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前回のつづきです。
▼前回「人を責めると、人生が滞る13
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▼人を責めると、人生が滞る 14
 

◆ご質問に答えて

連載を読んでいるヒプノ講座参加者から、次のような質問を受けました。

人を責めないようにしていると、「自分がダメだから、こうなってしまった」と自分を責める気持ちが出てきてしまいました。

何だか自分が無能な感じがしてきます。

逆に、人を責めていた方が苦しくないし、自分が有能な感じがします。

人を責めていた方が、人生はうまくいくのではないでしょうか?

回答

『独りで生きている自分』これがエゴの感覚です。

自分以外のものは信頼できないので、つながり、というものを信じていません。

だから、ネットとつながっていないパソコンのように、『自分には限界がある』と感じてしまいます。

この限界の感覚が「自分はダメだ」という気持ちです。

「自分はダメだ」という嫌な気持ちを、人に投影することで感じないようにします。

でも「ダメだ」という気持ちを、自分の周りのものに投影すると、自分の周りは、ダメな奴や、正しくない事、ばかりが目についてくるし、実際に引き寄せられてくるように感じるでしょう。

恋愛などで、ダメな相手と付き合って酷い目にあって、もう二度とあんなタイプとは付き合わない、と決意し、気をつけて反対のタイプを選んだはずなのに、付き合ってみると、やっぱり同じダメなタイプだった、ということが続いてしまう人もいます。

エゴは投影する相手を必要とします。ダメなところを持った相手は投影しやすいので、そんな相手ばかりを選んでしまうのです。

自分は有能で、正しい、という気持ちを感じられるけど、ダメな奴のせいでこんなひどい目にあった、という被害者の気分で人生を過ごすことが多くなります。

そして、さらに人を責めつづけます。

質問に、「人を責めていた方が、人生がうまくいくのではないでしょうか?」とありましたが、自分はダメだという気持ちをごまかすことができるだけで、人を責めて入れば、人生は滞ります。

ところが、質問者の言うように、人を責めないようにすると、投影の引き戻しが起きるので、ありのままのエゴの感覚、つまり「自分はダメだ」という気持ちを感じてしまいます。

人を責めなくても、自分を責めていれば、やはり人生は滞ります。

幸せに向かって、何かを変えるべきです。

相手が間違いを改善するように責め続けても、元々の間違いは、自分の中のフィルムにあるのですから、相手に写し出される映像は変わりません。

自分のフィルムの、何を変えればよいのでしょうか?

≪次回に続く≫

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