中上級者向けの記事です。

気功を教えるときは、よく「抽象度を上げて気を出しましょう」と言います。

情報空間には階層性があります。

その階層性の分かりやすい例として「抽象度」という考え方があります。

英語にすると「levels of abstraction」です。

抽象度とは、情報空間の概念を「情報量の大小」で並べたときの大小関係のことです。

抽象度が低いほど情報量が多くなり、抽象度が高いほど情報量が少なくなります。

例えば、

犬 → 哺乳類

という関係です。

犬は哺乳類という情報を全て持った上で、さらに犬ならではの具体的な情報を持っています。

そのため、犬という概念の方が哺乳類という概念よりも情報量が多くなります。

なので、「犬」の方が抽象度が低く、「哺乳類」の方が抽象度が高いと言えます。

「哺乳類」が「犬」を"包摂する"、とも言います。


目の前の犬に気を送ってヒーリングするときは、「犬」という抽象度ではなく、「哺乳類」という抽象度から働き掛けをした方が(気を流した方が)効果が高くなる傾向があります。

「犬に気を流す」と思わずに、「哺乳類に気を流す」と思って気を流します。

「犬」と思うよりも「哺乳類」と思った方が視点が高くなり、働き掛けがしやすくなるからです。

情報量が下がり、俯瞰して捉えられることでコントロールがしやすくなります。

人にヒーリングするときも、「生命に気を流す」と思ってヒーリングをすると強力に効きます。

「奥さんにヒーリングをする」と思うよりも、抽象度を上げて「この人にヒーリングをする」と思った方が情が入らず、冷静に気を流すことができます。


抽象度を上げるほど、気はどんどん分かりづらくなります。

透明度が増し、体感が薄くなります。

分かりやすい重たい気だと、送られている方も重たい気持ちになったり、気持ちがどんよりすることもあります。

煩悩の強い気をバンっとぶつけられたら、やっぱり嫌な感じがするものです。

そういう点でも、抽象度を上げて気を流すことが大切です。


ここまでが、セミナーの入門として話す話です。

今回はこの先の話にです。

情報空間には階層性がありますが、その階層性は「抽象度」という方向が全てではありません。

実際は情報空間には色んな方向があります。

例えば、「幸せ度」という方向があります。

「levels of happiness」です。

幸せにも階層性があり、幸せ度が上がるほどより深い幸せになって行きます。

幸せが大きくなるのと、幸せ度が上がるのは必ずしも同じ意味ではありません。

幸せが大きくなるというのは、ある「幸せ度」(幸せの高さ)における強さの話です。

「幸せ度」を一つ選んで、その幸せが強まっていくことを、幸せが大きくなると表現することが多いです。

高さと強弱の2つのパラメーターがあるということです。

「幸せ度が上がる」というときは、幸せのスケールが大きくなって行くときです。

個人の幸せ → 家族の幸せ → 地球人類の幸せ→ 宇宙に広がる幸せ

という感じです。

これも抽象度と言えば抽象度ですが、抽象度方向に情動方向も合わせているため、区別して「幸せ度」と言うことができます。

抽象度とかなり似ている軸なのだけれど、ちょっと違う軸、という感じです。

抽象度と同じで、幸せ度が上がるほど分かりづらくなります。

でもその分だけ、より大きな幸せを感じることができます。

コーチングを受けると、歩いているときに何故か「ふふ」っと幸せを感じるようになることがありますが、それは幸せ度の高いところに臨場感を持てている証拠です。

「幸せ度」の低い幸せは、出処がはっきりしている分かりやすい幸せです。

「幸せ度」の高い幸せは、スケールが大きく出処がはっきりとしません。
そのため、急に幸せを感じたり、一日中深い幸せを感じ続けることもあります。


ちなみに、電通の描く幸せは、「幸せ度」の低い幸せです。

美味しい物を食べたら幸せとか、昇給したら幸せというように、自我の煩悩に近いところの幸せを描きます。

その方がコントロールがしやすいからです。

その幸せ度の世界にばかり触れてしまうと、それより高い「幸せ度」の幸せが見えなくなってしまいます。

意識的に、もっと大きなスケールの幸せ度に臨場感を持つようにすると良いです。

「自分の成した縁起が今後2600年後にまで続いていて幸せ」とか、それくらいのスケールでもOKです。


あと、コーチングで欠かせないのは「エフィカシー度」という方向です。

「levels of efficacy」です。

エフィカシーとは「自分のゴール達成に関する、自己能力の自己評価」のことです。

その"度"があるということです。

エフィカシーが上がると「自分は凄い!」という感覚が出てきますが、でも「エフィカシー度」がもっと上がって行くと、そういう分かりやすい感覚はほとんど無くなって行きます。

空気と一緒で「あるのが当たり前」という感じです。

達成できることを疑問にも思わない感覚です。

自分が息を吸っていることに対して、「君は息を吸っていて凄いね」と言われても、よっぽど病気でもない限りは「当たり前だけど」と思います。

「エフィカシー度」が高いとは、そういう感覚です。

エフィカシーを上げると思うよりも、「エフィカシー度」を上げると思った方が、成長しやすい人は多いかもしれません。

エフィカシー度を上げると、気もバンバン出るようになります。

自分のエフィカシー度の高さが、オーラとして周囲の人に伝わって、色んな変化が現れます。

自分としては"何も変えていない"のに、全てが変わっていっている感覚がします。

何も変えていないのに、年収が3000万円になるような感じです。

エフィカシー度を上げるだけで、人間関係の問題もクリアーになり、ファイナンスや職業、趣味、健康、家族のゴールが見つかりどんどん達成されて行きます。

エフィカシー度を上げることで、情報空間がガラガラっと大きく動き、物理的な環境も目に見えて変化していきます。

だからコーチングでは「エフィカシー度」を上げることに重きを置きます。

エフィカシー度が上がるようなセルフトークをして、日々リラックスできるようにコーチが強制的に変えていくのがコーチングです。

エフィカシー度が上がることで、本当のゴールも見えるようになります。

今後セミナーなどで「気功コーチング」を教えて行きますが、そこでは自分自身や他者へのエフィカシー度の上げ方をレクチャーして行きます。

もちろん、情報空間に対する理解が深まるほど、エフィカシー度は上げやすくなります。

なので知識の共有をたっぷりとします。

ワークもしっかりとします。

どうぞお楽しみに!


P.S.
6ヶ月間パーソナルコーチングのお申込みですが、こちらは6月までは現在の100万円で受講可能です。

分割等のお支払はご相談ください。

healer.uta@gmail.com

パーソナルコーチングでは、ベイエリアのスイートで僕がガンガンにエフィカシー度を上げて行きます(^^)