「登れない山を登る」

仕事を始めて最初は何をやっていいのか
どうしゃべっていいのか判らないころって覚えてますか?


「人は皆子供だった、だけど子供の頃を覚えている人は少ない。」
って言葉もあるけども案外忘れちゃうものかもしれません。
その頃からすると
1年も経つと店の中では何でもできちゃうようになるし
自分って凄いなーなんて思う時期があります。

でもね、
考えてみるとたった一年で出来上がるわけもないでしょ。
物が作れて、持っていけるようになった。
たったそれだけのことかもしれません。
そんな自分に満足しちゃえば、そこがその人の頂上です。

林はね、
接客100%できてるなんて言葉は矛盾してると考えています。
接客にしても味にしても
レベルが上がれば上がるほど次のレベルが見えてくるもので、
例えるなら
「頂上のない山を登っている」
ようなものだと感じています。
 
自分が頂上に着いたと思ったとたんに
それ以上の進歩はありません。
目標にたどり着いたときには新たな目標が見えるはずです。

昨日より今日が、
また今日より1年後が楽しみな自分である為に毎日を過ごしたい。

10年前の自分が「子供だったなー」とか
「考えが浅かったなー」とか思える自分を楽しく感じ、
また、
数年後50代の自分が40代の今の自分の行動や考えを
「まだまだひよっこだったなー」と思えるように
健やかに健やかに成長していきたい。
自分であきらめない限り成長に終わりはないと考えています。
 
だから毎日が楽しいんです。

どうせ過ごすんなら楽しくね、かっこよく生きたい。

そしてその満足のものさしは自分の中にあるのかもね。。