院長のひとり言

【2017年10月3日に医療法人ハートフルのホームページに掲載された記事です】


以下の文章は病院の総意ではなく、私の個人的な考えですが… 

カープ優勝おめでとうございます。去年から今年にかけてのカープの強さの原因は、一体、何なのでしょう。それに較べて、ジャイアンツの弱いこと・・・。やっぱり、3年前、黒田が帰ってきたのが原因ではないでしょうか。いろんな見方があるでしょうが、今回は、私なりの解釈を述べてみようと思います。

皆さん、御存知の如く、黒田は20億の年俸をふって4億のカープに帰って来ました。4億のお金も、私達には想像できない大金なのですが、ま、とにかく、広島の優勝のために16億分を捨てて帰ってきたのです。この事は、外国人には決して理解できない行為です。「なんで??」と。

プロ野球やプロサッカーの世界では、破格の年俸で移籍するのは当たり前です。でも、相撲の世界で、お金で部屋を移籍するなんてことはあり得ません。なぜかと言いますと、自分を育ててくれた部屋、他の弟子達への恩義や愛情があるから、いくらゼニをあげるからこっちに移らないかと言われても、そういう訳にはいかないのです。しかし、アメリカは違います。アメリカは、つい50年前まで黒人奴隷を使っていたこともあり、人は売り買いできるものと考えているからです。別の言い方をすれば、奴隷売買と同じと考えられているのです。

話を大きく変えてみます。資本主義と共産主義、どちらがイメージがいいですか?もちろん、皆さんのイメージとしては、資本主義がいいに決まってるとお思いでしょう。共産主義は、中国、北朝鮮であり、日本や欧米が資本主義だからです。では、資本主義とはどういう主義なのでしょう。「資本主義とは、物事の価値はお金で決める」主義なのです。世の中の判断基準をすべて、お金におく事を資本主義と言います。別の言い方をすれば「ゼニゲバ主義」です。

だから、野球に勝つ為には、いい選手をお金で買ってきて、リーグ優勝をすることは、何ら悪くありません。所詮、プロ選手なんて商品なのですから・・。人間ではありません。奴隷なのです。その方針をつらぬいた球団、それが、ジャイアンツです。他球団の4番打者、エースピッチャーをお金で買ってきて、チームを作るのです。勝つのは当たり前です。そのかわり、2軍選手はたまったものではありません。いくら、練習して少し上手くなっても使ってもらえないのですから。物事の価値基準がすべてお金になってしまうのです。だから、博打をしようが覚せい剤を使おうが、関係ないのです。ジャイアンツのオーナーである渡辺恒雄氏、皆さん御存知の如く、インチキで江川をとり、お金の力で清原をひっぱり、それ以降も、日本プロ野球界でお金の力でやりたい放題をしてきた方です。トップがゼニゲバ主義だったら、その組織の一員もゼニゲバになるのが当たり前です。まともにやっていればクビになるのですから。クビになった球団社長もいましたね。確か清武さんだったかな。

そんな中、20億をふって4億で広島の優勝のために帰ってきた選手もいましたね。そう、黒田選手です。人生の価値基準をお金だけではなく、何か別のものにおいて、決断されたことが、広島だけではなく、日本全国の野球ファンの心をつかんだのだと思います。帰国初年度は勝てませんでしたが、選手一人一人が、ゼニゲバ主義から抜け出し、チームのために、広島のためにと練習したら、鈴木も菊池も丸も化けてしまいました。2年連続優勝です。

これを「日本主義」といいます。資本主義や共産主義はたった200年前に考えられた幼い仕組みです。本当に強いのは、2000年の伝統からあみだされた日本主義です。日本主義とは、日本人一人一人を決して奴隷のように売り買いしない、日本人一人一人が大切な宝と考える「大御宝(おおみたから)」の考え方なのです。

私達の病院も、患者さん、従業員すべて、日本人として血のつながった親戚なのですから、「地域のために地域と共に」一丸となって頑張りましょう!。そして、人生を楽しみましょう!


【2017年8月22日に医療法人ハートフルのホームページに掲載された記事です】


以下の文章は病院の総意ではなく、私の個人的な考えですが…         

初詣、厄年、七五三等々、皆さん、神社にお参りして、その都度御祓いをしてもらっておられる事と思います。私達が何気なく行っている毎年の行事、実は大変なお宝なのです。私達の病院には、小さな子供を持ったたくさんの若いお母さん達がおられますので、今回は、この題材に致しました。

神社で行われている「御祓い」とは、何をはらっているのでしょう。そうです、悪霊です(ははは)。「ホンマカイナ、悪霊なんてこの世の中にいるの?」という声が聞こえてきそうです。常識的には「罪とか穢れ」をはらっていると言われますし、速谷さんでは、山陽道の守護神として、車の無事故を祈って、たくさんの方々が御祓いをされておられます。ここでは、真実かどうかは横に置いておくとして、私の個人的な意見を述べてみようと思います。

人間が生きていくためには、エネルギーが必要です。日本一のリハビリ病院になりたいとか、廿日市の高齢化社会を支えたいとかの強い望み、欲望が必要です。ほとんどの人はポジティブな願望なのですが、欲望にはマイナスの欲望もあります。例えば、「恨み、ねたみ、そねみ、ひがみ」等々です。これらの感情も、非常に大きなエネルギーを発揮します。例えば、「訴えてやる!」とか「何であいつだけが金持ちなんだ!金持ちになってやる!」とか「あいつだけは許せん!つぶしてやる!」等々の感情です。これらマイナスの感情は非常に高エネルギーであるため、容易に目的を達成するのですが、同時に、これらの感情は、結局、自分の心と体を痛めてしまうのです。

一方、この世のあちこちには、恨み、ねたみ等をもったまま亡くなった、たくさんの魂があると言われています。別の言い方をすれば、怨念ともいいます。このようなマイナスのエネルギーは非常に強力で、人の心にある、同様の恨み、ねたみ等の感情を見つけると、まるで磁石のようにピタッとくっついてしまいます。そうすると、更にエネルギーを増し、朝から晩まで恨み、ねたみの感情にとらわれ、結局、いろいろな心の病となったり、体の病となるようです(ホントかウソかは知りませんよ)。

神社の御祓いは、これを取り除くのが仕事なのです。

日本人が一番大切にしているもの、それは、「清らかさ」と「美しさ」です。あらゆる罪とか穢れを取り除いた後、人間は、本来、神のように清らかで美しいものである事を私達の先祖は知っていたのです。だから、例え、いろいろなことがあっても本来の姿にもどるように、魂を洗浄するように御祓いをしたのです。神社とは、言い換えれば、人間洗濯機だったのです。神社の参道は、どこも、清らかで、すがすがしい気分に満ちています。

ところが、全世界は、清らかで美しいものになろうとするエネルギーよりも、たくさんの怨念をエネルギーにする傾向があります。イスラム教は「目には目を、歯には歯を」です。キリスト教では十字架を拝んでいます。十字架は死刑台です。このような思いをエネルギーのもとにするから、恨みが恨みを呼び、いつまでたっても戦いが終わらないのです。一方、お隣の国は「恨」が生きる中心です。その隣の中国は、更に、あの世がありません。死んだら終わり文明とも言います。

私達の祖先も、1−2万年前は同様だったのかもしれませんが、これらマイナスのエネルギーは本来の人間の姿ではない事に気づいたのです。そして、御祓いという技を身につけました。全世界の国々の中で、このことに気づいて、「恨み」を水に流し、「和」を重んじて生きて行こうという国は、日本だけなのです。人間洗濯機に入った後、人間は、皆、神さんになるのです。すばらしいでしょ!。

私は、世界が戦争に明け暮れた後には、きっと、全世界の人々が御祓いをうける時代がくるのではないかと考えています。これこそが、日本のすばらしい伝統だと思います。皆さんも、子供が生まれたら、しっかり御祓いをしてもらったほうがいいですよ。日常、何気なく行っている神社へのお参りも、ここまで深い意味があるのですよ。若い人達には、とにかく、日本のすばらしい伝統を学んでもらいたいと思います。私は、もう、死ぬだけですから、若い人達、タノンマス!。

(おまけ)
相撲で、白鳳が立会い、張り手で相手を一時的に脳震盪をおこして勝つ一番が時々あります。勝てばいいと言うものではないでしょ!横綱は美しくないとダメです。サッカーで審判の目を盗んで足をかけて試合に勝ったりします。勝てばいいというものではないでしょ!清くないとダメです。外国人にはなかなか理解できないのかもしれませんが・・。「えっ?勝てばいいんじゃないの?勝つためにやってるのに、なんで?」と。

やっぱ、宝塚歌劇団ですね。「清く正しく美しく」です。宝塚歌劇団は神社だったの?ははは。

【2017年7月13日に医療法人ハートフルのホームページに掲載された記事です】

以下の文章は病院の総意ではなく、私の個人的な考えですが…

何のために働くの?

皆さん、毎日忙しく働いておられることと思います。このコーナーでは何度かこの問題を取り上げて来ましたが、新人も増えてきましたので、今回も、もう一度取り上げてみようと思います。

会話風にいってみましょう。
質問:何のために働いてるの?
答え:当たり前でしょ、生きるためです。お金を稼ぐためです。幸せになるためにお金が必要なのです。
質問:お金があったら幸せになれるの?幸せって何?お金持ちで不幸な人はいっぱいいるし、逆にお金がなくても幸せな人はたくさんいるよ。
答え:いくら言われても、世の中、お金なんですよ!と言いながら・・・やっぱりお金だけじゃないよな・・・じゃ、何で・・・・
と自問自答したことは、皆さん経験された事があると思います。

「何のために働くのか」という疑問を解決しようとすれば、「何のために生きるのか」を自分なりの回答を持っておく必要があります。そして、「何のために生きるのか」をはっきりさせるためには、「何のために生まれて来たのか」と言う問いにぶつかります。この事がはっきりすれば、目の前の事がすっきり見えてくるものです。

「何のために生まれてきたのか」なんて、人それぞれの考え方ですから、真実なんてありません。しかし、一般の日本人が無意識のうちにどのように捉えているのか、院長である私がどのように考えているのかを説明する事で、少しでも皆さんの考え方の参考になればと思い、述べてみたいと思います。学校では教わらない内容です。でも、知っておくだけで、明日からの仕事に、きっと何かの役に立つと思いますので、参考にして下さい。

入院患者さんに対し、私がよく使うジョークが
「しっかり歩く練習せんと、三途の川が渡れんよ」とか
「あの世はエエとこらしいで。先に逝った仲間が、皆、待ってるみたいじゃし」とか
「いくら、もうすぐあの世なんじゃから、リハビリなんか嫌じゃ言うても、自分では勝手にあの世には行かれんよ。呼ばれるまで待つしかないんじゃ。それまでの期間、寝たきりではしんどいじゃろ。どうせ行く日は決まっているんじゃから、それまではできるだけ元気なほうが得じゃと思うよ」とか
「もうすぐ新車に乗りかえれるんじゃから、それまでは、この車体をだましだまし使おうや」等々と説明しています。

そして、それぞれが「ワシは三途の川は泳ぐから足は鍛えんでええ」とか、「ホンマにあの世はええとこなんか?」とか「今度はどんな新車に乗れるか楽しみじゃな」等々の答えが帰って来ます。

意見はいろいろあるでしょうが、基本的には、皆さん、あの世の存在を認めており、人は、何度も、あの世からこの世へ行ったり来たりしていると認めているようなのです。では、何を目的にこの世に出て来るかと言えば、波乱万丈の人生を楽しむために、そして、その経験により自分の魂を成長させていくために、この世に登場しているんだと言われています。本当かどうかはわかりません。しかし、日本人のほとんどは、この世へ、自分の魂を磨くために登場していると、無意識のうちで認めているようなのです。

もう解りますよね。「何のために生まれて来たのか」。そうです。自分を磨くためです。では、「どうせ、間違いなく死ぬのに、何で苦労しながら生きるのか」。「自分の魂を磨くために生きる」のです。では「何のために働くのか」。お金を稼がないと生きてはいけないのですから、給料をもらうために働くのですが、それだけではないのです。一番の目的は「自分が人間として成長するため」なのです。

すっきりしたでしょう。

だから、日本人は、あらゆる職業を「道」ととらえるのです。看護師道、療法士道、介護士道、医道等、道は違えども上っていく山の頂上は同じなのです。

(おまけ)
幸せって何?

目の前のペットボトル、ある人は「たまらなく美味しい」と言い、別の人は「何だ、この安物の飲み物は!」と文句を言います。貧しい家庭でも、幸せな家庭はたくさんあります。同じ貧しい家庭でも不幸せな家庭は、もちろんあります。お金持ちの家庭でも、幸せな人、不幸せな人、さまざまです。要するに、幸せを決めるのは自分なのです。自分が幸せだと思えば幸せだし、不幸せだと思えば、どんなに恵まれていても不幸せなのです。

皆さん、幸せを運んでくるのは、神様だと思っているでしょう。だから、神社で、「自分や家族みんなが幸せになりますように」と神様に祈っていると思います。でも、幸せを決めるのは、他の誰でもなく、自分なのですよ。そうです。幸せを運んで来るのは、自分と言う神様だったのです。人間は、皆、神様だったのです。ハハハ。

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