間引きって知ってますか?
もともとは農業の世界で使われる言葉です。
例えば大根なんかでも、大きかったり、甘かったり
商品価値がある優秀な品物を育てるために、
弱い大根を早めに抜き取るってシステム。

優秀な大根を、「より優秀に」育てるために、
栄養分を独占させるために、
近くの弱い大根は間引きされます。
育つ前に選別され処理されるんです。

人間社会でも実はよくある話。
官僚社会なんか同期の人が出世すると、
「同期以上の人は扱いにくい」なんて理由で結構左遷させられる
なんて話も聞きます。

とかく、いいイメージのあまりない「間引き」

今回は太い大根を間引きするって話です。

いまだ毎年活躍のフィールドを拡大中のハートランドでは、
よく「太い大根を間引き」します。
太い大根を間引くと、その影に隠れていた弱くて若くて小さな
大根に日が当たったり、養分が分け与えられたりします。

結果多くの有望な大根たちが育つんです。
今のハートランドにはそれが必要。

でっ、抜かれた「小林君」、
じゃなかった「太い大根」はどうなるかって?
太くてでかくて強い大根は、どんな荒地でもしっかりと育つだけの力があります。
多少のことでは枯れたりしません。
きっと、開拓者として新しいフィールドを拡げてくれるんです。
またそこに若葉が育つ。

太い大根もあんまりほっとくと腐っちゃうこともあるから
まっ、たまには愚痴のひとつも聞いてやるかな。。
焼鳥でいいよね??