※余りにもまとまりがなかったのでちょっと修正しました。調べ物と記事作成を同時進行というのはやっぱりダメだ。なお、金星関係の情報を追記。


阿知賀編18話で元気に光っていた大星淡ちゃんについて考察するぜ!
イヤッホオォオオオォウ!個人的には先日NHKで放映されていた「深海を泳ぐダイオウイカ」に似ているような気がする。髪の毛が。


【先行研究&淡ちゃん関係】
・近代麻雀漫画生活―咲-Saki-ファンに知っておいて欲しい「天照大神」の謎

江衣、宮永星淡、代小蒔の四人の名前に一字ずつ「天照大神」の文字が織り込まれているという説を、わかりやすくまとめています。


・咲グラフ―天・照・大・神
上の「天照大神」について、偶然か否か検討。この文字がキャラクター名に意識的に織り込まれている可能性を示しています。なお、淡ちゃんは初期設定時には「諸星ウルミ」、亦野さんは「大座星江」という名前だったんですね。そうだ、ウルミってヒンディー語で「雷の音」って意味らしいデスよ。柔らかい金属で作った剣の名前なのよね。

・遊び半分― 最強1年生候補・大星淡
淡ちゃんの「淡」の文字に注目、彼女も日本神話の「神」を元にして生み出されたキャラクターであると述べています。なお、コメント欄で「天照大神」は後付けなのでは?というお話も。かなでさんも今後淡ちゃんについての記事を書かれるようなので注目注目!
ちなみにこのコメ欄における私の発言がほぼ今回の記事の内容…の半分ぐらいだと思ってください。


・咲-saki-を考察したりあわあわを愛でるブログ―【画像多め】阿知賀編18話扉絵+白糸台 行ってきました! 前編 後編
淡ちゃん好きの(いい意味で)ちょーヤバいブログ。阿知賀編18話の扉絵である溝合神社の写真あり。この神社はあまり作品内容とは関係なさそう?

・ニワカ咲き―【画像ネタ】超魔物クラス? 大星淡の能力解明キター!?
ふたばのまとめ中心。淡ちゃんの能力考察。咲さんと対になる存在なのではないかというお話に。

抜けなどもあると思います…何かありましたらご指摘ください。
それでは彼女の名字→名前の順で見てゆきましょう。

◆「大星」って何だ?◆
アッハイ、どうも星の名前らしいですよ。

現在私たちが使っている星の呼び名は、西洋から近代以降に移入されたもの。
それ以前にはいろいろな日本独自の星の呼び名が用いられていました。それも地方によって本当に様々。

そして、日本人が「大星」と呼んできたのは…ひとつは金星。そしてもうひとつは、おおいぬ座のシリウス。
詳しくはこちらを!(星の名前がアイウエオ順に並んでいるのでスクロールしてくださいね)
淡ちゃんのイメージとしては金星のほうが近いですかね。金髪ですし。シリウスは青白いので、少し彼女のイメージから外れてしまいますね。
なお、「北の大星」ということばもありまして、こちらは北極星のことだそうです。

◆「大星神社」があった!◆
溝合神社と淡ちゃんの関係は微妙っぽいですが、青森県問屋町というところに、そのものズバリ「大星神社」がありました。
祭られているのは、

御祭神 天之御中主神
(左方) 磐裂神、根裂神、素戔雄神
(右方) 経津主神、武甕槌神、神倭磐余彦神、日本武神

だそうです。 天之御中主神は時代が下るに従い、北極星、あるいは北斗七星の神といわれるようになります。
またこの神社はもともと「妙見宮」と呼ばれていたようですが、妙見菩薩とは北極星を神格化したもの。そのようなことから、神社名の「大星」とは北極星のことだと思われます。

というわけで、「大星」という名で呼ばれる星はみっつ。
その中でも彼女のイメージに最も近いのは前述のとおり金星だと思います。
夜明けの空に輝く金星、すなわち明けの明星は、西洋においては美の女神アフロディーテ、堕天使ルシファーと重ねられていたりします。淡ちゃんのイメージと、そこはかとなく合致しそうな感じ…。
なお京都府の鞍馬寺に祀られた護法魔王尊は、650万年前に金星からこの地球に降り立った存在で、永遠に16歳のままだと言われています。ナ、ナンダッテー?!

「私は実力から言えば高校100年生だよ」このセリフにはそんな意味が!


◆日本神話における「星神」◆
さて、『咲―saki―』においては、日本の神話や伝承を利用しながらキャラクター造形がなされているのはご承知のとおり。では、アフロディーテやルシファーのみならず、日本の星神のイメージ、あるいは星にまつわる伝承が淡ちゃんの造型に影響している可能性もあるのではないでしょうか。

では、その星神にまつわる神話とは…?

実は、日本神話における「星神」は「まつろわぬ神」でありました。『日本書紀』によれば、経津主神・武甕槌命が葦原中国を平定する中、最後まで従わなかったのが星神である天香香背男(アメノカガセオ)、別名天津甕星であったといいます。カガセオって『屍姫』にも出てきましたね。

そしてこの「天香香背男」を征服したのが、「倭文神(しづのかみ)」とも呼ばれる天槌雄神です。
名前に「羽」が入っている点にも注目。もしかしたら阿知賀編の新主題歌のタイトル「TU・BA・SA」とも繋がってくる…?



物語の基層に、こうした神話的なイメージが織り込まれているとしたら。
大「星」淡とシズ、二人の名前から浮かび上がってくるのは、「淡を倒すシズ」という映像。
どうでしょうか?

なおwikiの天羽槌雄神の項目をみたら、

「織物の神が、何故星の神を誅する事が出来たのか、色々諸説ある内の説を挙げるとすると、…織物の中に星を織り込んでしまって、星の神を織物の中に封印したとする説。これは、太陽が沈んでも空に星が残っている事を、どうにか出来ないものかと考えた上での苦肉の策だとされる。」

とか恐ろしいことが書いてありました。そうか!シズの洗ってないジャージで淡ちゃんを包めば勝てるんだ!(憧ちゃんは何を着たらいいんだ)



◆「淡」の意味◆
それでは次に、彼女の名前「淡」の意味するところについて考えてみましょう。とはいえ結論は出せそうもないので、可能性のみを列挙してみます。

①さそり座のα星(アンタレス)・τ星・σ星を合わせて「アワイナイサン(粟荷いさん)、アワイニャドン(粟いにゃどん)」と呼称する地方があるそうです。詳しくはこちらを。そこから来ている可能性がなく…もない?
ただしさそり座は「釣り人」のイメージで捉えられることが多いとか。それ、またのんや。釣り人設定は「大座星江」時代からあったのでしょうか?
もしかして、照以外の白糸台の能力って星座をイメージしたものだったりしないか。菫さんがいて座あるいは「弓星」と呼ばれるカシオペア、たかみーが乙女座あるいはプレアデス星団(ぶどうの房に見立てられることもあったとか)に重ねられているとか。こじつけすぎるか。

アワイニャドン。ちょっと可愛いぞ。

②「淡島神」を元にしたネーミング。淡島神は女性の信仰をあつめた神で、女神とも。wikipedia-淡島神
大国主命の国造りの際、海の向こうからやってきたスクナビコナと同一視されることもあります。その本体がどの神であるにせよ、「船」と結びつきがつよい存在です。もしかしたら彼女も海の向こうからやってきたのかも知れないですね?(ちょっと初出がわからないんですけど、淡ちゃん帰国子女説ってありましたよね)

③「淡」の字を分解すると「火」と「水」になる。これは「火水=カミ」という意味ではないか。
咲グラフさんからコメントで教えていただいた説。ありがとうございます。そうすると、彼女の名前が意味するところは「大星 火水(=神)」 、すなわち北極星、ってことになりますかね。

うーん…今後、彼女についての情報がもう少し出てきたらまた考えます。
今日はこれまで!




ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら… 
あわい ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
 そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ハルちゃぁああああ!! 
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?金星の淡ちゃんが僕を見てる? 
シリウスの淡ちゃんが僕を見てるぞ!淡ちゃんが僕を見てるぞ!北極星の淡ちゃんが僕を見てるぞ!! 

淡ちゃんはいつも、お空からあなたを見守ってくれているもよう。