は抑えめな印象でドラムのハイハット音等の刺さる音が殆ど刺さらずに鳴る。私のように少し刺さるくらいの音が好きな人にはもっと刺激的な音で鳴ってもいいのにという思いもあるのだが、音の刺さりを気にする人には刺さらずに曇らない絶妙なバランスにも感じる。
・中音域はフワッと広がりのある聴きごたえのある音を鳴らす。筐体の響きのおかげかボーカル帯域は普通のイヤホンより少しだけ広がりのある音で再生される、ボーカルの広がりが綺麗な機種は色々とあるがその多くは音の分離の良さを少し殺した上で音の広がりを拡大している印象だったが、このイヤホンは響きによる広がりが絶妙で他の音域を邪魔せず、響き方にもわざとらしさを感じない非常に自然な味付けとして聴きごたえのあるボーカル帯域を鳴らしてくれる。このイヤホンで聴くバラードや伸びの良いボーカルの音源は非常に聞き入ってしまうような良さがある。 (God only knows -Secrets of the Goddess-にて確認)
・低音域は少し広がりがありつつもしっかりと分離の良いカチッとした音を鳴らしてくれる。この帯域も少し広がりのある音を鳴らすのだが不思議なくらい音の分離の邪魔はしておらず、テクニカルデスメタル音源も余裕で分離するというまではいかないが、しっかりと分離して再生してくれる(CryptopsyのShag Harbour's Visitorにて確認)ただし分離はしっかりしているものの広がりのある甘めな音造りではあるため、スラッシュメタル等の音のエッジを際立たせたいような音源でも優しめな綺麗な音で鳴らしてしまう印象がある。しかし、この絶妙な音の広がりと音の分離を両立した音はジャーマンメタルやシンフォニックメタルとの相性が非常に良い(Helloween I'm Aliveにて確認)
・相性の良い音源はジャーマンメタル、シンフォニックメタル、ポップス、バラード、アニソン等。基本的にどんな音源でも上手く鳴らしてくれる器用なイヤホンだが、適度な音の広がりと音の綺麗さからジャーマンメタル、シンフォニックメタルとの印象はとても良い。また最近の明るい音調のアニソンらしいアニソンみたいな曲とも相性が良い。
・相性の悪い音源は、スラッシュメタル、テクニカルデスメタル等か。分離はとても良いので聴けない音では勿論無いのだが、全体的に優しい音で再生されてしまうので低音の力感を求める音源やエッジの際立たせたくなる音源では物足りなさを感じる面はあると思う。

音のバランス
穴空きイヤーパッドの場合
高音域□□□□■
中音域□□□□
低音域□□□□ 
穴無しイヤーパッドの場合
高音域□□□□
中音域□□□□
低音域□□□□■
 
オススメ度□□□□■
・癖が少なく絶妙な音の広がりと綺麗で伸びの良い音を鳴らしてくれる非常に良く出来た機種だと思うのだが、メタル聴きとしてはもう少し刺激のある音でも良かったなという思いからこの点数。
・正直HCKのオリジナルインナーイヤーはG1SもEB200も悪くはないけど特別良いというわけでもないというくらいの印象だったのだが、今回のNiceHCK EBXはかなり上手いバランスでまとめてきたなという印象がある。
・良くも悪くも少し器用貧乏なところのある機種で、大抵の音源を90点の音で鳴らしてくれるものの、このジャンルはこのイヤホンが最高と言えるほどドンピシャで合うジャンルもあまり無いような気がする。
・インナーイヤーの高級機はVE ZENやShozy BKのような癖は強いものの素晴らしい音を鳴らす機種音が多いなか、癖が少なく32Ωと鳴らしやすいNiceHCK EBXはインナーイヤー高級機の1本目としておススメしやすい機種ではないかなと思う。
・自然で広い音場のイヤホンや、綺麗で伸びの良い音のイヤホンが欲しい人には是非検討してほしいイヤホン。

注意
下記Amazonリンクの場合はAli expressで買うより少し割高かつ合言葉での割引も利きません。
安く買いたい場合はAliexpressのこちらからご購入頂き、少し割高でも手軽に買えるAmazonのほうが良いという方は以下リンクからどうぞ。

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