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Simgot EN-700です。私の手元にあるのは製品版と殆ど変わらない最終サンプルなのだそうで、音は違わないけれども少し仕様は違うかもしれないとのことです。現在119ドルに販売されておりますが99ドルまでの値引き販売が可能とのことです。販売サイトはこちら 
 
特徴等
・ダイナミック1発構成
・背面は開放のような見た目だが実際は2枚目の画像でわかるように密閉
・装着感は筐体が結構大きいため、耳に合わない人も居るかもしれない(私は特に問題無し)
・ケーブルは着脱不可
・イヤーピースの種類ごとに音質傾向が書いてあったり説明書等の内容を見ても仕事は細かい
・音漏れ、遮音性は一般的なカナルより少し優秀
音質評価 □□□□■
・音はなかなか良い、100ドル程度のイヤホンとしてはなかなかレベルが高いと感じる。
・音の大まかな印象は「とても解像度の高く癖の少ない万能機。全体的に質が良く深みのある低音域や高音域の伸びやかさが良好と全帯域でとても完成度が高いのだが、癖が本当に少なく使い分けのイヤホンとしては面白みは少ないかもしれない。」
・音の傾向はフラット、厳密に言えば少し低音が強め
・OSTRYから派生したメーカーとのことを聞いているが、音の傾向はOSTRYのカナルイヤホン近く、とても解像度の高いスッキリとした音。低音もしっかり出てくるところから、音の傾向としてはKC06よりはKC06Aに似ている。私の印象としてはKC06Aの解像度を底上げして、もう少し音の広がりを付加したイヤホンといったイメージ(KC06Aは試聴のみのためいい加減)
・筐体が大き目なこともあってか、ほんの少し響く音でシャープな音というよりは全体的に少しゆったりした音
・高音域はなかなか明瞭な音を鳴らす。明瞭で曇り感は無いのだが、少し大人しめの音でドラムのシンバル音等の刺激は少な目、そのため刺さりは殆ど感じられなく聴きやすい高音域だが、メロディックデスメタル等ではもう少しキーボードのキラキラとした音等を刺激的に出してほしい気持ちもある。
・中音域は特に凹む事無くなる。この帯域も少しだけ響きが乗りボーカルの音が丁度良い広がりと余裕のある音で鳴る。
・低音域も少し広がりのある音を鳴らす。少し広がりのある低音域のおかげでジャズ音源でのウッドベース等はとても趣のある音を鳴らす。分離はなかなか良いためデスメタル、スラッシュメタル等も問題無く聴くことが出来るがテクニカルデスメタルは少し荷が重くドラムの音が重なる場面もある(Cryptopsy two pound torchにて確認)
・相性の良い音源はポップス、アニソン、ロック等だろうか、音の傾向的にメタルではジャーマンメタル等のキレイな楽曲の多い音源とも相性が良い印象。

・相性の悪い音源はスラッシュメタル、テクニカルデスメタル等だろうか。スラッシュメタルは分離は問題無いのだが音が優しいためもう少しと派手に疾走感を演出してほしくなる。
・全体的に癖は少なく、優等生な機種でテクニカルデスメタル等の極端に音数の多い音源意外は何でも卒なく鳴らしてくれるのだが、とても聴きやすいチューニングとなっているため音に刺激を求めるような人にはあまり向かない。
音のバランス
高音域□□□□
中音域□□□□
低音域□□□□■

オススメ度□□□□
・筐体の造りが良く、音も優等生タイプの何でも卒なく鳴らしてくれるタイプで人に勧めやすい機種ではあるのだが、メタル聴きとしてはもう高音域少し刺激のある音のほうが好みであるためこの点数。
・こういう癖は少なく、優等生な音のイヤホンのレビューを書くのはとても難しい(白目)
・全体的に聴きやすいイヤホンで、使い分けよりも1本で何でも聴けるイヤホンを探されてる方にお勧めしたい機種。