久しぶりに凄くどうでもいい記事を書きたいと思います。

中華イヤホンのレビューに絶賛が多すぎて胡散臭いなんていう話をチラホラと聞くようになりました。その原因としては「試聴出来ないから試聴だけでのレビューが少ない」「気に入らないものをわざわざレビュー書く人が少ない」とか色々な理由も考えられますが、「サンプル提供、貸し出しによるサクラレビュー」というものが横行しているのは純然たる事実でしょう。私もいくつかの企業より提供を受けてのレビューを書いており、それについての考えはこちらをご覧ください。

正直「私のレビューを信用してください」なんて言うつもりはサッパリ無いんです、むしろ「提供品のレビューなんて公平に書けるわけがない」という意見は正直私も十分理解できます。私としては一応なるべく公平に書こうとはしているという努力基準を示すくらいしか出来ませんし、レビューの信用性は見る方が自身で決めて頂くことだと思っています。

そのうえで、今回は中華レビュー関連のことで一部で言われている「レビュー信用性の基準」に関する情報についていくつか書きたいと思います。
①この機種(ZS6等特定の機種)を高く評価しているサイトはサクラである
まぁ、良識のある方であれば真っ先に論外であることは理解できると思うのですが、、、音質の好みというものは千差万別であり音楽ジャンルも多岐に渡ります。私のようなデスメタルをメインで聴く人とジャズ演奏をメインで聴く人の好きな音質が同じわけがないのです。確かにいくつか私にも理解出来ない音造りの製品はありますが、その音も他人の耳には良く聴こえたり、他のジャンルではハマる音の機種である可能性は当然あります。ZhiYin QT5の時も「この機種を褒めているサイトは評価を改めるべきだ」みたいな論争があってウンザリしたのですが、私としてはこういう特定の機種を引き合いに出して自分の評価に正当性を持たせようとする人が一番信用なりません。
②サンプル品は褒めないと次が貰えないから、無理やりでも褒める 
まぁそういう人も居るかもしれませんが、普通はこういう事はありません。確かに最初は「自由に評価してください」と依頼をしておいて、いざ低く評価すると苦情を入れてくる業者も居なくはないですが、そんな業者と付き合ってまで数千円のイヤホンのレビューを書きたいですか?特に個人ブログでレビューを書かれている人はメインでは10万以上クラスのイヤホンを使っている方も多いので、そういう信用の出来ないとこと取引をしてまでレビューを書きたいと思う人は殆ど居ないのではないかと思います。
AliexpressやAmazonのアフィリエイトで儲けるために高評価を書いている
Aliexpressのアフィリエイトは貼ってないので知りませんが、例えばAmazonのアフィリエイトは貼っているアドレスを見ればアフィリエイトであるかどうか分かるようになっています。そしてAmazonの場合イヤホンを売ったときの紹介料は例えば
phb EM023(4,676円)が1台売れたときの紹介料は94円でした。勿論、こういったアフィリエイトの収入は有難いものですが、流石にこの利率のために嘘を付いてまで高評価を付けることは私なら出来ません。
④無理矢理メリットを見つけて、バランスの良いレビューに仕立て上げているのはサクラ
これは非常に真っ当な上手いレビュアーさんのやる書き方です。私みたいないい加減なレビュアーですと、自身の感じた悪い点は悪い点にしか見えないのでそのまま書きますが、①でも書いたように同じ製品でも違った評価をする人が居るように、この音もこういう捉え方をすれば長所になり得ると考え書いているだけであり、むしろ嘘の無い非常に正直なレビューであると言えます。こういうレビューを見てその意図が理解出来ずにサクラであると感じるなら、それは間違いなくただ自身の読解力が欠けているのでしょう。

色々と思うところがありざーっと書いてみましたが、まぁ一番何が言いたいかというと①で述べたように「他人に自身の評価を強要する奴は信用するな」っていうことですね。前から色々言われていたのは知っていたのですが、流石に「詐欺」だ「人を騙してる」だと一線を越えたことを言われ始めているようなので、こういった記事を書きました。

有料レビューなんかのダシに使われたくはないので、リンクは貼りません。
私のレビューの信用性は見る方が各々に決めて頂ければと思います。