メタラーのヘッドホンブログ

ヘッドホンやイヤホン集めが趣味のメタラーのブログです。

2019年01月

2月2日(土)ポータブルオーディオオフ会 in中野 17時~20時 (IC-CONNECT、七福神商事試聴機アリ)

https://twipla.jp/events/363099 
ポタ研は小規模なイベントだしオフ会やる予定は無かったのですが、意外に数件の要望があったので急遽開催したいと思います。急なのでノベルティや試聴機の募集も一応はかけますけど基本は無しの方向と思ってください。(
IC-CONNECT様より試聴機とノベルティを提供して頂けることが決まりました、詳細は以下をご覧ください。

会場
 中野駅から徒歩2分 〒1640001 東京都中野区中野2-12-12 中野勧業ビルB1-2号室 オルテガ&トウキョウキッズ 
日時 2月2日(土)17時~19時 
参加費 500円 

参加を希望される方はこちらのTwiplaよりご登録をお願いします。Twitterアカウントをお持ちでない方は私のメールアドレス「headphone.metal.blog@gmail.com」にご連絡ください。

秋葉原で行われるポタ研の後のオフ会を予定しています。会場は中野から徒歩3分くらいの位置にあるオルテガ&トウキョウキッズという貸会議室にて行います。
今回は申し訳ありませんが場所代として参加費500円を徴収します。それ以外の金額は一切かかりませんのでご安心ください。

Twiplaの参加登録は大まかな人数把握と参加者間の交流を円滑にするために行っているものであり、当日の体調不良や急用でドタキャンになったとしても全く問題ありませんので「行けたら行く」くらいの気持ちで参加登録をして頂けたらと思います。

飲み会ではありませんので、年齢は関係なく未成年の方の参加も歓迎致します。
当日の飛び入り参加も歓迎しますが、会場人数に制約があるため出来る限りは事前登録をお願いします(来て頂いて定員オーバーだからとお帰り頂く事になったら申し訳ないので)
特に私が仕切ってどうこうという事は無いので、場所を提供するので勝手に喋って、自分の手持ち機材を聴かせ合ってと自由にしてくださいというゆるい会にしたいと思っています。

禁止、注意事項
アルコール、食べ物の持ち込み 禁止(アルコール以外の飲み物は持ち込み可)
会場内での喫煙 禁止
会場内での食事 禁止
上記は会場にて禁止されている行為で、実際にやられてしまうと追加料金や違約金を取られてしまうので明確に禁止とさせていただきます。
また、所持品の管理は自己責任でお願いします。仮に盗難等が起きた際に主催者は一切の責任を負いませんので、しっかりと注意するようにお願いします。(最近イベントでの盗難が増えていますので)

Q&A
Q、初心者でも参加できますか?大したものを所持していませんが参加しても平気ですか?
A、初心者の方でも未成年の方でもご年配の方でも、誰でも歓迎します。また、ポータブルオーディオの方々は、自分の手持ち機材を聴いてもらいたいという方が多いので、手ぶらで聴き専として来ても全く問題無いと思います。
Q、途中退出、途中参加は可能ですか?
A、可能ですが申し訳ありませんが参加費は一律500円を徴収します。

企業関係者様へ
過去のオフ会でHCKのイヤホンケースと伊藤屋国際のスマホリングと七福神商事提供のAuneゴムバンドといったノベルティ品を配布したところ非常に好評でしたので、オフ会にノベルティを置きたいという企業が居ればご連絡ください。
オフ会に試聴機を置くことも可能です。詳細や相談は当方のブログに記載されているメールアドレスかTwitterのほうにご連絡を頂ければと思います。
また、出展企業関係者の方もオフ会への参加は可能ですが、参加費の500円は同じく徴収しますのでご了承ください。
展示予定試聴機、
IC-CONNECT様より以下の試聴機を貸していただけることが決まりました。IC-CONNECTはポタ研には出展されないそうなので、この日試聴できるのは当方のオフ会のみとなります。
・Astrotec delphinus5,gx70,bx70SE,s60
・OSTRY kc07
・Ikko OH1
・COLORFLY u8
・SOUNDAWARE m2PRO
個人的にもゆっくり聴いてみたかった機種も多くあるので非常に楽しみにしています。
七福神商事様
恒例となっている七福神商事様も今回もご参加頂ける予定となっています。
細かな試聴機の予定は決まっていませんが、今回も色々面白いものを持ってきてくれると思います。
配布予定ノベルティ
IC-CONNECT様より
・ikko audio のコンプライ入りのイヤホンポーチ
を提供して頂けることが決まりました。こちらは10個ほどを予定しています。

オフ会についての私の考え方や流れについてはこちらをご覧くださいhttp://blog.livedoor.jp/headphone_metal/archives/52397744.html
質問等があればお気軽に私のブログに記載されているメールアドレスやTwitterから連絡して頂ければと思います

Earbuds Ranking 価格別オススメ版を開始します。

以前から要望の多かったEarbuds Rankingの価格別オススメ版の運用を開始します。
最初は価格別にレビューした機種を全て書いていこうかとも思っていたのですが、正直現状のEarbuds Rankingだけでもそれなりに負担が大きく、順位を悩みながらつけていく中で機種数が多すぎる故にかなりどの位置に入れようか悩んでしまう状況なため、これと同じ条件のランキング付けが増えるのは正直厳しいと判断し「価格別オススメ 10選」という扱いにて運用させていただきます。
価格別に最大10機種までを選定し、後々更に良い機種が出てきたら入れ替わらせて行く方式となります。今までのランキング同様、気に入っている順に上から記載していく方式となります。このランキングはお勧め機種の10選なので、一番下に表示されていても、低い評価というわけではなくリストに載っている時点で比較的評価の高い機種と思ってください。そのため、「最大10機種」という形式にしており、無理に10機種を選ぶことはしません、お勧めの機種が10機種に満たなければその数のみでの記載となります。

とりあえず急造で作ってみましたので、徐々に改良を加えてそれっぽいランキングにしていこうと思います、、、評判悪かったり飽きたらすぐやめるかも(笑)
そんな感じでよろしくお願いします。

In-Canal Earbuds Ranking 価格別オススメ版 はこちら
Earbuds Ranking 価格別オススメ版 (仮)はこちら

Kinboofi KBF MK6(スイッチ付き)のレビュー

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Kinboofi KBF MK6(スイッチ付き)という現在38,800円にて販売されている6BAドライバイヤホンのレビューです。基本的には前回レビューしたKBF MK6スイッチ無しと似ているのですが、高音域の質感等を抑えられるということで、こちらも試してほしいという要望がありレビューを記載することになりました。
販売サイトこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら KBF MK6スイッチ無しのレビューはこちら 

特徴等
・6BA構成のイヤホンで、6BAのうちに4BAにKNOWLESドライバーを採用
・2つのスイッチ搭載により音質の変更が可能
・MMCXリケーブル仕様
・シェルの造りは非常に綺麗で、フェイスプレートの紅葉模様も好みは分かれるだろうが個人的には非常に好き
・装着感はなかなか悪くない、付属のケーブルも柔らかくタッチノイズも少ないので非常に取り回しが良い
・遮音性、音漏れ体制はカナルイヤホンとしては平均的か少し優れるている印象、音抜け穴の無いBAのみのイヤホンなので音漏れ等は基本的には気にする必要は無いだろう

音質評価  85点 
音質傾向は基本的にノーマルのMK6と近いが、高音域のキツさを低減させた音に変更が出来るため、MK6の本来の積んだBAの特性の良さを生かした音になっているように感じる。
・音質はスイッチ1、2をオンにした状態がスイッチ無しと同等であると思われる。スイッチの振り分けとしては1ON、2ONを音圧感度、1ON、2OFFをバランス、1OFF、2ONをボーカル、1OFF、2OFFを流行という音造りにしているそう。
・個人的に一番好印象だった「1OFF、2ONをボーカル」設定をメインに記載する。
・音のま大まかな印象は「KBF MK6の音のスッキリ具合をそのままに、音の刺さり感を低減させて聴きやすくした音。印象としてはかなりKBF MK4の音造りに近づいてくれる印象があり非常に好印象」
・音場は広くも狭くもなくといった印象。自然な違和感の無い音場であり、特に聴いていて窮屈に感じることも無ければ、音が間延びするような不自然な音場の広さを感じることも無い。
・音の傾向は少し低音域寄り、高音域の主張はノーマルMK6と同様に多いのだが、耳に刺さるような音がかなり低減されており聴きやすい音造りになっている。
高音域はハッキリと少し主張の強い音を鳴らす。MK6の一番の弱点であった高音域の刺さり具合を低減し非常に聴きやすい音になっている。高音域の刺さりは低減されたものの、音の繊細さや煌びやかさは衰えずにとても明瞭で煌びやかな音を鳴らしてくれる。ただ、個人的には十分聞きやすい音であるが、それでも刺さりを強く意識する人には、まだキツめの音色であるようにも思う。
中音域は非常に濃密でありながらしつこさの無い音を鳴らしてくれる。スイッチ無しのMK6より少し広がりのある聴きやすい音になっており、ボーカルのタイトさは影を潜めたものの自然で余韻の美しさを感じられる非常に聴きやすい音になっている。
低音域はサッパリとタイトな音を鳴らす。MK6の弱点であった重低音域の再現度の低さが克服されており、きちんとベースラインの音を重みのある音で鳴らしてくれつつ、全体的な分離の良さハキハキと歯切れの良さを維持しており、テクニカルデスメタルのような音源でも全く問題無く1音1音をしっかりと分離して聴くことが出来非常に印象が良い。音の質としては非常にタイトな音ではあるが、1音1音の情報量は非常に高く解像度の高い音でありながら深みのある濃い音を鳴らしてくれるのが好印象
・相性の良い音源は、メタルコア、JPOP、スラッシュメタル等、非常にタイトで分離の良い音を鳴らしてくれるのでスピード感のある音源等と非常に相性が良い。
・相性の悪い音源は、クラシックや全体的に元気に鳴らす傾向からしっとりとしたバラード等も相性は悪いかもしれない。

〈その他音質設定〉
「1ON、2OFFのバランス」
・通常MK6の音から低音域の量感を減らしたような音で、全体的な音の量感が減った分不思議と通常MK6よりは高音域の主張は弱めに感じるのだが、それでもやはり高音域の刺さりが気になる。そのうえ全体的に高音域寄りの音になるため個人的にはあまり好まない。
「1OFF、2OFFの流行」
・全体的に解像度を落として、全体的にゆったりとした音にした印象。高音域の刺さり感は一番無いが、代わりにこのイヤホンの明瞭感も鳴りを潜めてしまうため、聴きやすい音ではあるが面白みの無い音になってしまう印象。

音のバランス
〈音圧感度〉
高音域□□□□■
中音域□□□□
低音域□□□□□
〈ボーカル〉
高音域□□□□
中音域□□□□
低音域□□□□□
〈バランス〉
高音域□□□□■
中音域□□□□
低音域□□□■
〈流行〉
高音域□□□
中音域□□□
低音域□□□□■

オススメ度 85点
・高音域の刺さりを抑えた音を設定できるMK6という印象で、MK6で「高音域の刺さり以外は好印象だった」という人には文句なしに勧められる機種だろう。高音域の刺さりを抑えた状態は、音のバランス的にも印象の良かった同社のMK4のバランスに近く、MK4の音のスッキリ感をそのままに情報量を多くした音という印象。
・KBF MK4はスイッチ無しでも問題無かったが、MK6は買うのであればスイッチアリを強くお勧めしたい。
・非常にサッパリとした聴きやすい音のイヤホン。スッキリした音でありつつ情報量の多さを感じられるイヤホンを求めている方にお勧めしたい。

KZ ZS7のレビュー

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KZ ZS7という現在5,990円で販売されている4BA+1DD構成のイヤホンのレビューです。

販売サイトこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら 

特徴等
・4BA+1DD構成でありながら5,990円という低価格。
・筐体にはアルミニウム合金の削り出しを採用し、筐体の造りもなかなか良い
・装着感は個人的には比較的良好、KZ ZS6やそれを真似た製品群が好きな人はZS7も問題なく使用できるだろう
・音漏れ、遮音性はあまり良くない。ZS6と違い音抜け穴の前にネットワーク基盤があるためZS6よりは音漏れはマシだが、それでも一般的なカナルよりは音漏れは多め

音質評価 92点 
・音質は非常に良いがZS6とはかなり違う傾向の音なのでZS6の上位機種のようなものを期待して買うのは注意が必要。
・音の傾向としてはKZ ZS6よりもZS10に近く、ZS10に音を遊び心のある味付けを加えた音がZS7であると表現すると近いように思う。
・音の大まかな印象は「最近のKZには珍しい低音域の量感の豊かな力感の強い音。全体的に広がりのある音に音の情報量の多さと音の抜けの良さが合わさり、非常に濃密な中、低音域を鳴らしつつも整理された音を鳴らしてくれる。良くも悪くも楽しく聴くことを主眼に作られた派手な傾向の音」
・音場は広め、適度に広い音場と全体的な広がりのある音からとてもゆったりと広大な音場を形成してくれる。
・音の傾向はハッキリとした低音寄り、今どきの低価格イヤホンでは珍しいほど重みのある低音域が主体となる音を鳴らす
高音域は曇りの無い綺麗な音を鳴らしてくれるが、低音域の量感の多い場面では少し遠めに聴こえたりもう少し音に鮮やかさが欲しいと感じる場面がある。高音域は音の抜けの良さもあり伸びやかで綺麗な音を鳴らしてくれ、単体で聴く分には非常に質感の高い音を鳴らしてくれるのだが、低音の多い場面では少し影を潜める印象がある。しかし、音の分離は非常によく、かつ音場の広さと抜けの良さから上手く破綻しないバランスで鳴らしてくれるので意外とトータルバランスとしては悪くない印象を持つ。
中音域は広がりのあるゆったりとした音を鳴らす。ボーカルは少し近めの位置で鳴り、適度に広がりを付けたゆつたりとした音で鳴る。この広がりは味付けのある演出的な音であるとは思うが、音の広がり以外は比較的自然な音を鳴らしてくれるため、POPS、バラードのようなボーカル帯域の役割の大きい音源では非常に聴きごたえのある音を鳴らしてくれる。自然な音だとは思わないが個人的にはとても好意的に見れる味付けの音である。
低音域は非常に広がりがあり、重低音を強調した重たい音を鳴らす。このイヤホンを聴いてまず最初に思うことはベースラインが他のイヤホンよりかなり目立つところである。ベースラインの音の情報量が非常に多く、重低音の体に響くような重みのある音がガツンと耳に届いてくれ非常に楽しく音楽を聴くことができる。また、この重低音の目立つ音でありつつ全体的に音場を広げゆったりとした音にしたおかげで、低音域の量感の割にはしつこさの少ない聴きやすい音のバランスとなっていることが非常に好印象である。
・音の分離は音の広がりを強くした傾向なためあまり良くない。一般的なPOPS、ハードロック、デスメタル程度であれば問題ないが、テクニカルデスメタルやスラッシュメタルのような疾走感を求める音源や過度に音数の多い音源は厳しい。
・相性の良い音源はPOPS、明るいアニソン、バラード、ロック等、適度に広がりのある音で非常に良い意味で音源の楽しさを増長させる味付けをしてくれるイヤホンである。特に広がりの豊かさが生きるようなゆったりとした音源か、アップテンポのロック音源等は非常に相性が良い。
・相性の悪い音源はスラッシュメタル、デスメタル、クラシック等。かなり味付けの強い音であることから生楽器系とは相性が悪く、緩やかな傾向の音のため疾走感を求めるような音源とも相性が悪い
KZ ZS7
音のバランス
高音域□□■
中音域□□□
低音域□□□□

オススメ度 91点
・個人的には面白い味付けの音で印象も良いのだが、最近のKZイヤホンの中では異色と言っていいほどの味付けの強い音造りであるため好みの差はかなり色濃く出る製品であると思われる。とりあえず自然な音のイヤホンを探しているなら真っ先に候補から外して良いタイプのイヤホン。
・個人的にはZS10を楽しく聴けるバランスの音に再構築したような製品に感じられ、個々帯域の質感の良さはZS10と同等にありつつも、非常に楽しく聴ける少し極端なバランスの音造りになっている。好みはわかれるだろうが、イヤホンの使い分けという面では非常に楽しい製品であり、これだけの中低音域の量感を持ちつつも破綻せず楽しく聴けるバランスになっているのは非常に好印象である。
・ガツンと来る低音を鳴らすイヤホンを探している人、楽しいノリの良い音で聴けるイヤホンを探している人にお勧めしたいイヤホン。かなり人を選ぶとは思うが個人的には非常に好きなタイプのイヤホンである。

Victor JVC HA-FW10000のレビュー

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Victor JVC HA-FW10000という現在173,016円で販売されているダイナミック一発構成のイヤホンのレビューです。

販売サイトこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら 

特徴等
・ダイナミック1発構成で、ドライバの振動版にはカーボン+ウッドを採用
・ドライバの固定にはチタンを採用
・ハウジングは日本産の楓を削り出したもの
・装着感は個人的には悪くないが人は選ぶと思われる。ハウジングが大きめであるため耳の小さな人は要注意かも
・音漏れ、遮音性はあまり良くない。音漏れはそこまで無いが、遮音性は大分低くRE2000等と同等かそれ以下くらいの遮音性と思っていい、電車でそれなりの音量で聴いていても車内アナウンスが聞き取れるほどなので、電車内では本来の音では聴けてない印象がある(電車内で聴いていても十分良い音ではあるが)

音質評価 100点 
・音質はかなり素晴らしい。約20万円とかなり高価なイヤホンでありながら、全くその値段を高いと思わせない非常に満足度の高い音を鳴らす
・音のま大まかな印象は「非常にナチュラルで抜けの良い音を鳴らす。どんな音源を聴いても自然でクセの無い音を聴かせてくれ、どんな音源でも100点に限りなく近い音を鳴らしてくれる万能機。特に音の抜け、伸びの良さは特筆できるものであり、開放ヘッドホンを聴いているかのような伸びやかで窮屈感の無い素晴らしい音を鳴らす。」
・音場は広め、とても自然に伸びていく音場で大きさの制約の無い自然な音場を形成してくれる
・音の傾向はかなりフラット、厳密にいえば少し高音域寄りか
・このイヤホンの特徴は非常にナチュラルな音を鳴らしてくれるため、良い意味で音の特徴といったものはあまり感じにくいところ。厳密に聴いていけば各帯域の質感の良さが随所に感じられるのだが、そういった個々の帯域の特徴を忘れて純粋にトータルバランスとしての「良い音」を非常に自然な形で提示してくれる。
高音域は非常に伸びやかで綺麗な音を鳴らす。とても明瞭な音でありながら音の伸びの良さからドラムシンバルのような耳に付く音域も自然な嫌味の無い音で鳴らしてくれる。音の伸びやかさとナチュラルさから生楽器の演奏とも非常に相性が良く、オーケストラ音源での金管楽器や弦楽器の音の余韻の美しさが非常に生々しく強調感の無い音で再生される、イヤホンでここまでクラシック音源を聴きごたえのある音で再生してくれる物が出てきたということは非常に驚きである(基本的にオーケストラはイヤホンで聴くものでは無いと思っているほうなので)
中音域は高音域と同様非常に伸びやかで自然な音を鳴らす。ボーカル帯域で聴きごたえのある音というと、良くも悪くも音場を広くしたり、余韻を強調することで音のアクセントを強く感じられるようなチューニングをしているものが多いが、このイヤホンは味付けの無い純粋な音の解像度と音の質感の高さ等の総合的な質の高さから音の魅力を最大限に生かしている印象である。特に音の伸びやかさが素晴らしく、ボーカルの音がどうこうというよりは「このボーカルこんなに上手かったんだな」と音情報量の多さから音源の魅力を高めて再確認させてくれるようなクオリティの高さを体感させてくれる。
低音域は解像度が高く分離の良い音を自然な強調感の無い音で鳴らしてくれる。音の分離は非常に素晴らしくテクニカルデスメタル音源も全く問題なく再生してくれる。音の質感も非常に良く、深みのあるベースの音はしっかりと深みのある音で鳴らし、ソリッドなドラムの連打はソリッドな音で鳴らす音源に含まれた低音域の質感をあるがままに耳に届けてくれる。低音域で特に印象的だったのが、ハリのある音をしっかりと再現しており、今まであまり意識していなかったドラムやベースの音のバンドごとのの音造りの違いを意識せずとも感じ取れるような質感の高い音を鳴らす。
・相性の良い音源は基本的に何でも合うが、特にクラシック、オーケストラ等の生楽器系の音源では圧巻と言えるほどの音を鳴らしくれる。またボーカルの表現力も素晴らしいので、メロディックスピードメタル、パワーメタルやバラード音源とも非常に相性が良い
・相性の悪い音源は基本的に無いが、低音域の量感を強く求めるような音源は非常にナチュラルな音造りのこのイヤホンでは少し物足りなさを感じるかもしれない(質の高いイコライザで低音を持ち上げれば問題ないだろうけど)
HA-FW10000
音のバランス
高音域□□□□□
中音域□□□□□
低音域□□□□■

オススメ度 95点
・単純な音質で言えば100点を付けて良いくらいの素晴らしさのあるイヤホンであるが、遮音性の低さから電車等で使用する場合は魅力が減ってしまうことを考慮してこの点数。これで遮音性さえ問題無ければ本当に最強のイヤホンと言えたのだが、、、惜しい
・高級イヤホンを試聴して「何だこの程度の音か」と思うことが多かった人にこそ聴いてほしいイヤホンであり、20万円近い価格も高くないどころか安く感じるほどの魅力の詰まった機種である。このイヤホンの出現のおかげでクオリティの低い高級イヤホンの淘汰が進み、平均クオリティが一気に上がりそうな気がするほどの名機である。
・これより高い価格のイヤホンも含めて、現状の高級イヤホンの中で間違いなく頂点であると言える名機である。今までの高級イヤホンに首をかしげることが多かった人にほど聴いてほしい実力を持ったイヤホン。
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ご意見ご要望等は
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レビュー依頼等も受け付けておりますが、高評価を前提とするものは予めお断りします
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