こんにちは。あおいです。旧年中、身内に不幸がありましたので新年をことほぐご挨拶は遠慮させていただきます。本年もよろしくお願いしますねー!

 さて、お正月ということで皆様、お節やおもちなどを召しあがっていらっしゃるかと思います。…これを書いている人は正月二日目にしておもちから横須賀海軍カレーに切り替えたダメ人間兼横鎮提督ですが、おもちってイイですよね。つきたてのおもちに小豆を載せて食べると最高ですよね。後述する隠語としての「おもち」との関係で変な想像をした人は前に出なさい。

 さて、おもちと言えば阿知賀女子二年の松実玄=サン!
 玄ちゃんにとって「おもち」とは豊満な女性の胸部を指す語でありますが、食品としてのおもちについてはどう思っているんだろう?好物なのかな?まあ、彼女にとっての「おもち」は褒め言葉、何としてでも触りたいと指先が疼くもののようですし、きっと食品のおもちも好きなんでしょう…と予想していますが。
 しかし、玄ちゃんって正月にどんなふうにおもちを食べているの?こんな些細な疑問を抱いて適当に検索してみたところ、面白い発見がありましたのでご報告させていただきます。『咲』本編とは一ミリも関係なさそうですが。

 お正月のおもちの食べ方といえば、お雑煮。お雑煮のヴァリエーションは県や地方によって千差万別。角餅か丸餅か、餅は焼いて載せるのか具材と一緒に煮るのか、出汁はどうする、澄ましにするか味噌にするか…など、よく諍いの種になるところでもあります。
 そして奈良県、吉野地方でどんなお雑煮が食べられているのかというと…家によりますが、味噌仕立てのお雑煮の中に入っている丸餅を取り出し、きなこを付けて食べるのだそうで。

お雑煮マップ1 (三重・奈良・大阪) 
 ググってみたらこんな地図が見つかりました。丸の中に縦線が入ったマークによって示されているのが「きなこのお雑煮」が食べられている場所だそうです。阿知賀編の舞台となった吉野山周辺、憧ちゃんの実家のモデルとされている吉水神社付近にもこのマークが見られますね。
参考:やましろ☆探訪記 阿知賀レポート~第二話『始動』~

 というわけで、玄ちゃんをはじめとする阿知賀女子のメンバーは、お雑煮のおもちを取り出してきなこをまぶし、食べている可能性が高いです。それはつまり、丸餅味噌仕立ての雑煮を作り、おもちににきなこをまぶしながら食べると、俺の嫁であるところの阿知賀メンバーが作ってくれたお雑煮を食べているかのような錯覚を味わうことができる、ということです。
 玄ちゃんが、宥姉がアコちゃんが、灼ちゃんが、そしてシズが、あなたのお正月の食卓に降臨!好きなあの娘が自分のために作ってくれたと妄想するもよし、自分の目の前でシズとアコがお雑煮を食べさせあっている幻影を見るもよし…!お正月、(食品としての)おもちやお雑煮に飽きた方は是非きなこ雑煮を試してみてはいかがでしょう。試したことがないのでアレですが、味噌も黄粉も大豆からできているわけで、わりと美味しいんじゃないでしょうか。あと、地元では廃れつつある食べ方のようなので(上の地図にも、吉水神社付近の家では昔きなこをつけていたが今はやっていない旨のコメントがありました)、吉野に思い入れのある咲ファンが継承してゆくのもアリかもしれません。

 
◆付録 あの娘の食べているお雑煮はこれかもしれない!◆
・岩手県の沿岸部では、お雑煮のおもちを取り出し、黄粉ではなく甘い胡桃ダレで食べるそうです。あるいはお雑煮の中に胡桃ダレを入れたりも。もしかすると、宮守女子メンバーのお雑煮の「おもち」にも「胡桃」が掛かっている、あるいは絡められているかもしれません。充電、充電。
(既出でしたらすみません)

・島根県の出雲、松江あたりでは小豆の入ったお雑煮を食べるそうです。塩味の澄まし汁でつくったお雑煮に小豆を載せ、ハレの日の大事な御馳走であった砂糖をかけて食べるというもの。慕ちゃんがリチャードソンとふたりで迎えるはじめてのお正月、ふたりで食べたお雑煮はこの小豆雑煮だったかもしれません。あるいはリチャードソンが貧乏バンドマン時代、「金ねえけど正月だしせめて雑煮だけでも作ろうぜ」とか言って周藤(質屋)たち仲間と食べたお雑煮もこの小豆雑煮だったかもしれません。成長した慕が閑無・はやりんと三人で初詣に行った後、「今年こそは全国を目指そう!」と誓って啜るお雑煮もこの小豆雑煮かもしれません。でも、どれだけ時間が過ぎ、交友関係が広がっても、慕ちゃんがこのお雑煮を一緒に食べたいひとというのは…ううっ…砂糖をたくさん入れたはずなのにお雑煮がしょっぱいです…ね…。

・このブログは有珠山ファンブログなので有珠山メンバーが食べているであろう北海道の雑煮について調べなければならぬと思った。適当にググったら蟹やイクラの載った雑煮が出てきた。
「イメトレだ。これは髪型が蟹めいた愛宕姉や魚卵を好物とする雀明華と戦うにあたり、精神的に優位に立とう、奴等を雑煮にして食べてしまおう!ということで揺杏さんが作った雑煮なのだ。大丈夫。うちの地域の雑煮は澄まし汁の中に菜っ葉とおもちが入っただけの雑煮だが、別にソフィア・アンティポリスの申し子と戦う必要がない私の雑煮にイクラなど入れなくていいのだ」そう呟いてそっとブラウザを閉じた。現実は非情である。(気になる人はググってみてください)


 
参考:個性が光るお雑煮図鑑
列島あちこち 食べるぞ!B級グルメ―新春番外編 日本全国お雑煮図鑑(北海道・東北・関東編)