「情けは人のためならず」って
聞いたことあるでしょ。
多くの人は
「人を過剰に助けることは、その人の自立心をなくし、
結果その人のためにならないので情けはかけないほうがいい」
と理解しているようです。

この意味でも間違ってないしそんなこともあると思います。
 
でもね、
ハートランド的には違います。
「困ってる人を見つけたらドンドン助けてあげよう」
という意味です。

「困ってるときに情けをかけてもらった人は
必ず人が困っているときに助けてくれる人になる。
自分が強いときに人を助けることにより、
自分が困ってるときに人が助けてくれる。
人に情けをかけるのは、
他人のためにかけているのでなく、
実は自分のためにかけているんだ
(情けは人のためにかけているのではありません)」
と意識しています。
 
国語的にも、もともとは後者の意味のようです。
時代とともに言葉の意味も変わるもの。

新人のバディーさんが
何をしたらいいか判らずに戸惑っているとき
(実は誰にでもそんな経験があります)
先輩に助けてもらうとうれしいでしょ。
その思いがその子が力をつけたとき、
自分を助けてくれるかもしれません。

「情けは人のためならず、めぐりめぐりて我が身をたすく」
 
自分が幸せになろうと思えば、
自分だけが幸せになろうとするのでなく、
まず自分の近くにいる人を幸せにすることが、
案外近道なのかもね。