2005年01月

2005年01月12日

■須藤正樹さん

須藤正樹/梅じい01今日は昨日に続いて『ハート・トゥ・アート』に出てくださった作家さんについて。ちょうど須藤正樹さんから電話があったので、須藤さんについて書いてみます。

須藤さんに関しては「梅じいといく日曜日」というHPを見ていただければ、だいたいの活動はわかると思います。“梅じい”は都内各地に出没していたので、見かけたことのある人も少なくないんじゃないでしょうか。しかし須藤さんにとって“梅じい”は、やり尽くした感があるようで、最近は昨年の「仙台メディアテーク」出演が最後のはず。ここんところは新しいコミュニケーションツールである“水マーカー”に力を入れてるようです。ちなみに須藤さんの作品にとって重要な要素は「コミュニケーション」。“梅じい”も“水マーカー”もベースにはそんな精神が流れています。
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2005年01月11日

■太田由美さん

太田由美01『ハート・トゥ・アート』というイベントをやっていて、それなりの数の作家さんと接してきたんですから、今まで出てくださった作家さんのことも書かなくちゃいけないよなぁ……などと思いつつ、なかなか書けないでいました。まぁ、書くならちゃんと書かなくちゃ! という窮屈な性格のせいもあるんですけどね。そんなことを思っていたら、いつまでたっても書けないですよね。ということで、今回は別件で昨日の夜に電話で話をした太田由美さんのことを書いておきましょう。

まず情報から。えっと環七と青梅街道が交差する場所があるんですが、現在、その交差点そば(高円寺寄り)にある会社(「アイザック」という会社らしい)のシャッターに太田さんは絵を描いているそうです。天気はいいけど寒いので、興味のある方は温かいお茶でも持って、見物に行くと面白いかもしれませんよ。
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2005年01月10日

■アントニオ・ロペスと荒木飛呂彦

アントニオ・ロペス01なんとなくアントニオ・ロペスを検索してみたら、なんだかサッカー選手とかの方が検索に引っかかった気がする。調べたかったのはファッションデザイナーのロペス。彼はエイズで44歳の若さでなくなった流麗なドローイングで知られる作家さんである。学生時代、彼が付き合った女性は全員(!)格段に美しくなったんだとか。彼の持っていた美意識はかなり強烈であり、優しいものだったんだろうなぁ……。で、アントニオ・ロペスっていうと荒木飛呂彦が頭に浮かんでくる。今日はこれでオシマイ。



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2005年01月09日

■作家の生涯作品数

ピカソ01昨日、ウォーホールの写真を載せたので、ついでに彼の言葉を。ハッキリとは覚えていないが、「天才とは多作である」みたいなことをウォーホールは言っていたらしい。まぁ、異論がある人もあるだろうけど、私みたいな凡人にとっては救われる言葉だったりしますね。とりあえず続けてたら天才に近づけるわけですから。

一度、調べようと思ってるんですが作家の生涯作品数の一覧が載ってるような書物とかないんでしょうか? ちなみにルーベンスは約2500点なんだとか。20世紀を代表する巨人、ピカソはダントツで8万点!? 「私は絵を描くことしか知らない」と言っていたビュフェはどのぐらい描いたんだろう。まぁ作品の大きさの違いもあるから、一概に点数だけで評価はできないんだけど。



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2005年01月08日

■すごく影響を受けたアーティスト、リック・ニールセン

リック・ニールセン01ヴァン・ヘイレンのことをちょっと書いたので、またまたミュージシャン関係の話。だんだんアートから遠ざかっていってるって? そうかもしれないですが、私にとってはこれもアート(表現・生き様)っていう認識なのでヨロシク。

で、誰のことを書くかというとチープ・トリックというバンドのリーダーであるリック・ニールセンについて。彼の存在やパフォーマンスは、私が“生身の人間の存在”や“自分の生き様”について考える出発点になったといえます。なんか難しい話になりそうですよね。やさしく言い換えると、“自分がなんであるのか? 自分はどう生きていくべきなのか?”みたいなことを考えるきっかけになったわけです。……ホントにやさしく言い換えているのか???

リック・ニールセン02そして今になって思うのですが、その内省的行為は「表現活動」には欠かすことができないものであり、その行為から導き出された結論が表現の基盤になるべきだと思っています。……なんだかやっぱり難しい話になってますね。とにかく、どう自分は生きていくべきか考え、その証として何か具体的な形を創るという行為が“アート”なんだろうなぁ……ということです。

だからといって現在の私は表現活動をしていると言い切れないわけですが……。

※写真上はリック・ニールセン、下はアンディ・ウォーホールとリック



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2005年01月07日

■懐かしい! エディ・ヴァン・ヘイレン

ヴァン・ヘイレン01ヴァン・ヘイレンの名前はロック好きでなくても知っているだろう。70年代後半に出現し、まさにロック界に旋風を巻き起こしたロックグループである。もちろんご多分に漏れず、私もヴァン・ヘイレンにハマりまくった。ファーストアルバムは最高にゴキゲンなアルバムだった。聴いたことのない人は、ぜひどうぞ! 

さて何で突然、ヴァン・ヘイレンの名前を出したかというと、グループの中でダントツの人気を誇ったエディ・ヴァン・ヘイレンのギターのペイント方法が載せられているサイトを見つけたからである。ストラトキャスターに無造作にストライプを入れただけのギターではあるが、当時の私にとっては充分すぎるほどにアート心を刺激されたものであった。

ペイント方法といっても大袈裟な方法ではないが、久しぶりに見てみると、なぜか身体の奥底で熱くなってくるものを感じてしまうのであった。



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2005年01月06日

■“アサヒ・アート・フェスティバル2005” 参加企画募集中

以前お世話になったことがあるNPO法人芸術文化ワークス&カノン工房の鈴木英生さんから送られてきたメールを載せておきます。何かをやろうとしている人はチャレンジしてみてはいかがですか? 私は期間的に合わないので多分応募しないと思いますが……。でも応募したら通ると思うんだけどなぁ……(思い上がり気味)。


「アサヒ・アート・フェスティバル」は、北海道から沖縄まで全国のアートNPOや市民グループがゆるやかにつながりあい、ジャンルを越えたさまざまなプロジェクトをおこなうアートの祭典です。「市民の主体的な参加によるアート・フェスティバル」とのコンセプトのもと、アサヒビールが各地のアートNPOや市民グループと協働して2002年にスタートさせました。アートを社会に開き、誰もがアートを身近に感じられるよう、そしてアートを通じて地域の魅力を再発見できるよう、毎年夏、各地で個性あふれる多彩なアートプロジェクトがおこなわれてきました。【http://www.asahi-artfes.net/】この「アサヒ・アート・フェスティバル2005」の参加企画を募集します。実施期間は、2005年7月から9月まで。「市民」が主体となって企画し、参加する/「未来」文化を創造する新しいアートの力で/「地域」の魅力を引き出し、コミュニティの再構築をめざすアサヒ・アート・フェスティバル。全国各地で新たなアートプロジェクトを企画されているアートNPOや市民グループの皆様、ぜひ、このネットワークにご参加ください。ご応募お待ちしております。
1.募集の内容
【対象となるアートプロジェクト】
● 独創的で先駆的なプロジェクトで、音楽/美術/演劇/ダンス/映像などのジャンルを問わず、 新しい表現や手法、参加のあり方を創り出すもの。および従来の芸術ジャンルを横断し、超えようとするもの。
● 地域資源(人/建物/歴史など)を再発見し、その魅力を引き出すとともに、新たな価値を創造し付与するようなアートプロジェクト。
● 創造のプロセスに市民が参加したり、参加者間のコミュニケーションを促すなど、アートと市民が出会う機会を拡大し、アートに対する市民の認識を革新するもの。

【応募資格】
アートNPOおよびこれに準ずる任意団体
◎――― 営利を目的としない芸術文化活動をおこなっている組織であれば、法人格の有無は問いません。
◎――― 何らかのアート活動を目的に組織される実行委員会や、芸術文化を含め地域で活動している市民グループなど。

【実施時期】
2005年7月1日から9月30日までの間に開催期日が含まれているもの。
◎――― すでに進行している企画でもご応募いただけます。

【実施場所】
● ホールやギャラリーといった既存のアートスペースに限らず、カフェや店舗、倉庫といった施設、公園や路上など屋外でおこなわれるもの。
● これまでの「アサヒ・アート・フェスティバル」に参加したアートスペースやオルタナティヴスペースを活用した企画の提案も受け付けます。


2. 応募方法等? 「アサヒ・アート・フェスティバル2005」のホームページから応募用紙をダウンロード。http://www.asahi-artfes.net/

【応募締切日】 2005年1月31日(月)必着



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2005年01月05日

■ヤン・サウデック

ヤン・サウデック01コメントでヤン・サウデックのことを書いていただいたので、ちょっと調べてみました。ヤン・サウデックについては退廃的、ノスタルジックみたいなイメージがありましたが、あらためて半世紀ほどの間に創られた作品たちを見てみました。技法的にはモノクロで撮って顔料で彩色するスタイルが基本。もちろんそうでないのもありますが。あーだこーだ言う前に見てもらった方がいいかもしれないですよね。ということでJan Saudek's Photographyをチェックしてみてください。

ヤン・サウデック02たしかにマサノスケさんが言われているように、アートであるかないかといった議論を寄せ付けないパワーを感じさせる作家さんですね。私の第一印象は「面白い!」でした。全体をザッと見た感じでは、ダーティーイメージが強かったですけど……。

絵も描かれるんですが、やっぱり断然写真の方がいいですね。



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2005年01月04日

■「アートなヌード」と「そうでないヌード」の差

Ralph Man01これはRalph Manとかいう人の写真。結構カッコイイ。それにしても「アートなヌード」と「そうでないヌード」の差って、微妙だよなぁ。「ダーティーなヌード」との差は歴然なんだけど。

ところで今日の「ガイアの夜明け」はご覧になりましたか? 私は少しだけ見ました。ちょうど下で掲載している写真の作品が出てました。50万円という価格だそうです。いずれにせよアートに投資して回収する人っていうのは、超大金持ちじゃなくちゃ無理ですね。やっぱり本気で絵描きとして食べていこうとするならば、海外を目指さないとダメなのかなぁ……なんて、ネガティブな気分になっちゃいました。


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2005年01月03日

■燃える中国アート争奪戦〜明日放送の「ガイアの夜明け」

ガイアの夜明け01明日、1月4日放送の「ガイアの夜明け」は“中国アート”がテーマらしい。なんでも89年の天安門事件以降に若い中国の芸術家たちが斬新な感覚で創り出した絵画などの美術品、『中国モダンアート』の価格がとんでもない勢いで跳ね上がっているらしい。→番組詳細を見てみる

どうして中国モダンアートが隆盛しているのか? 日本では同様なことが実現可能なのか? 中国モダンアートの帝王ともいわれている「方力鈞氏(40歳)」も出てるみたいだし、番組を通して刺激を受けてみてはいかがでしょうか。



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